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好きだったゲームの話#2[ポッ拳編]

ドーモ、Sacです。
好きだったゲームの話という建前の自分語り記事、第2弾です。
2回目もゲーセンのゲームですよ。名前だけチラッと知ってる人はいるかもしれない。ハイ、こちら。

ポッ拳

圧がすごい

ということで、第2弾はポッ拳について自分語りしていきます。
主にはアーケード版になるのかな。家庭版に移行してからは隠居勢だったし。
ではやっていきましょう。

◆ポッ拳ってなんだよ?

ポッ拳は、2015年7月16日~2019年3月25日まで稼働していた1VS1の対戦格闘ゲーム。2016年3月18日にWiiU版が、2017年9月22日にSwitch版が発売された。
ジャンルは……「ポケモンアクションバトル」だそうです。平たく言うと、ポケモンの格ゲー。まぁ、これは相当乱暴なジャンル分けして言ってるんだけど。

大きな特徴が3つあって、1つ目は攻撃が通常攻撃・ブロック攻撃・つかみ攻撃の3すくみになっているということ。(例外アリ)通常攻撃はつかみ攻撃に強く、ブロック攻撃は通常攻撃に強く、つかみ攻撃はブロック攻撃に強い…って感じ。
2つ目は、ゲージがMAXになった状態で特定のボタンを押すと共鳴バーストが出来て、ゲージ無くなるまで自己強化出来て、共鳴バースト中に1回だけバーストアタックっていう暗転技が使えるということ。
あと1番大きな特徴は普通の格ゲーと違って3Dで動けるフィールドフェイズ普通の格ゲーのような2Dのデュアルフェイズの2つのフェイズを行き来して戦うということ。
大きな特徴としてはこんなところかなぁ。
まぁ詳しくは例によって公式HPを見てね。詳しく書いてあるよ。

◆お前のポッ拳はいつから?

実は割と稼働初期からやってる。まだ追加キャラ無しだった頃から。
友達に誘われて始めたんだけど、ドハマりしたね。友達と一緒にやったっていうのが大きかったかも。
全員C1とかB1とかでちょっと詰まってたりしたんだけど、結構トントン拍子に進んでいった。……俺を除いて。
その辺について書いていこう。

◆使用キャラその1

当初、俺はルカリオをメインキャラに使っていた。
ルカリオ、ワカル?あの青い、犬みたいな…二足歩行でさ…。

そうそう、こいつ

性能としてはバランス型の主人公タイプ(だと思う)。
弾、昇竜、突進技と格ゲーにおいて必要なものは一通り持っている。
最大の特徴としては共鳴バーストするとグンと火力が上がるということ。
共鳴バースト中は手が付けられないくらい火力が上がる。それを活かして戦うキャラクター。まー、言っても火力に関しては研究が進んだり、調整が入ったりして通常時でも高火力が出せるようになっていくんだけど。
特に重要な技が踵落とし(✜上X)・はっけい(✜後A)・しんそく(✜上A)・ボーンラッシュ(✜前A)・はどうだん(A・溜め可)・強攻撃(X)あたり?にわかだからまぁ、「これも重要だろボケが!」っていうのがあっても許して。
✜上Yとかで地対空出来たり、踵落としでつかみ攻撃潰すと超火力出たり、ボーンラッシュから結構オサレコンボ出来たり、待ち戦法も出来たり本当に何でも出来るキャラだったんだよ。
ゲーム後期になるにつれてどんどんキャラパワーがインフレしていったから、流石に後期キャラには不利つくヤツもいたかもだけど、それでも何とかなるくらいには万能キャラだった。

で、ルカリオを使ってたんだよ。カッコ良かったし。
ただ、まぁ~~~~~~~~センスが無かった。
悲しいね。でもマジで無かった。このゲームで俺を知ってる人がいたとしても、ルカリオを使ってる印象を持っていた人は多分ほとんどいないと思う。
プレイし始めてから3ヵ月。友達が調子良くランクを上げて、まだ30人もいないAランクに到達したりしているなか、俺はC1~B4をうろついていた。
まぁ、そもそも一緒にやってたその友達が世界大会行ったり、大会優勝したりするような連中だったっていうのもあるんだけど、それでも「置いてかれてる!」っていう焦りもあったんだよね。
試合を有利に進めても、ひとつミスしたり、コンボをミスったりして逆転される。そもそもダメージレースで負けてる。
そんな感じで全然勝てなかった。勝率も50%あるか無いかってくらい…ランクマなら60%以上は欲しいところなのに、50%ギリギリじゃあランクも上がらんわな。
それでどうしたのか?答えは単純明快ですよ。キャラ変です。

