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「S&P500は買うな」と囁くのよ、私のAIが

「いや、S&P500は、大人の嗜みでしょ」

かつて、とあるビジネス系インフルエンサーがネット番組で、そう豪語していました。その方に対して、個人的に是非もないですが、このコメントに対しては「まあ、そうかもなー」と感じたのは確かです。

なにしろ、2022年段階において、S&P500における過去10年の平均リターンは年間約14.7%。一般的な投資成長率は年間4〜7%と言われるので、S&P500がいかに効率的か分かりますよね。

ただ、この4月以降、S&P500をはじめとする米国株式のみならず、先進国株式にも「投資するな」と、私のAIが囁いているんです——。

あ、失礼。「私のAI」というのは、前回ご紹介したロボアドバイザー「ロボプロ」のこと。実は先週水曜から、自分でも運用し始めました。で、その最新ポートフォリオが……

新興国:37.70%、米国債券:29.25%、金:28.62%、現金:4.42%、以上。

え、米国はおろか先進国もない!?

でも、たった数日の運用ですが、着実に結果を残しているんですよねー。実際に金融庁の調査でも、過去3年で35.4%の累計リターンを残したとリリースされています。

AIが投資判断を行い、毎月投資配分を変えていく「ロボプロ」。ロボアドバイザーは数あれど、このようにAIが随時判断を行うプロダクトは、他にないんだとか。

そのため「ロボプロ」では透明性を重視し、投資配分の推移を示すレポートを毎月発行。それ見る限りこの4月以降、米国および先進国株式を購入していないことが分かります。

2023年4月以降、米国株式と先進国株式の配分は0%

ううむ……こ、これは!? この話を信じるか信じないかは、あなた次第。現場からは以上です。

追記:2023年8月29日のリバランスによって、投資配分が変わったようで、同年9月1日現在のポートフォリオは、金:29.74%、米国債券:25.29%、米国株:23.72%、新興国株:19.05%、現金:2.20%になっています。


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