ソダシ、アカイトリノムスメ、ミスフィガロ、金子3頭出しを含めて、ノーザン系が10頭出走の秋華賞(G1)をどう読むのか?
先週、毎日王冠に2頭、京都大賞典に1頭
出走させていた金子は京都のマカヒキでやった。
今週は秋華賞に桜花賞馬ソダシを含めて3頭出し。
しかもノーザン系の馬がクラブ、オーナーズ、
共同所有を含めてなんと10頭というカオス状態。
1人気は桜花賞馬ソダシ、
2人気はオークス馬ユーバーレーベンでなく、
ルメールのファインルージュとなっている。
まずソダシだが、前走の札幌記念で
3歳牝馬の身ながら古馬をなぎ倒している。
52kgという軽量だったがG2勝ちを収めた。
それが私には、3牝限定の秋華賞を譲る代わりに
古馬混合の札幌記念を頂いたように見えたのだ。
G1とG2、グレードは違えど、
どっちが格上の価値あるレースかは考えればわかる事。
さらに先週マカヒキでやったばかりの金子は
札幌記念の結果を含めてここではヤラズと見ている。
そうなると、先週マカヒキが勝った京都大賞典で
1番人気を背負って2着に負けたアリストテレスの
近藤英子アールドヴィーヴルが気になってしょうがない
尊敬する清水成駿氏はこう言っていた。
競走馬がひとつの投資であり、
利潤の追求のひとつの形である以上、
走らせる側のそれぞれの利害バランス、
強弱関係が着順にかかわってくるのは当たり前。
そして、同じ利害なら、
当然「持ちつ持たれつ」の協力関係が生まれるだろう。
勝つのは一頭、それなら持ち回りの順番で、
と考えるのは、うがちすぎだろうか。
そう考えると、ノーザン勝己がバランスを考えれば、
金子が借りを返す相手は近藤英子しかいない。