かぎ針編みの冬、空き家図書館と個展
ようやく、ひと息つける冬、到来。
ここ数日は温かいハーブティーを飲んでチョコレートを食べて、ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」を観ながらかぎ針編みでもくもくとコースターを作っていました。
エルピス、超良作だったよ。眞栄田郷敦目当てで観始めたけど、みんな演技上手いし脚本自体が面白くて一気観しちゃった。眞栄田郷敦、ますます好きになったわ...。
そんなわけで、編み上がったコースター5枚。
この形が可愛い!と思ってこちらのYoutubeを参考にまず一個。
長編みとかこま編みとかそんな名前すら知らない状態で始めたのに、ちゃんと形になって感動!
過去に何度か編み物の本を参考にやろうとして挫折してきたけど、動画なら理解出来ました。
で、調子に乗って同じ編み方で5枚のコースターが完成。マグカップの下に敷くコースターずっと欲しかったんだ。撮影する時ちょっと可愛くなるでしょ?
土曜日は子供達と家に篭って映画タイム。
ホットココアにミニマシュマロ浮かべて、チョコソースとカラフルチョコスプレーをかけたら、子供達大喜び。
これよ、これ。冬はこうでなきゃ。
昨日はまたちょっと違った編み方のコースターに挑戦。
フチがぽこぽこしてて可愛いでしょ。
こちらもYoutubeを参考に作りました。
昨日も午前中早々に仕事が終わったんだけど、編み物は一旦お休みして、天気も良いし外に出るかと思って相川へ。
空き家図書館で、すがわらさんのフルーツコンポート(サングリアの素)入手。
空き家図書館というのは、島内のどこかで暮らす誰かがオーナーとなり、本棚にその人おすすめの本を並べるというもの。
この下段の空き枠に本を並べに来た方と、ちょっとお話ができた。
お子さん達が小さい頃に気に入っていた絵本をたくさん持ってきたとのこと。「英語の本はなんて書いてあるか分からないから適当に話を作って読んでたけど、それが一番ウケてた」と語る、素敵なお父さんだった。
この「いばらひめ」はさくらももこさんも好きな絵本だったという話を聞き、「確かにさくらももこさんのイラストで、この飾り枠みたいなイラスト見たことある!」とちょっと盛り上がった。
「Naka York Hum文庫」(なかよくはんぶんこ)という、ぱっと見「New York」と読ませようという遊び心あふれる本棚名も好き。面白いなぁ。
違う人生を歩んできて、知らないことを知っていて、物の見え方が違う人と話すのは、すごく楽しい。
ヨシタケシンスケさんの「あるある」な視点にはいつもクスッと笑える。
それでいて、切ない親心もバッチリ把握しているから、涙腺を刺激される。
読後、子供達をギュッと抱きしめたくなっちゃった。
そんな素敵な本や人との出会いがあった、空き家図書館。
そのお隣では、おがわあつこさんの個展が開かれていました。佐渡島内でおそらく一番有名なイラストレーターさん。
そっと扉を開けるとご本人様が温かく迎え入れてくれ、ずっとお会いしたいと思っていた私は「いつもインスタ見てます。イラスト可愛くて大好きです」と伝えることができた。イラストはもちろん、あつこさんご本人も可愛らしく優しい方でした。
写真撮影、掲載許可もいただいたので、彼女の作品の魅力をどうぞ味わってください。
キャンバスに描かれた植物や動物や風景の、優しいこと。楽しいこと。
彼女の目に映る景色を見せてもらうと、お人柄も伝わってくるような。
世界一周旅行に出掛けていた時のスケッチブックも展示してあって、写真は撮っていないけど、そのスケッチブックから抜粋されたポストカードを2枚買わせていただきました。
手前にいる立体の鳥は、ギネファという名前(日本ではほろほろどりと呼ばれる)。
アフリカでは、このぎねふぁがあちこちにいるらしい。アフリカすごく良かったですよ〜と仰っていて、私も行ってみたくなった。
6体いたギネファを1羽1羽手に取って、ちょっと視線を逸らしたようなとぼけたおめめの子が可愛かったので、我が家に迎え入れました。
あつこさんもおめめを描きながら、個性の違ったぎねふぁ達が生まれるのを楽しんだんだとか。
あぁ、やっぱり独自の感性を持って創作している人って素敵。
初対面の私にも丁寧にお話してくださって、とっても充実した良い時間を過ごせました。
ポストカードだけじゃなく、いつかキャンバスに描かれたあつこさんの作品を買って、お家に飾りたいな。
ねー。どれも素敵でしょ。
まずは作品を飾るにふさわしい部屋作りをしないと、豚に真珠状態になってしまうな。
改めて、家の片付けとそれを維持する生活が課題だなぁと思った、年の瀬の晴れの日でした。
ほんと、編み物してる場合じゃないな。
2024年の目標「ミニマリスト風の家づくり」だったんだけどな。見事に散らかっている。
でもまた毛糸買ってきてなにか編みます。
片付けもします。
お出掛けもします。
そしてまた、ここに報告noteを書きにきます。