租税教室 ~小学校で税金の授業(講師)をしてきました。~
こんにちは。ドラマー税理士さだです。
タイトルにある通り、今日、小学校で租税教室(税金のお勉強)の講師をしてきました。
学校の先生って憧れがあったんですよねー。
だから、税理士になったときに税理士会から租税教室の話を聞いた時には「是非ともやってみたい!」と思い、参加を希望させていただきました。
今日伺ったのは、事務所から車で10分くらいのところにある南浦和小学校という学校です。
学校の正面玄関から入るや否や、校長先生から「おはようございます!」と大きな声で挨拶していただき、ビックリしました。
正直、怖い校長先生だったらどうしよう。。。という不安があったのですが、それも一気に吹き飛ぶような明るい校長先生でホッとしました。
挨拶の後、校長室に案内していただいたのですが、なんと廊下を通り過ぎる子供たちが校長室を覗きこみ(ドアは空けてあったので)校長先生や私に対して「おはようございます!」と元気に挨拶をしてくれるのです。自分が小学生の頃は校長室なんて近づくこともなかったし、校長先生といったら月に1度、朝礼で何かよく分からないことを話す人、くらいにしか考えてなかったのに。校長先生が言うには、ちょくちょく校長室にも児童が遊びに来てくれるみたいです。確かに、校長室を見渡すと、本棚に絵本などが置いてあるんです。きっと子供たちからも好かれている校長先生なんだろうな、と感じました。
さて、肝心の「税金の授業」ですが、私自身初めての経験なのでめちゃくちゃ緊張していました。
校長室は2階。そこから階段で6年の教室がある4階まで上がると、6年生が沢山!めっちゃ賑やかです。
担当する6年2組の教室に入ると近くにいた生徒さんから直ぐに「よろしくお願いします。」と挨拶をしてもらえたので、その一言で緊張もだいぶ和らぎました。教室を見渡すと思ってたより教室が狭くて驚きました。あれー、教室ってもっと広くなかったっけ?とも思いましたが、きっと自分が通ってた小学校もこのくらいの広さだったんでしょうね。
さてさて、そんな感じで緊張しながらも授業の準備をしていると、とうとうチャイムが鳴り授業がスタート。担任の先生から紹介され、まずは自己紹介から始まりました。
そして「今日のテーマは『税の大切さ』です。みなさんと一緒に『税の大切さ』を学べたら良いな、と思っています。」という風な感じでテーマを発表して、授業は進んでいきます。この辺りはまだまだ緊張してます。
でもその緊張も徐々に和らぐのです。だって、とにかく子供たちが可愛くてしかたない。本当にいい子たち。
授業も積極的に発言してくれて、「税金って、消費税以外にはどんな種類があるか知ってますか?」と聞いたところ、「所得税!」「法人税!」「住民税!」とか。みんなよく勉強してるんですねー。マニアックなところでは「固定資産税!」「事業税!」とか言ってくれる小学生もいて本当に驚きました。
「税金の種類って何種類くらいあると思いますか?3択にしましょう。1番、うーんと、約20種類。」と言うと「あー、今考えてたから1番じゃないなー」「いや、作戦かも知れないよ」とかの反応があったりして、ほんと面白くてしょうがない。そして黒板に
①約20種類(グー)
②約50種類(チョキ)
③約100種類(パー)
と書いて「じゃあみんなで私とジャンケンして、自分が選んだものを出して私に勝った人が正解です。商品は無いけどね!」と言ってジャンケンをします。因みに私はパーを出します。つまり「②約50種類」が正解ですね。
あとは「お店で110円のものを買ったら、そのうち消費税が10円含まれているかと思うんですが、お店の人はその10円を何処に持って行くでしょうか?」と質問すると「国会!」とか答えてくれました。なかなか「税務署」という答えは出てこなかったんですが、みんな一生懸命、色々と考えてくれました。
そんな風に授業は進んでいきました。楽しくて45分の授業があっという間に終わってしまいました。もっともっと長くやりたかったです。
初めての授業ということで、緊張はしましたが、何より子供たちが楽しそうに授業を聞いてくれたのが一番うれしかったです。
南浦和小学校、6年2組の皆さん、ありがとうございました。
さて、次は中学校。
これまた緊張しちゃうなー。
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