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好きだったゲームの話#1[ボーダーブレイク編]

あ~、なんか書きたいな~!

ということで、好きなものについて書いていこうと思う。定期的に好きなものについて書いていくと精神衛生上良さそうだから、シリーズにしていきたい。お気持ち表明ばかりしていると疲れるからね。

さて、記念すべき初回に選んだのはこちら。

ボーダーブレイク

稼働初期のキービジュアル

◆ボーダーブレイクってなんだよ?

ボーダーブレイクは2009年9月9日~2019年9月9日まで全国のゲームセンターで稼働していたアーケードゲーム。サードパーソン・シューティング(TPS)形式のゲームで、ブラスト・ランナーと呼ばれる人型機動兵器を操り、10VS10で戦う対戦ゲームだ!
2009年当時、インターネットを介して10VS10という大人数で戦うゲームはかなり珍しかったんじゃないかな。

最大の特徴は、カスタム性の高さ。それぞれ特性の異なる4つの兵装。メイン・サブ・補助・特殊の4つの武器。頭部・胴部・腕部・脚部の4つのパーツを好きに組み替え、自分好みの機体で戦うことが出来る。
4つの兵装のうち、その全てを使えるアセンブリを組むか、特定の兵装を選んでそれにあったアセンを組むかというところも人それぞれ。
どんなアセンが最適か、自分が使いやすいかを考えるのが非常に楽しかった。
それと、アバターを自分好みにカスタマイズ出来るというところ。
男性・女性と別れており、その中でも男性は熱血・クール・ベテラン・少年・ナルシーの5タイプに加え、後に老練と不敵という2つのタイプが追加された。
女性は、まじめ・お嬢様・少女・インテリに加え、冷静・ドライの7タイプ。
クールと冷静が被ってる?せ、性別違うから…。
アバターは主に熱血を使ってたんだけど、これを好みにカスタムするのがめちゃくちゃ楽しくてね~…。めちゃくちゃ好きなシステムだった。

ゲームの形式とか、なんかまぁその他諸々は公式サイト見てくれ。わかりやすく書いてあるし。

で、今回はこのボーダーブレイクというゲームについて、完全に俺の自分語りをしていこうと思う。
自分が楽しかった・好きだったこと、印象に残っていることなんかを書き記していく。
なお、PS4で配信されていた家庭版(BORDER BREAK)については言及しないこととする。
あんまりやってないし、俺の好きなアバターの仕様廃止・武器、パーツのガチャ化などゲーム性以外の仕様が軒並み別物なので。
ではやっていこう。

◆お前のボーダーブレイクはいつから?

俺がボーダーブレイクと出会ったのは、中学生の頃。友達に誘われて、稼働初期に触ったのが最初だった。
もっともお小遣い制ですらなかった俺は、学校帰りに買い食いする…なんてことも出来ないお子様だったので、すぐにプレイしなくなってしまった。ゲーセンでゲームをするって習慣を作れなかったんだよね。金銭的問題で。

じゃあいつから本格的に始めたのか?
定期的にプレイするようになったのは高校生になってから。
久しぶりにゲーセンへ行ってみたら、何やらボーダーブレイクの筐体上に見知らぬ機体のポップがついていた。バージョン2.0「エアバースト」の頃だ。
ボーダーブレイクには大型アップデートを行う度に、そのバージョンごとのサブタイトルのようなものがついていた。FFXⅣの、なんか章ごとのアレみたいなもん。FFXⅣやってないけど…。

久々に見てから、週末に1000円だけとかでやるようになった。
最初の頃は重量機体で重火力兵装メインでやってたんだけど、まぁ~~~~~戦闘がヘタ!!これはもう最後までそうだったんだけど。
重火力兵装って、戦闘で勝つ以外のポイントの稼ぎ方がほとんど無いと言っても過言ではないんだよ。で、俺は戦闘がヘタだから敵を倒せないしポイントも稼げない。で、で、それだと勝てない。勝てないと面白くない。
そこで、俺はメインで使う兵装を変えることにした。回復、索敵の出来る「支援兵装」に。

公式HPから引用©SEGA

この支援兵装ってのは、画像に書いてある通り索敵と修復…自他の回復が出来る兵装。戦闘以外でも活躍出来る役なんだよね。
あと、戦闘も重火力使ってた頃より勝てるようになった。っていうのも、俺が戦闘ヘタっていう要因のひとつに「AIMを合わせ続けられない」っていうのがあったんだよね。まぁ普通にAIMがヘタ。
ただ、この支援の主なメイン武器は「ショットガン」。コイツは撃つ瞬間にだけAIMが合ってればいいから、俺に凄く合った武器だったんだよね。
そんなこんなで、2.0~2.7のエアバースト中に俺はA4くらいからS3くらいまで上がることが出来た(うろ覚え)。

