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税理士試験奮闘記(その3)

こんばんは。ドラマー税理士さだです。
『税理士試験奮闘記』その3です。

※その2はこちら↓↓↓↓↓↓↓↓↓

1.税理士を目指してみる

さて、「会計事務所への就職。。。アリかも。」と考えて簿記の勉強を始めたのですが、簿記2級テキストをひと通り勉強し終えた頃に「どうせなら税理士とか目指してみちゃおうか」なんて考え始めたんですね。
『第2の人生!目標はデカく!』みたいなノリですよね。
当時はまだバンド活動継続中でしたが、バンドを辞めた後に(目標を無くしてしまって)心が空っぽになるのが嫌で、そんな、なんとなく未来が怖かった私は目標を見つけないと生きられない感じになってたんですよね。

ということで、資格の学校TACの説明会に行くわけです。なんやかんや言っても税理士試験ってどのくらい難しいのかな?とか、学校に通うとしたら学費はおいくら?とか、分からないことだらけですからね。

で、説明会に行って分かったのが
①税理士試験を5科目合格すれば税理士になれること
②1科目合格するのには600時間くらいの勉強が必要であること
③TACでは3年間で5科目教えてくれる80万円くらいのコースがあること
④仕事をしながらでも合格できる試験であること

説明会を聞いて感じたのをまとめると、「とにかく税理士試験はやる気と根性があれば合格できる試験だよ!」という事でした。
俄然やる気になってしまいましたよね。

ただ、後になってわかるのが
私は受験資格が無いこと(がび~ん) 

ということで説明会を聞いた時は、税理士講座(3年コースのやつ)を受ける気満々になっていた私ですが、税理士試験の受験資格を得るために泣く泣く簿記1級の講座の申し込みをすることになったのです。

2.いよいよ学校のスタート

さてさて、ということで簿記1級の講座が9月からスタートしました。まさか、この自分がこの歳で学校に通うなんて。想像もしてなかったですよね。
でもでもでも、とにかく楽しかったです。学校。本当に。

思い返せば小学校・中学校・高校・大学、全部大好きでした。もともと学校大好き人間なんですよね。だからTACも毎回すごく楽しかったです。

学校は通学していました。その頃住んでいた家から学校までは片道1時間くらいかかるのですが、それでもやっぱりWeb講座ではなく、通学をしていました。WebとかDVDとかの通信講座で勉強する場合の利点も沢山あるとは思うのですが、結果論かも知れないですけど、やっぱり私は通学して良かったなぁと思っています。

ということで、通学して良かったなぁという点をまとめてみたいと思います。

3.学校に通学することのメリット

①授業で分からなかったことを直ぐに先生に質問できる
私の場合は、むしろ『授業後には必ず先生に何かしら質問する』というマイルールを作っていました。そう考えておくと授業中の集中力も高まる気がします。

②生徒同士で情報交換ができる
どういう勉強方法をしているのか、毎日どのくらい勉強しているのか、等ももちろんですが、どんな会社でどんな仕事をしているのか、という話も単純に面白かったです。なんせ社会経験が不足気味なので。笑
生徒同士の会話で感じたのは、ネガティヴな発言をする人が意外と多かったことですね。忙しくて勉強する時間がない、試験が年々難しくなってきている、合格率が低いから受かるのはこの教室の中の一人くらい、とか、そういう感じです。そういう発言を聞いた時は、「俺は(私は)受かるけどね」と思うのが一番ですね。確かに合格率が10%とかだったりするので、そういう人達に流されてしまうと90%の方に入っちゃいますよね。

③テスト(答練)のプレッシャーが違う
やっぱり試験本番でいつも通りの実力を発揮しないといけないので、試験会場独特の殺伐とした雰囲気には普段から慣れておいた方がいいと思うんですよね。
特に簿記とか税理士の試験て、電卓を使うので、試験会場によっては隣の人との距離が結構近いので電卓をめっちゃ強く打つ人(ほんと電卓壊れるんじゃねえか?ってくらいの人たまにいるのよ)とかが隣だと死にますよね。
なのでどんな状況でも自分の力が発揮できるように、普段から戦場に足を運んでおくことをオススメします。

④ライバルの存在をリアルに感じられる
Webだとライバルの存在があんまり感じられないのがデメリットだと思います。本当にわずかな差だと思うんですけど、『こいつに負けちゃダメだ!』という気持ちが日々の勉強の『あと5分だけ!』に繋がると思うんですよ。
テキストがボロボロで付箋だらけで、自習室でボソボソボソ…みたいな受験生を見ると『俺もやらなきゃ!』という気持ちにさせられますよね。

4.簿記2級の試験を受ける

さてさてさて、そんなこんなで『あー、税理士試験の勉強したいよー!!』と思いつつも、簿記1級の勉強を頑張っていました。
そして毎回の授業後に先生に質問しに行っていたので、先生とも仲良くなってきて、質問以外にも雑談とかもするようになっていました。

そんなある時、先生に簿記2級を(もちろん簿記3級も)持っていないことを話すと「簿記2級の試験も一応受けておいた方が良いよ」と勧められました。
ということで11月に簿記2級を受験。
そして受験したその日に簿記2級のテキスト&問題集は全て破棄!
(ものを捨てたい癖が強めの人間です。)

おさらば簿記2級!俺は先に行くぜ!


ということで次は(次こそは)税理士試験の話まで進みますように!
その先には地獄が待っている。。。

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