◆使用キャラその2

ルカリオに煮詰まった俺は、思い切って使用キャラを変えてみた。
友達から「お前コイツのが性に合ってるんじゃない?」と言われて乗り換えたそのキャラこそが——……

画像がでけえよ

そうコイツです。カイリキーです。何度見ても全く好みではない。全く好みではないが、俺のポッ拳での相棒は最後の最後までコイツになった。

キャラの性能としては、格ゲーでいうところのいわゆる投げキャラ。
機動力が低く、弾を持っていないけど、寄って高火力の投げをキメられれば勝ち!みたいな。まぁそこまで単純ではないんだけど。
初期~中期くらいまでは、こいつはフィールドフェイズでの機動力が凄かった。弾は流石に射程の短さとかはあったけど、それなりの距離だったら弾強度も強く、悪くない性能。
弾はそれなりなんだけど、ホーミング格闘がめっちゃ速くて判定も強いし、ガードブレイクしたら前ステップからつかみが確定するとか結構なキャラだった。
デュエルフェイズでは流石に弾は持っていなくて、自己強化技のビルドアップを消費して使うクロスチョップが弾を打ち消す突進技だったから、これをキモにジャンプや歩き、ブロックキャンセルで寄っていく感じ。
俺がコイツの中でも特に好きだった技が「じごくぐるま」。
もちろん本家ポケモンにもある技なんだけど、ポッ拳だといわゆるコマ投げで、前進しながら相手に接近して投げる技。
ビルドアップがあると、出がかりにブロック判定が発生するという仕様がある技で、敵の攻撃を受けながら投げれるって技だったんだよね。俺はこの技がマジで大好きで!多用してたなぁ。

俺のルカリオでのプレイングを見ていた友達から何度も勧められ、最初は「俺はルカリオでやりたいんだ!」と抗っていたものの、全く上がらないランクに心折れ、とうとうキャラ変をしたわけだ。
そしたらね、すごいですよ。
3ヵ月でB5とかB4まで行くのがせいぜいだったというのに、カイリキーを使い始めた途端に1ヵ月でB1まで駆け上りました。
ちょっと昔過ぎて画像を発掘出来ないんだけど、ポッ拳の戦績とか見れるサイトにある月別ランクポイントランキングで1位取ったりしたね。
完全に初心者の状態ではなかったから、あまり褒められたものではなかったかもしれないけれども。
でも、それくらい絶好調だった。ルカリオの時の弱さは何だったんだってくらいの快進撃。
当時A上位とかSランだったプレイヤーに「○○店のカイリキー誰?めっちゃ強かったわw」みたいなツイートがあったりした。(当時付き合いのあった知り合いのリプライで知った)
前回でも書いたんだけど、俺はゲームが下手で褒められるなんてことほとんど無かったのね。だからコレもまぁ~~~嬉しかった。

◆プレイスタイル

ここまで書いてなんだけど、やってることと言ったらいわゆる「じゃんけん」に過ぎないんだよね。立ち回りは大して上手くない。
ただ、起き攻めとか立ち回りの中で発生する択にはかなり強かったと自負している。でも、立ち回りが上手いプレイヤーにはその択自体を拒否されて負けてしまう…一線級とは明確に差があるって感じのプレイヤーだったんだよね。
そんな俺でも上位勢と呼ばれるAランク上位まで行けたのには理由があると思っていて、「ポケモンという題材」「普通の格ゲーとは違うデュアルフェイズとフィールドフェイズを行き来するシステム」によっていわゆる格ゲー勢が少なかったからだと思う。
格ゲー勢が少なかったから、立ち回りよりじゃんけんで戦うプレイヤーがかなり多かった。じゃんけんで戦うプレイヤーが多いってことは、じゃんけんが強い俺が勝てるってこと。Q.E.D.
プレイスタイルは本当、そんな感じ。ある程度はリスクリターン考えて技振ってるけど、択に強かった。で、キャラパワーもあった。だからこそ、上位と言われるくらいまで上がれたんだと思う。

