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次元を行き来する

養成講座の講座の一つに「リリース法」という講座があります。
こちらは養成講座生だけでなく、一般の方も受けていただける講座となっています。

こちらの講座の用意をしていて、改めて考えたことを書いていきます。

情報と物理

この話をするとき、いつもどこからどう話していくか悩むのですが…

この世界は私たちの脳が持っている情報から具現化したものです。
私たちは意思をもって何かを見たり聞いたり認識しているように思いますが、それは脳が見たいものを見て聞きたいものを聞いて認識しているに過ぎません。

量子論的な考え方が近いかもしれません。

その物がないと思えば存在しないし、あると思えば存在するのです。

言い換えるのであれば、私たちは情報として持っているものしか認識できないということです。
あなたがそれを知らなければ、あなたの宇宙の中でそれは存在しないということ。

だからこそ、皆見ているものが違うし、それぞれ違う宇宙で生きているということなのですね。

情報=知識、精神、智慧、真理、意識、抽象的
物理=身体、物質、事象、具現化、具体的

このように表現することもできるかもしれません。

情報が先、物理が後

ここで重要なのは、情報があって物理があるということです。
物理は情報により作り出されるものです。

あなたが採用した情報により、あなたの世界は作り出されています。

「嫌なことばっかり起こる…」のはあなたがそれを何かしらの理由で採用しているから。
「痩せられない」のも同じ理由。

「そんなことない!」と意識では反発するかもしれませんが、あなたの無意識はその理由を知っているはずです。
その無意識で採用しているものを覆すのは、多くの人にとって困難ですね。

まず、その無意識に気づくことができないから。

そこに必要なのが抽象度を高くした視点、思考なのですね。

シームレスに行き来すること

その視点や思考は、ある意味次元が違うところにあると言ってもいいです。

身体での例はわかりやすいかもですね。

高い抽象度で見ると、その身体が今の状態にあるのは、その人が採用している情報によるもの。
そこから抽象度をずっと下げていくと、身体の部分の問題が見える。
ここが動かない、ここが固まっている。

そこから少し抽象度を上げる。
ここが動かないのはこことの関係で、ここを動かせるようにしてあげればここも動く。
さらにはこことも関係性があり、繋がりはこう。

さらに抽象度を上げると、その人のいつもの動き、癖などがそれを引き起こしていることが見える。

さらには、思考や考え、信念や価値観がそれに影響を与えていっていることに気づく。

このように、一つの物理としての身体を見る場合も、一つの次元だけでみるわけではないのですね。
次元を行ったり来たり、上がったり下がったりして見ているのです。

一つの次元にとどまらない

一つの視点、一つの次元から見えるものには限界があります。
その部分のみしか見えないのは問題です。

問題はそこにある。
けど、本当の問題はどこにあるのか?本当にそこにあるのか?

そういった視点、思考を常に持っておくことが必要なのです。

抽象度の低い、具体的な身体の知識を知る=情報を識ることで見えるものは増えます。
この時、部分を見ながらもその全体性を意識しておくことが必要なのです。

言うなれば、抽象度高い位置から透かして抽象度低いところを見ているような?
抽象度高いフィルターから低いところを見る?

そんな感じです🤣

どっちかだけでもいけないのです。
情報、物理どっちも必要。

どちらかだけでもアンバランス。
何かが欠けている。

今日は結構抽象度高く書いてしまいましたが、これがこの世界の真理なんですよね。
自分に足りないのはどこの視点か?どの思考か?

考えてみて、足りないところを意識してみるのは、ご自身の見える世界を広げるのに役に立つかもしれませんよ?

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