電気代値上げ前に一役か!? 「マネーツリー」新機能、"光熱費インサイト"が面白い
可視化って、こんなにも無慈悲なものでしたっけ?
人気の家計簿アプリ「マネーツリー(Moneytree)」が、10月11日にリリースした新機能「光熱費インサイト(ベータ版)」。これに一発K.O.されてしまいました。
なにしろ、毎月の光熱費(電気・ガス・水道)を、全国平均と自動で比較してくれるというこの代物。シンプルかつ明快なUIで、まざまざと現実を突きつけてくるんですよね。
その結果は——
えぇぇぇ、およそ2倍!? 「ウチの電気料金は高い方だろう」とは思っていたものの、まさかここまでとは……。
と、メーターライクなUIがレッドゾーンに振り切れている様子は、思った以上に焦燥感を掻き立てます。言うまでもなく、自分らが悪いんですけど。
そんなこんなで我が家では、できることから「節電」に着手。まずは、いつもフル稼働している浴室乾燥機の利用時間をどこまで絞れるか、という点から始めてみました。
ちなみに光熱費インサイトは、同社のサブスクサービス「マネーツリーグロウ(Moneytree Grow)」ユーザー向けの機能。年額3600円(月額換算300円)を支払えば利用できます。
ただ、光熱費は居住地域や家族構成によって、大きく上下するもの。この機能は「AI搭載」とのことですが、それらの要素も分析対象とした結果なのかは、少々気になるところです。
とはいえ、燃料価格の高騰で実施されてきた、電気・ガス料金の政府補助は10月の使用分で一旦終了。12月の請求分から、また値上がりするわけで。
まさに、この新機能リリースは、良いタイミングだったのかもしれません。
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