◆対戦・大会での思い出

稼働から1年くらいはランクマッチとか大会とかかなり盛んで、俺も友達と一緒に相当のめり込んだ。まる1日ゲーセンにいることもザラだったくらい。
スゲー田舎のショッピングモールにあるゲーセンで、俺と友達だけガチでやってるみたいな感じ。対戦画面で相手の店舗も出るから、「この店舗のこのキャラでこのランク」ってだけで分かる人には特定される程度には人がいなかった。
そこそこの期間ハマってたから、思い出はいろいろとある。
帰ろうってタイミングでランクマに超強いプレイヤーがいるって情報もらって、対戦しようと潜り直したりとか(結局戦えず)、上級者大会に参加したら実際は老人大会(初期からやっているプレイヤー達の集まり)で、10人ちょいいたプレイヤーのなかで2人だけのBラン同士でチーム組まされたり、それでそこそこいい勝負したり、ポケモンWCS(世界大会)の予選に出てみたり、そこで2日連続同じ相手(なお激不利キャラ)に破壊されたり…いろいろあったね。

ポッ拳は主に友達2人とやっていたんだけど、その友達と俺の3人がランキングで並んだことがあってね。
それも思い出のひとつだなぁ。全員A3だかA2くらいでさ。上位20位以内とか…だった気がする。うろ覚え。あんなに上位まで行けたゲームなんて、後にも先にもポッ拳だけだろうなぁ。

一番大きな思い出はふたつあって、ひとつはトライアミューズメントタワー(通称トラタワ)定例大会と紅白戦。
トラタワっていうのは、当時ポッ拳が一番盛んだったゲーセンで、毎月大会をやってたんだよね。(なお今はもう閉店してしまって、ゲーセン自体が無い)
で、カイリキーに乗り換えてから俺も大会に出始めて、とある大会で決勝まで進めた。いや~~~~~、その決勝がね!マスクドピカチュウが相手で自分がリードしてて、時間いっぱい逃げ切れば勝ち!みたいな状況で仕掛けて択負けしてそのまま負けちゃったんだよね…。
これはね~~~~、言い訳があって。逃げ切れば勝ちだけど、それって面白くないんじゃね!?って思ってしまって…仕掛けちゃったんだよね。今思えばやめとけばよかったなって思う。後悔!
で、紅白戦ってのは毎回あったわけじゃなくて、ゲンガーの有名プレイヤー「ゲンガーおうじ」が主催した対抗戦。
たしか俺が決勝まで行った時の定例大会の後だったと思うんだけど、その時そこにいたプレイヤーの中から参加者を募って、2チームに分かれての勝ち抜き対抗戦。俺はゲンガーおうじのチームだった。紅チーム…だった気がする。わからん。うろ覚え。
ここがね、俺の灼熱の時でした。
当時まだ強プレイヤーのイメージが無かった俺が、強豪プレイヤー含めて5人抜きくらいしたんだよね。まさにジャイアント・キリング。
見所はゲンガー戦。ゲンガーが2ラウンド目を共鳴バーストせずに勝って、3ラウンド目に確実に共鳴バーストしてしまう!って状況。このゲンガーってキャラは共鳴バーストするとめちゃくちゃな性能になるキャラで、当時は共鳴させたらキツい!って感じだった。
実況も「3ラウンド目に共鳴するのは確実!」って言ってたんだけど、俺が一方的に攻撃して共鳴する前に倒してしまったんだよね。
実況の方も「えっ」という感じで、「おい俺が嘘言ったみたいになっちゃうじゃん!w」とツッコみを入れていた。
相手が格上だったのもあって気持ちよかったネ…。
友達も倒して(運勝ちみたいなとこあったけど)、最終的には実況してたプレイヤーと対戦することに。
この人がね~、強いんだワ。ふーひって人なんだけど、現在eスポーツキャスターとして活躍中の水上侑さんです。この頃はまだ「そういうことがしたい人」だったけど、今はもうめっちゃ実況してるもんね。スゲーわ。
負けたけど、「いやざくさんつえーよ!いつのまにこんな強くなったの!?」って言われてねー。これも嬉しかったね~。
で、結局このふーひさんに負けて勝ち抜きは5連勝でストップ。最後にゲンガーおうじが勝ってくれたので、チームとしても勝ち!
自分も活躍出来たし、チームも勝ったからめちゃくちゃ嬉しかったね~このイベント。

