見出し画像

新型iPhoneより、むしろ新型ATMに萌える秋

「いや、もはや『間違い探し』じゃん!」

今回のApple新製品発表を見て、そうツッコんだのは、きっと自分だけじゃないはず……。ぶっちゃけ、何もかも変わらなすぎですよね? まぁ、技術的にはすごいんだろうけど。

そんな私が最近、胸をときめかせるデジタルデバイス——それが新型ATMです。

たとえば、2019年にリリースされた、セブン銀行ATMの第4世代には度肝を抜かされました。自宅の近所に設置されたのは、たしかコロナ禍以降、つい数年前のことです。

親しみやすいUI、心地よい効果音、そして大型の2画面モニターは、まさに往年の名機「ニンテンドーDS」。使っていて、すこぶる気持ちがいいんですよね。

さらに2024年春、今度はローソン銀行が第2世代の自社ATMデバイスをリリース。それがつい先日、弊社最寄りのローソンに導入されたんです。これは、まだレアですよ!

きっとまだ限られた数しかない新世代機(撮影:三ツ村崇志)

第2世代ローソン銀行ATMは、なんとモニターがタテ型化。間違えなくiPhoneなど「スマートフォン」の形状を模したのでしょう。ふむ、確かにこっちの方が正解かも。

ときを同じくして、競合となるイオン銀行(ニンテンドーDS型)、イーネット銀行(スマホ型)も新型ATMを導入しています。今後、これらが主流となるんでしょうね。

一方、先行するセブン銀行も第5世代の開発に余念がありません。次は「ATMという名前じゃないかもしれない」ほどの変化を想定しているとかいないとか。なんか、すごそう。

しかし、そのリリースは2030年前後。デバイス開発スピードはスマホに及ばないものの、次世代ATMビジネスがどう変化するのか、気になります。


※こちらはBusiness Insiderのメルマガ(無料)用に用意したコラムです。私は水曜担当になっておりますので、もしよろしければ、こちらのリンクからお申し込みを!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?