俺がプレイしていたのはバージョン4の「スクランブル」まで。それ以降は稀にユニオンバトルとか、サブカでちょっと遊ぶ程度になっていった。
ランクはどこまで上がったのかうろ覚えだけど、結局SSすらいけなかったんだよな。S1とかで終了したんだったかな。
なんで辞めてしまったのかとかは最後に書くよ。

◆プレイスタイル

上記の通り、俺はプレイ歴の8割くらいを支援メインでやっていた。
兵装の使用率的には支援>強襲>重火力>>(越えられない壁)>>遊撃(狙撃)って感じ。
俺がプレイしていた頃の支援は大別して、センサー支援(セン支)と偵察支援(偵察支)の2種類があった。
セン支は自分が撃破されるかセンサー自体が破壊されない限り半永久的に周囲を索敵するセンサーを装備した支援、偵察支は数秒間周囲を偵察しながら前進して消滅する偵察機を装備した支援。
あと、一応スタナーとかいう電撃ビリビリ武器もあったんだけど、重要な索敵を放棄することになる上にクソ弱い地雷武器だったからここでは説明しない。
で、セン支と偵察支はどちらも索敵を担っているんだけど、半永久的に定点索敵をし続けるセン支と偵察機を飛ばして、数秒間ある程度任意の場所を索敵する偵察支では立ち回りがまるで違った。

セン支は自機とセンサーが破壊されない限りは半永久的に索敵出来るから、「撃破されない」ってことも重要だった。
だから、出来るだけタイマンは避けるべきだし、鉄火場になってるような場所に突っ込んでいくこともしない方がいい。武器は敵凸(自陣のベースへ直接攻撃に来る敵)を防ぐためのトラップを撒いたり、出来るだけ遠距離から攻撃出来る武器を装備するのが望ましかった。

逆に偵察支は数秒で偵察機が消えるし、補充方法も撃破されての再出撃しかない。だから、一定間隔で撃破される必要があるんだよね。
で、その為には敵と戦闘を行うのが良い。このね、「やられてもいい」っていうのがマジで強くて、捨て鉢に突撃出来るから…まぁ相手は嫌だろうなって思う。死んでも良いと突撃してくる上に、回復で粘ったりもするヤツが相手って。

で、俺はどちらだったのかと言うと…最終的には偵察支メインになった。
いつなったのかっていうのがかなり曖昧なんだけど…俺のイメージだと結構偵察支メインの頃が長かったと思う。ただX(旧Twitter)とか見返してみると、セン支も結構長くやってたっぽいんだよね。セン支:偵察支が4:6くらいなのかな。
どちらかと言えば俺はセン支のが好きだったんだけど、前線押し込まれて負けることがめちゃくちゃ多くて…その負け方が嫌で突っ込んでいける偵察支乗り出したらポイントもモリモリ稼げるわ、勝率も良くなるわでトントン拍子でランク上がっていったんだな。

◆ボーダーブレイクのここが好き!

機体のカスタマイズ(アセンブリやカラー、エンブレムのカスタム)、アバターの着せ替え、全国対戦、ユニオンバトルが好きだった。
機体のカスタマイズに関しては、アセン考えてる時がいっちゃん楽しかったまである。
バージョン2.7から機体に実弾防御力アップとかダッシュ速度アップとか、果てはしゃがみやタックルみたいな特殊効果を持つチップをつけられるようになった。で、このチップは装着するのにコストがかかる。強力なものならそれだけコストも重い。そのコストのストレージは機体パーツごとに、決まっているんだよね。
機体性能とチップのストレージを両立させるアセンを考えるのがスゲー楽しかった。ああいうゲームって大体テンプレとか最強構成みたいなのが出来るもんだと思うんだけど、ボーダーブレイクはプレイスタイルが幅広いから、使いやすい構成とか強力な構成、テンプレはあっても「最強」と呼べるものはなかったと思う。だからこそ、アセンを考えるのが楽しかったんだよね。

