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【要注意】マジメにやりゃあいいってもんじゃあない

日本人はマジメです。勤勉であり、仕事にもミスがないように、ルールに違反しないように取り組みます。遅刻なんてもってのほかです。

…でも、たまには息抜きしたってええんやで。

Webライターのサダと申します。
現在、【書く習慣】の「1ヶ月書く習慣チャレンジ」に挑戦中です。今回は25回目となります。

今回はマジメな人に向けて、物申したいです。

というのも、私が勤務している会社の同僚に、スゴく真面目な人物がいて、その人は何をやるにも一生懸命、全力投球するタイプなんですね。

一見すると、真面目というのはスゴく良いことです。

何事にもまっすぐで、不正は許せない。自ら率先垂範していく、社会人の鑑ともいえる理想的な姿が思い浮かぶのではないでしょうか?

良い面に焦点が当たりがちな一方で、
そんな「真面目」にもデメリットは存在します。

ここで具体的なエピソードを1つ紹介したいとおもいます。

会社の同僚のOさんは女性なんですが、スゴく真面目で、曲がったことは大嫌いなタイプの方です。

そんなOさんと、製品検査の業務を行うことになりました。

私は、業務上、求められている範囲の精度で検査を実施していました。

しかし、Oさんは完璧を求めて、隅から隅まで丁寧に検査していました。それこそ、じっくり時間をかけて要求されていないものまで検出しているのです。

検査って、時間をかけようと思えば、いくらでも時間をかけてしまうことができるんですね。

そして、時間をかける程、生産性は低下します。

生産性の低下、イコール、損失です。

その真面目によって会社に不利益が生じていることになります。

この場合は、完全にOさんの真面目さが裏目に出てしまっているのです。

それをOさんに理解してもらおうと説明しました。理解はしてもらえたのですが、結局、検査のスタイルは変わらず、大幅に時間がかかってしまいました。

この場合、総合的なバランスを見て行動する必要があります。

・検査に時間をかけすぎず、生産性を上げる。
・時間をかけて不具合はしっかり検出する。

この2つは相反する内容です。

この両方のバランスが必要なんですが、彼女は真面目なので、仕事はきっちり時間を掛けて、完璧に見落としを発生させない。って一面だけにフォーカスしてしまっているのです。

その挙げ句、検出する必要のないものまで見つけて、上司に報告して、問題がないことの確認をしている有様。そこでも時間はロスします。

でも、彼女の考え方を変えることは、誰にもできないのです。

助言はできますが、それを受け入れるかどうかは彼女の判断です。強制することはできません。

このように、何でもマジメにやりゃあいいってものでもないんです。

ここで、私が思う真面目にやることのデメリットを3つ挙げてみました。

  1. 時間とエネルギーの消費
    真面目に取り組むためには時間やエネルギーが必要です。他の楽しみやリラックスする時間を削る可能性があります。

  2. 完璧主義の罠
    真剣に取り組む人は完璧を求める傾向があります。小さなミスでも自分を責めたり、ストレスを感じることがあります。

  3. 関係への影響
    真面目すぎることは他人に対してプレッシャーをかける場合があります。また、楽しい雰囲気を壊したり、他の人との関係に距離を生じさせる可能性もあります。

これらのデメリットがある一方で、真面目に取り組むことで達成感や成長を得ることもできます。バランスを取りながら取り組むことが大切です。

そう!バランスが大切。

余談なんですが、Oさんは言葉遣いもマジメです。

休憩に行くときは、
「今から休憩に行って参ります」

私が休憩に行くときには、
「承知しました。行ってらっしゃいませ」
と言ってくれます。

メイドカフェか!(笑)

Oさんも悪気があってやっていることではないんですが、もうちょっと肩の力を抜いて、「たまには息抜きしたってええんやで」って言ってあげたいです。

なんかグチみたいな感じになってしまいましたね💦

次回は気分を変えて、もっと楽しいことを書きたいなと思います。

長くなったので、ここまでにします。

読んでいただいてありがとうございます。

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ではまた。

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