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解決策は、全部やめてみること。

革・帆布こもの作家のsaco. です。

休日ハンドメイド作家をはじめて早4年目。

ハンドメイド作家をしていて、
最近特に思うのが、
『いかに継続をしていくのか』、
という壁がある、ということ。

ほんと、続けていく、ってとっても難しい。

はじめは、もう作ることが楽しくて、
それだけでどんどん夢が膨らんでいって、
頭にあるイメージをモノに形作っていく。

それだけでもうとっても楽しいんです。

そこから人に売れる、喜んでもらえる、
そこを知っていくと、
もう沼。

最初はWEB販売だけで満足していたのが、
今度は対面で、直接感想をもらいたくて、
イベントに出展して、お客様に直に買ってもらって。

もうとっても充実して、楽しくて、
また次を頑張ろう!ってさらに意欲的になって。


でも、これ、ある程度したところで、
たくさんの方からの感想や意見をいただく分、
迷いも出てくることがあります。

「あれ?自分、何作りたかったんだっけ?」
「なんのために、私作ってるのかな?」

もう、これが出てくると、一気に急降下。
迷宮入りゾーンに突入。

ハンドメイドをすることがしんどくなってしまうんですね。

好きなモノ作って、
気にいってくださって、購入してくださる方がいて、
喜んでもらえて、
そしてその対価で、お金もいただけて。

幸せに越したことないんですけど、
やっぱり迷うんです。

人間、贅沢ですよね。

そうなると、思考が全部停止して
もう、何もやりたくなくなる。

そんな時は、一度全部休むことをおすすめします。

かく言う私も、つい最近までその状態でした。
全部やり切った感はある、
もうええかな、
で、一度全部ストップしてみました。

そして、ふと考える。

一番の嬉しいことってなんだろう?




まずお仕事として、

・自分の作ったものが売れること
・自分の作ったものが他の人に認められること

って、すごく嬉しい。

これと同時に、
一番の喜びとなることが、


『 自分の作ったもので、他の人が喜んでくれること 』

これって、他の仕事でも同じですよね。

自分がしたことに対して、誰かが喜んでくれること。
誰かが楽しんでくれること。

すごく大事なことで、一番嬉しくなる。
誰かの笑顔のもとになれてる。

なんて素敵なことなんでしょうね。
最高の仕事だと感じています。

ここまででも大きな喜びです。


そして、最近知った、
一番嬉しい瞬間。


それが、
『 自分の作ったものを、買った人が
  喜んで使ってくれている姿を見ること 』


これだ、と思いました。

誰かが買って、喜んでくれる。

そこから、“使って“ 喜んでくれる。

ここが、自分にとっていちばん嬉しい。


もちろん買って喜んでくださる姿だけで、
もうめちゃくちゃ嬉しいことなのですが、
さらにそれを本当に使ってくれて、
るんるんでそのことを伝えてくださる。
その姿を見せてくださる。

その瞬間は、いつも本当に、じ〜んとなって、
言葉も出ずに感無量。
うれしさを噛みしめてたな。

その一番嬉しい瞬間、その時の気持ちを思い出しました。




しんどくなって、立ち止まった時、
自分が何をしたいのか、
何を作りたいのかわからなくなった時、
一度立ち止まる。
全てをやめてみる。

そうすると、
なぜか自然と注文がやってくる。
しかもそれは、全く知らない、
遠い場所に住む、人生で出会うことがなかったであろう方からの注文。

そして、売れることのうれしさ、
使ってくれることのうれしさに
もう一度改めて気づく。

自分がしていたことが間違っていない、
誰かが喜んでくれている、と言うことを知れる。


この流れに、私はいつも助けられています。

迷ったら、疲れたら、
一度止まる。全部やめる。

そして、初心を思い出す。



つい最近も、この流れに救われました。

ハンドメイドに限らず、
普通のお仕事もそう、
自分の頑張っていた趣味もそう、
初心を思い出す。
嬉しかったことを思い出す。

それだけで、
めちゃくちゃすごいパワーになりますよ。

悩み続けて机に座ってても、
何も良いものは出てこない。

一度、全部休んで、やめてみる。

必ずどこかで、またやりたくなる時は来ます。
そして、途端に
やりたいこと、良いアイデアが
波のようにやってきて思いつく。

そしたらまた、
続けていく力が湧いてくるのです。

そうなったら、
自分すごいやん!また続けれてるやん!って、
たくさん自分を褒めてあげましょうね。

同じ悩みを抱えている方に、届きますように。

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