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平野啓一郎さん

作家の平野啓一郎さんにnoteを使っていただくことになりました

平野さんとは、コルクの佐渡島さんに紹介していただいて知りあったのですが、今回、新作の小説を編集するのをお手伝いすることになって、このようなことになりました。佐渡島さんとぼくの2人で、編集を担当して、新作をいっしょにつくることになっています。

平野さんも佐渡島さんも文学的なタイプのひとですが、ぼくはあまりそうでもないので、いっしょに仕事をするのは相性がいいのかもしれないと考えています。今回、作品と同時に考えていきたいのは、文学作品をつくって売るという仕事のやりかた全体についてです。

音楽も同じだと思うのですが、時間をかけて作品をつくって、本やCDにして、それをファンに買ってもらうという仕事のやりかたが、変わってきていると思います。もちろん、いままでと同じやりかたも続くと思うのですが、ネットを生かした、ほかの道もあるだろうということです。

平野さんのnoteでは、作品をつくる上での考え方や、日常の雑記、創作ノートの内容などに加えて、自作や影響を受けた作品の朗読なども掲載していただく予定です。実際に昨日、新刊『透明な迷宮』の一節を朗読してアップロードしていただきました。

濃いファンとはより濃いコミュニーケーションを、普通のひととは普通に、そうでもないひとはそれなりに、いままでよりも自由にやりとりできるところが、ネットのいいところですよね。そんな場を平野さんといっしょにつくっていければなと思っています。

ところで、7/30(水)の夜23:00〜、テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」でそのときの模様が放映されるかもしれません。関東近郊にお住まいの方はご覧いただければ幸いです。

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