そして大会での思い出、もうひとつ。
それは2017…2018か?まぁとにかくその辺のポケモンWCS予選。
10:0ついてるだろってくらいのキャラ「シャンデラ」を破壊出来たこと。
相手もかなりぬるいシャンデラだったからっていうのもあるけどね。俺の対シャンデラ知識じゃ、正解択やられ続けたら多分勝てない。荒らすしかなかったんだよね。(カイリキーの上位勢に怒られそうな発言)
最初はスイクンだったんだけど、1試合目を俺が取ったらキャラ変して出てきたのがシャンデラ。ちなみにこのスイクン戦の動きはかなりひどい。俺が。フィールドフェイズ取られ過ぎなのよね。
で、とにかくシャンデラが出てきて2試合目はストレート負け。
カイリキーよりはルカリオの方がキャラの相性的には良いんだけど、付け焼刃のルカリオじゃ無理だろうなぁと思ってカイリキー続投。
何より1回相手のシャンデラと戦ってみて、ワンチャンあるなと思ったからというのもある。2割くらい。
そして来る3試合目はストレート勝ち。荒らしただけ…というレベルではあったんだけども、2ラウンド目のトゲキッスで移動速度バフつけてからのホーミング格闘→じごくぐるまが気持ち良すぎた。最後のつかみ攻撃とかもう絶対投げれると思ってやってたもんな。暴れられるもんなら暴れてみろの精神状態。
そして次の試合、殿様のジュナイパーにわからん殺しされて雑魚死して俺のWCSチャレンジは終了。ジュナイパー、何もわからなかった。(知識0)
この雑魚死も含めて、ABEMAで配信されていたっていうのも思い出に残ってる理由のひとつかな。もう今は観れないのかな?と思うけど。

◆良いゲームだった

まぁ概ねこんな感じか。細かいこと言えばもっとあるんだけども。
Twitterでじゃんけんに自信があると言ってはばからなかったヤツをじゃんけんで破壊したり、友達のルカリオ(サブキャラですらない)を人読みだけで破壊したり、身内のガブリアスをじゃんけんだけで破壊したり…マジで択に強い以外の強み無いな。

俺がゲーセンでハマったゲームって、前に書いた「ボーダーブレイク」「maimai」とこのポッ拳くらいなんだよね。
maimaiはまぁ…ハマってはいたけど、ボーダーブレイク、ポッ拳と比べるとひとりでのんびり暇つぶしにやる程度だったから、ハマり具合は全然違ったかな。

ただ、やっぱり間口を広げる・人口を増やすっていうのが無かったから、どんどんプレイヤーが固定されていって、衰退していった感じだね。
格ゲープロ達が悩むくらい格ゲー人口を増やすっていうのは、難しい課題なんだなと…それはまぁ後から知ったことなんだけど。
だからこそ今スト6があんだけ一世を風靡してるってスゲーなって思う。Vtuberの効果も大きいよね。
俺もやりたいんだけど、そもそも今ゲームをする時間自体があまり無いから、結局やれてない。時間の捻出が難しいっていうので、歳くったなぁと思うね。

思い出と言えば、俺じゃないけど友達がWCS本戦まで行ったっていうのも思い出だわ。
多分リザードンで一番良い結果残してるんじゃないか?凄いと思う。

というところで今回の自分語りはここまで!
次回はなー、何書こうかなー。好きだったゲーム、というくくりで言えばゴッドイーターとかブラッドボーンとかになるのかな。
うーん、悩むね。


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