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テレビ屋気取り #21「青春高校3年C組」(2021.02.01)


面接に落ちては、またすぐに別の会社の面接がやってきて、気付いたら結果が来ている。

なんか流れ作業みたいになっていて、投球フォームを少し変えたりして1人で壁当てを楽しんでいる感覚になってきました。(わかりにくいですね…)

これを書きながら、最近ようやく友人に招待してもらった「Clubhouse」でいろいろなルームに入って話を聞いています。
調子に乗って手をあげたらまさか当てられてしまい、たどたどしく話すことしかできず反省しています。
ただ、今1番気になっている演出の方と直接お話をすることができ、とても勉強になりました。



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《紹介する番組:「青春高校3年C組」》


テレビ東京 毎週月曜日 深夜0時12分~1時

2018年4月から最初の2年間は平日夕方の帯番組として放送されていました。

学校の方針は、漫画やドラマの中でしか見た事のない誰もがなんとなく想像する「理想のクラス」

なかなかないコンセプトの番組というかプロジェクトだと思います。


実は、夕方の帯番組時代はほとんど見たことがありませんでした。(一部生配信があることは知っていたが、、)

夕方時代からの担任教師である三四郎のラジオを毎週聴いているので、運動会や修学旅行のロケに行った話、過酷なダンスの練習をしている話、Vを撮るとき無駄に長回しをさせられる話は、ラジオを通して知っていました。

それなのに番組を見ようとしなかったのは、今思うと少し反省です。


番組2年目からは番組プロデューサーの佐久間さんが「オールナイトニッポン0」をはじめたため、金曜日の三四郎ANNに限らず、水曜日にも「青春高校」のことがたまに触れられるようになり、少しずつ番組への関心は高くなりました。

佐久間さんの後輩であり青春高校の総合演出をしている三宅さん(テレビ東京)がかなり変わっていて、すぐに泣くことや長時間ラインライバーであること、ANN0のゲストとしても登場して、イケメンでリスナーから「ゆうきゅん」といじられたことのインパクトが強すぎて、なぜかそちらの方向から青春高校への興味が湧いてきました。


少し時系列は前後しますが、自分が青春高校を初めてしっかりと見たのは、夕方枠最終回の収録素材垂れ流しをYouTubeで見たときです。


ゴリゴリのお笑い番組でもなければ、ドラマっぽいわけでもない。

企画として何かに振り切っている感があるわけではないのに、3時間以上ある動画を夢中で見ている自分がいました。




映像メディアとしてのテレビ


ある会社の面接である社員の方に言われたことがあります。

「ラジオやテレビが好きなのはすごくわかるけど、映像メディアとして新しくどういうテレビを作ってみたいとかある?」

(あえて「”ある”会社の”ある”社員」と書きましたが、そういうことです。本当に偶然なんですが、、)


以前にこのnoteでも書きましたが、これは自分にとって盲点でした。

例えば「あちこちオードリー」は、トーク番組としてはとても面白いですが、極論企画としてはテレビじゃなくても、ラジオだっていいという話です。


この質問にはうまく答えられませんでした。

それが悔しくて「青春高校」を見るようになりました。
(面接前日もTVerでみたのですが、、)


「青春高校」を見ていて自分なりに出した答えは、
テレビを通して”顔”を見せたい
です。


青春高校の生徒は、もともと入学希望という形で加わったこともあり、テレビの出演者としての知名度は低かったりします。

生徒の中には芸能界での夢を追いかけている人もいて、顔と名前を覚えてもらうという意味で映像であることが大事だと思います。


あとは、やっぱり表情を見せることに意味があると思います。

泣いたり笑ったり、青春高校ではたくさんのドラマが起こっていて、生徒が頑張る姿に勇気や元気をもらう視聴者がいます。

夕方枠の最終回、これまで頑張ってきたことを振り返ったり、副担任の中井りか先生との別れを悲しんだりして涙する生徒たちに、こんな私も涙を誘われました。


自分もこんな青春があったらいいな〜と思ったし、テレビ番組としても勉強になっています。




何か方法はないのか?


先日(2月1日)の放送で、3月いっぱいでの「青春高校3年C組」のプロジェクト終了が発表されました。

もともと地上波での放送に限らず、イベントやユニットでの音楽活動も含めての「青春高校3年C組」だったので、このコロナ禍でそういった活動ができず、いつ再開できるかもわからない状況でプロジェクトを継続させることが難しく、終了に至ったそうです。

青春高校の本編とラジオでも佐久間さんがおしゃっていましたが、先の見えないこの状況で、未来を抱えている生徒たちのスケジュールを押さえておくことはできないというのが、制作としての決断理由だそうです。

「何かできることはないのか?」

ただの視聴者が偉そうなことを言って恐縮ですが、継続するための何かいい方法はないのかと思ってしまいます。

「あなた犯人じゃありません」も面白くて、また別の企画でドラマをやってほしいと思うし、イベントが再開できたらぜひ足を運んでみたいなと思っています。




まとめ


やっぱりテレビって青春ですよね!(真面目に…)




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《今週のおすすめコンテンツBEST3》


「舞台 あゆみ」

・待望のhuluでの配信
・冒頭数分間の感想「舞台あゆみどうなってんだよ!」
・自分は舞台とか演劇を見てこなかったから少し後悔


「相席食堂」ゴールデンSP&ゴールデン延長SP

・夢を見させてもらったゴールデンでの特番
・やっぱり1組あたりをもう少し長尺で見たかった…
・視聴率が低かったというネットニュース、足を引っ張らないでおくれ…
・通常枠をマヂカルラブリーに全フリするストーリー性


「林修の初耳学」

・初耳トレンディ「日向坂46」
・各局各番組から素材を借りてきて、すごく熱量あるVTRに感激
・富田さんが泣いたくだりをクイズにしてしまうというマニアックさ
・サトミツさん泣いておくれよ



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2021.02.07 作成


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