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都立中の男女別定員 男子だったら長女は合格してた

2023年9月、全国で唯一残る東京都立高の男女別定員制について、都教育委員会は、来年1~2月に実施する2024年度入試から全廃する方針を固め、大きく報じられました。

「男女平等に反する」という声を上げ続けた尊い方々がいて、この時代錯誤で、しかも公立高校で、当たり前のように続いていた制度が動いた。ほんとに尊いです。

しかし一方で、都立中、そして令和5年からスタートした都立小学校でも、相変わらずの男女別定員が続いています。

私のブログを見返すと分かる通り、長女は補欠で繰り上がれずあと2人というところで不合格となりました。enaではデータ作りのために、受験後の得点開示を塾に報告するのですが、先生には「男子だったら合格してたね」と言われました。悔しいというより、その一言に救われました。

決まりだし、抗えない。公金を使いダイバーシティを語るなと言いたいです(また入ろうとしてる訳ですが^^

今回のことで「差別を感じないのが特権だってこと」という言葉が身に沁みました。

不合格が決まったときも、いまも、長女は前を向いて今の私立中の生活をENJOYしています。都税の恩恵を受けられず、お財布には痛いけど、結果的に本人の性格には今の学校があってるみたい。なので、いいっちゃいいけど、制度としては間違ってると思います。

この問題を話すと男子のママに「男子がバカだって言いたいの!?」って言われたりしたけど、そんなんじゃなくて、努力が平等に評価される制度であってほしいです。


【追記】10/27に都立中学も男女別定員撤廃の記事が出てました。