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ジュラシックパークⅢ


こんにちはSADです

今回は2001年の映画作品 

ジュラシックパークⅢについて語って
いきたいと思います

あらすじ

本作は
ジュラシックパークの事件から8年後
の設定で

今回のお話は恐竜たちの住む
コスタリカのソルナ島付近で

パラセーリングをしていた少年
エリックカービーが消息を絶って
しまいます

両親のポールカービーとアマンダ
カービーは息子を探すため

カービーエンタープライズの社長と
いう身分を偽って

恐竜の専門家であり生きた恐竜と
実際に接したことのある

アラングラント博士を結婚記念日
旅行の案内役として同行してほしい
と依頼します

もうあの島へ戻るのはこりごりだと
グラント博士は一度は断るのですが

研究資金を寄付すると言われて
引き受けてしまいます

ジュラシック・パークでもジョン
ハモンドに3年分の研究資金をちら
つかせられまんまと話に乗せられて
いましたが

グラント博士も押しに弱いというか

金を積まれると引き受けちゃうところ
が人間味があっていいんですよね

こうしてグランド博士、助手のビリー
カービー夫妻はソルナ島へ向かいます


監督はこの人!

本作はジュラシックパーク シリーズの
3作目にあたる作品ですが

ジュラシックパーク、ロストワールド
と監督を担当したスティーブンスピル
バーグ から交代し

本作ではジョー・ジョンストンという
人が監督しています

その他の作品では
ミクロキッズ(1989)ロケッティア(1991)
ジュマンジ(1995)

などの作品を監督しています

彼はかねてからジュラシックパークの
続編を自分で監督したいと思っており

スティーブンスピルバーグにもアプローチしていましたが

3作目にてようやく監督ができるよう
になりました

気軽に楽しめる娯楽作品

本作は 第1作目のような
娯楽性を兼ね備えながらも

神様の真似ごとをして生命をコント
ロールしようとする人間の傲慢さな
ども描いていましたが

本作はそうした部分を大幅にカット

また上映時間も94分とタイトな仕上
がりでグイグイと早いテンポで引っ
張り

気楽に見れるジェットコースター
ムービーとなっていると思います

有名な作品は 1作目 2作目は成功しても 3作目でやや失速する作品シリーズも多い印象ですが

本作は意外と根強いファンが多い作品
なのではないでしょうか?

私も初めて 劇場で見たジュラシック
パーク シリーズがこの作品なので
結構好きです

新恐竜スピノサウルス

本作で主役級の新しい恐竜は
スピノサウルスという恐竜です

このスピノサウルスという恐竜は
撮影当時でも

現存している骨格標本が少なく
あまり知られてない恐竜だったそう
なのですが

作中ではティラノサウルスよりも
かなり大柄な恐竜として登場して
います

またワニのような細長い顎やその
フォルムの凶悪さはかなり印象的で

主人公たちを苦しめるヴィラン恐竜
として成功した良い例でしょう

T-レックス VS スピノサウルス

本作で目玉のシーンの一つは何と
言ってもT -レックスとスピノサウルス
の対決でしょう

©ジュラシック・パークⅢ


ジュラシックパーク、ロストワールド
ではラスボス枠の最強恐竜として君臨
していた T-レックスですが

その T-レックスと新しい恐竜
スピノサウルスが激突します

このシーンは当時 劇場で見て胸が
踊りました

本編の様な巨大な恐竜がぶつかり合う
シーンは観客たちのこれが見たかった
んだよ!

という期待に応える様な素晴らしい
シーンだと思います

脅威のプテラノドン

ジュラシックパーク3では
有名な恐竜の一つ プテラノドン
ようやく大きな見せ場を獲得します

©ジュラシックパークⅢ

作中で大きな翼を持った翼竜が飛び
ながら

人間をさらうシーンは怖かったですね


実際のプテラノドンは
翼を広げ気流に乗って滑空するように
飛ぶことはできても

激しく羽ばたくことはできなかったの
ではないかという学説があるのですが

映画本編では コウモリの飛び方と
アホウドリの飛び方を真似て

プテラノドンの動きをつけたと
スタッフは語っています

しかし実際の事実とは違うとしても

映画内で縦横無尽に飛び回るプテラ
ノドンには説得力があり

フィクション 作品としての正しい
誇張表現だと思います


ジュラシックパークといえば
あの恐竜

ジュラシックパークでも代表的な恐竜
ヴェロキラプトルも引き続き登場します

本作のラプトルは前作よりもフォルム
が少し変わっています

制作時にラプトルの頭蓋骨が

いい状態で発掘された為以前までの
偵察が覆されたとスタッフは語って
います

比べてみると若干顔が細長くなった
ような感じがして

©ジュラシックパーク

羽毛のような痕跡もあったことから 
頭に太い体毛のような物が追加されて
います

©ジュラシックパークⅢ



原型復元機

作中ヴェロキラプトルの共鳴腔という
体のパーツを復元する機会が出てきます

これは要するに 今で言う 3Dプリンター みたいな技術だと思われるんですが

少し調べてみると初期の3 Dプリンターはすでに1980年には完成しており

90年代には会社や企業でも使用されて
いたそうです

3Dプリンターが話題になってきたのは 2013年あたりらしいですけど

もうすでに2001年の映画で使われて
いたんですね

スタン・ウィンストンと ILM

ジュラシックパークでは見事なCGと
アニマトロニクスが映画のリアリティ
に貢献しましたが

本作でも
スタンウィンストン率いる 

スタンウィンストンスタジオで製作
された

アニマトロニクスという人が遠隔操作
で動かすロボットと

ILMという会社で制作されたCGの恐竜
を使用しています

メイキング映像などで見ると

実物大の巨大な恐竜が人の手で動かさ
れている光景を見るのは非常に感動で
きます


アイアンマン2のウィップラッシュの
ような装置をつけて スピノサウルスを
動かすスタッフの一人↓

©ジュラシックパークⅢメイキング


また CG は
一番最初にマケットと呼ばれる
精密な彫刻を作り

その彫刻を精密にスキャンして
コンピューターに取り込んでいきます

こうすることによってマケットと
そっくりそのままの CG ができるよう
になります

2001年公開の映画でここまで GG が
進歩していたとは驚きました










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