あとはねー、動画!プレイ動画がめちゃくちゃ盛んだった!
それは参考になるようなものだったり、エンタメ重視だったり、MADとかだったりと様々だったけど、毎日のように見てたなぁ。
特にセン支やってた頃なんかは、セン支動画を見て、センサーの位置とか立ち回り・トラップの位置を勉強したり、逆に凸屋(敵ベース攻撃メインのプレイングの人)の動画を見て凸ルート確認したりとかしてた。
勉強嫌いの俺がそうやって動画見てまで色々考えたりしたのは、後にも先にもボーダーブレイクだけ。今のところね。そもそも対人ゲーム自体が好きじゃないからあまりやらないしね。
勉強といえばセンサー、偵察機の索敵範囲とかが確認できる「BBコンパス」。アセンや武器、チップ等機体のカスタムを試作出来る「強度試作試験装置」。この2つにはマジでお世話になった。
これが無いと索敵範囲とか実際にセンサー置いてみないとわからんし、機体も組んでみないとわからない。その間にもプレイ料金はかかっているわけで…それを帳消しに出来るこの2つには本当にお世話になった。こんなところ見もしないだろうけど、お礼を言わせてほしい。ありがとうございました…!お世話になりました!

あとはもう普通にゲームとしてめちゃくちゃ面白かったのよ。
10VS10っていう当時としてはかなりの大規模戦だったっていうのと、やっぱ活躍出来た時の快感ったら無い。ポイント1位になって勝利画面で決めポーズしてる自機がカッコイイのなんの。

ウチの子カッコイイね~~~~~!!!

プレイしてた当時はさ、1VS19なんて揶揄されるような感じだったけど、正直野良でチームの対人ゲーなんてどれもそんなもんだと思うんだよな。
「クソ地雷が!!!!!!ふざけんじゃねえ!!!!!!!」とかキレながらプレイしてたけど、間違いなく面白かったんだよ。でなきゃ何年もわざわざゲーセンまで出向いてプレイしたりしない。
一番やってた頃なんて、朝から夜までゲーセンにいたりしたからね。
500円で30分プレイ出来るのが基本な上に、俺が通ってたところはサービスで2クレジットで1クレジットサービスがあったから、比較的お金をかけずに長時間プレイ出来たんだよ。
あとはね、アレだ。
野良でやってて、有名プレイヤーとマッチングした時のワクワク感。アレがほんっと好きなのよ。
後にプレイすることになるゲーセンのゲームでもそうだったんだけど、この有名勢とマッチングした時のワクワク感がスゲーの。
「あっ!この人知ってる!うおおお頑張るぞおお」ってなるんだよ、俺は。

◆クラン対抗戦

全国対戦じゃないところで言えばさ、クラン戦も楽しかった!
システムで、いわゆるギルドとかチームとかみたいなクランってシステムがあって、色んな人達が所属するヤツがあったのね。
で、そのクラン同士で戦うクラン戦っていうのがあったのよ。
クラン同士で話してルールとか決めるし、その辺は都度都度って感じなんだけど、大まかには「ランクによってコスト制限がある(勿論メインキャラのランクを参照する)・陣営を入れ替えて4戦」というのが基本だったはず。
これがねー、ほんっと楽しかった。
全国対戦と違って野良じゃないから、作戦とか決めてあるし、何よりしっかりやらないと同じクランの仲間に迷惑がかかる。普段の全国対戦とは違った緊張感があった。
俺はあまり多くは参加出来なかったんだけどね。もっとやればよかったなぁ~~~~~…。ちょっと後悔かもな。

何度か参加した対抗戦なんだけど、俺が参加させてもらってたクランでは終わった後に反省会をやってたんだよね。
録画環境のある人が撮影して、それを見ながらその人の動きやら全体の動きについて話すってやつをSkype(!!)でやってたんだよ。
で、そこでACEランク(最上位ランク)の人に褒められたのを一生こすってる。

「普通にSS以上の働きしてんのに、なんでSランなん?」
「Sランで一番支援上手いよ」
「ここめちゃくちゃ偉い。ちゃんとクラン戦での役割理解して動いてる。めっちゃ偉い」

って褒めてもらえたのがスゲー嬉しかったなぁ。これ本当一生こすってる。
ACEだぜ!?そのゲームで一番高いランクの人間にここまで褒められたらそりゃ~~~嬉しいよ!!!
ずっと独学だったしね。動画は見てたけど、誰かに教えてもらったりとかはしてない。自分で考えて上手くなってきたゲームだったから、本当に嬉しかったんだよ。

◆好きだった武器とか

まず間違いなくワイドスマックとスマックショットSP、ラドゥガ。あとはマインVかな。アウル偵察機は……入れてもいいか。いいかもな。
ワイドスマックってのは、近距離で強いショットガン。
初期ショットガンの1個上のヤツで、めちゃめちゃ初期に買えるんだけど、スゲー強いんだよこれ。最後までお世話になったな。

次はスマックショットSP。ワイドスマックの2個上のショットガン。
これはワイドスマックより拡散率が低くて、中距離くらいで使える武器。
正直ゲーム内の立ち位置的には器用貧乏って感じなんだけど、セン支やってる時には結構お世話になった。
扱いやすくて丁度いい武器。

