見出し画像

「まちづくりは次のステージへ」

 ご無沙汰しております。
小木の日常を季節ごとに紹介するシリーズは、冬・春を通り過ぎ初夏になりましたので、また別の機会に紹介したいと思います。

2024年1月1日に発生した能登沖地震では小木地区でも震度5強の大きな揺れがありました。
小木町では建物が倒壊するような被害はありませんでしたが、や公園の液状化や道路舗装の陥没が多数あり、今も復旧作業が続いております。

液状化で泥水が噴き出た


さて、2024年5月17日に国の文化審議会が小木町地区を重要伝統的保存地区に選定することを文部科学大臣へ答申しました。今後の官報告示を経て小木町が正式に重伝建地区になる予定です。

2007年に新潟大学都市計画研究室の調査で小木町は歴史的建造物の残存率が新潟県でも高い地区だという事が分かり、それ以降本格的な町並み保存の活動が始まりましたが、それから長期の活動が実を結んでいよいよ重伝建になります。


重伝建選定の答申が出ました(佐渡市役所HPより)


小木まちづくり協議会では2020年9月に小木地区の総合的なまちづくりの方向性を示すため「小木町地区まちづくり計画」を策定しました。

計画の主なポイントは、

・町並み保存事業(重伝建事業)を核に「まちづくり」を進める

・港まちとして栄えた賑わいを取り戻し、地域に仕事を生み、
 新しい人の流れを作る

・若い世代が住み、住民が地域に愛着と誇りを持って、自立、持続して
 心豊かに暮らせる

・それらを実践するためにまちづくりを行う住民組織(地域運営組織)作る

 などです。


計画を載せますので、小木町地区のまちづくりに興味のある方は
ご覧ください。

目指す山の頂は遥かに先ですが、目指す山の頂上を多くの方に理解していただき、我々が進むべき道を相談できたら良いと思います。

小木町地区の「まちづくり」は新たなステージに上がります。これからも小木町地区のまちづくりに取り組んで行きますので、ご理解とご協力をお願いいたします!