ラドゥガはね、拡散率極小の遠距離用エネルギーショットガン。
ワイドスマックは物理属性なんだけど、これはニュード属性っていう…まぁ要はビームショットガンみたいなヤツ。
セン支やってる時はスマックSPと合わせてお世話になった。
コイツはスマックショットと違って、ボタンを離した時に弾が出る仕様だから、ちょっとクセがあるんだよね。だから慣れるまでは全然当たらんかった。
でもね、慣れると支援の主武器としてはかなり遠くまで当てられるし、ノックバック性能も高い。
イルミナルっていうこれをさらに尖らせた武器もあるんだけど、俺はコイツが丁度良かったな。
個人的に相棒枠。

次、副武器枠のマインV。正式名称は「ヘヴィマインV」。
高火力って言われてた重火力の副武器のひとつ「サワード・コング」の火力がたしか10,000くらい。で、このマインVの火力は30,000。ちなみにブラストの耐久力は一律で10,000です。オーバーキル過ぎる。
パーツごとに設定された装甲値で受けるダメージを減らせるんだけど、このマインVは踏んだら即死。どんな機体組んでようが即死です。
ヘヴィマイン系統の他のヤツは足元に放り投げて設置するんだけど、マインVには唯一無二の特性があるんだよね。
それは、遠投出来るということ。
踏んだら即死の地雷を遠くに放り投げることが出来るんよ。だから、敵の前線よりもさらに奥に放り投げて、後方にいる敵とか前線へ出ようとする敵が踏むんだよ、コレ。
それがもうスゲー気持ちよくてね、使ってたなぁ。
当然、自陣に設置するトラップとしても機能するスグレモノ。重いのが玉に瑕だったかな。

最後はアウル偵察機。
これは補助武器枠。偵察機のなかでも、広範囲・高持続のハイエンド偵察機。
というかね、偵察機枠はこのアウルとその1個上のロビン以外は正直かなり微妙な性能してるんだよな。
で、大体のマップはアウル一択ってレベル。もう本当にお世話になりました。お前がいなかったら俺はS1すら辿り着けなかったよ。ありがとう、アウル。

◆そして——……。

俺はボーダーブレイク・スクランブルVer4.5を迎えた後に、プレイ頻度が激減した。
理由はまぁ色々あるんだけど、主には別ゲーに移行してしまったから。金を使う先が変わってしまったんだね。
ただ、この時点ではまだプレイ頻度が減った程度だったんだ。でも、この後に完全に引退を決意する出来事が起こる。
それが、偵察支援の消滅。
俺のメインプレイスタイルの偵察支がゲームから消滅した。
どういうことなのかっていうと、偵察機っていう装備が支援から遊撃へと変更されたんだ。
これは痛かった。
俺は偵察支っていうプレイスタイルが好きだったから、この変更にはめちゃくちゃ萎えた。ただでさえちょっと気持ちが離れていたところだったから、この変更が引退を決意するトドメになったわけだ。
ボーダーブレイクっていうゲーム自体は本当に大好きだったけど、これ以降はサービス終了までほとんどプレイすることは無くなった。
かくして、俺のボーダーブレイクは終わったのだ。

◆最後に。

ボーダーブレイク、マジで好きなゲームだった。
関連書籍とか大会の配信とかも見てたし、間違いなく俺が生涯で一番ハマった対人ゲームだ。
俺が青春を捧げたゲームだったし、このゲームで色んな繋がりも貰えた。まぁ、今となってはその繋がりも随分と希薄になってしまったけれども。
でも、俺は本当にボーダーブレイクが好きだった。楽しかった。またいつかプレイ出来たら嬉しいなぁ。家庭版?知らない子ですね…。
ありがとうボーダーブレイク。フォーエバーボーダーブレイク。さよーなら、またいつか!







とか言ってたら————…………。






届いていたぜ!!!!!!!!ボーダーブレイク最終設定資料集だアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ボーダーブレイク最終設定資料集だ!!

いや、嬉しいね。
こんなの書いてる時に届くなんてさ、運命だろ。これはもう。全然この時期に届くと思ってなかったよ。っていうか普通に買ったの忘れてたよ。
各バージョンのメインビジュアル機のアクスタとか最高だよ。なんでシュラゴンいんだよ。このノリが大好きだよ。
はー、このぶあっつい設定資料読んで久し振りにボーダーブレイクの世界に浸ろう。
サンキュー、セガ。サンキュー、ボーダーブレイク。俺はお前が大好きだったよ。

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