エルデンリングの印象的なボス達(良い印象編)

前回、エルデンリングの好きなとことそうでもないところをふわっと書きました。

今回お話したいのは、エルデンリングのボスについてです。
プレイした方々なら良い意味でも悪い意味でも印象に残っているものが多くあるのではないでしょうか。
今回は私が個人的に良い意味で印象に残ったボスについて書きたいなと思ったので書いていきます!
「わかる~」って共感しながら読んでもらえればと思います。共感できない人は共感してるフリをしながら読んでもらえればと思います。ではスタート!ちなみに強さとか印象深さは順不同です。書きたい順に書いていきます。


ツリーガード

まずは何といってもツリーガード!何度か登場しますが、ここで紹介したいのはリムグレイブにいる個体です。プレイヤーが最初に目にするツリーガードですね。
人によって初期状態で戦いを挑んだり、まずはスルーしたりと様々だと思うんですが、私は初期状態で戦いに行ったタイプでした。
操作感にも慣れていませんし、ゲーム性もまだよくわかっていないなか、自分の中にある経験値のみで戦っていたので、ものすごく「ソウルシリーズ」っぽい戦い方をしていたなぁと振り返ってみると思いますね。

ツリーガードって、しっかり溜めのある攻撃モーションに、2発も貰えばYOU DIEDする火力、HPが6割くらいになると攻撃モーションが増えるなどフロムのお手本のようなボスなんですよね。
ボス戦の先生のようなボスなので、個人的には最初に戦うボスはコイツがオススメです。

私は倒すまでに2~3時間くらいかかりましたね……。初日のプレイはコイツを倒して終わりました。お前本当に経験者か?ってくらいかかってますが、基本的に私はあんまりゲーム上手くないのでそうなりがちです。逆に言えば、あんまりゲーム上手くなくてもやれるんですよ!フロムの死にゲー!とも言えますね!


坩堝の騎士

嵐丘の封牢にいる坩堝の騎士。恐らく、大体の人が最初に出会う坩堝がコイツなんじゃないかなと思います。ストームヴィルや赤獅子城が初って人も勿論いるでしょうけども。
ツリーガードの次に出会ったボスがコイツだったので、ま~~~~~~~苦労しました。具体的に言うと毎日2時間くらいやって5日くらい詰みました。

コイツはよく練られたボスだと思っていて、まず盾受けが結構厳しいんですよね。順当に進んでいって出会うステータスだと。
なので、回避して一撃入れるっていうソウルシリーズの鉄板戦法をしようってなるんですよ。で、そのためにもまずは攻撃パターンを見切らなければいけないわけで……攻撃パターンもなかなか多いもんですから、それがまず大変なんですよ。

どの攻撃もかなり火力が高くて、2撃も貰えばYOU DIEDですから。しかもエスト狩りもかなりしつこくて優秀!対応するのも一苦労です。
そして攻撃パターンに対応出来るようになってきて、両手持ちで戦えるようになってきたぞ!ってなった辺りで足踏みと共に黄金樹の怒りを放って第2形態!

突進攻撃はね、別に問題無いんですよ。こっちもエスト飲めますから。仕切り直しってだけですし、なんなら後ろロリを合わせられれば攻撃チャンスにもなりうる。
問題は尻尾です!尻尾!
この尻尾、坩堝の攻撃後にプレイヤーが坩堝の横にいると放ってくるっぽいんですが、丁度コレが隙消しになっていて、第1形態時の攻撃チャンスが全部潰されちゃうんですよ!全部は言い過ぎなのかもしれませんが、本当にそう思えるくらい尻尾をブンブンしてきます。しかもこの尻尾、火力も高いし、聖属性なのでガードも貫通!マジかよ!!

流石に私は回避で倒すのは諦めましたね。
素性は放浪騎士で、君主軍の大剣を使っていたんですが、少しでもローリングをミスるともうスタミナがカツカツで、とてもじゃないですが尻尾のケアまで出来ませんでした……。

そこまでいってようやくパリィの選択肢が出てくるわけでして。
私は盾パリィが本当に苦手で、それまで試そうという発想はまるで無かったんですよね。
そこからはもうひたすら坩堝相手にパリィの特訓です。ひたすらパリィ!パリィ!パリィ!
まだこの段階ではバックラーも持っていませんでしたので、普通にヒーターシールドでパリィしまくってました。なんだよバックラーパリィって……小盾はパリィしやすいんじゃないのかよ……。

ちなみになんですが……心は折れかけていたものの、レベリングをするだとか後回しにするという選択肢は一切考えていませんでした。
出会ったなら倒す。このゲームをする中で最後まで貫き通したことのひとつです。
というか、そもそも性格的に後回しにするのは性に合わないんですよね。気になって気になって集中出来ないんです。脳裏に常にそれが過ってしまって。
であるので、出会ったなら倒すしかないんです。そうしないと前に進めないがゆえに!

初めて倒した時はもう本当に嬉しくて、思わず「ぃよっしゃ!!」と夜中にひとりで叫んでました。5日も詰まってればそうもなります。
ただ、倒せた時の感動はそりゃあもうスゴイもんですよ!これがあるから死にゲーはやめらんねえ!!


黒き剣の眷属

序盤から行ける獣の神殿前に佇む黒いガーゴイルです。
ムーブは基本的に英雄のガーゴイルと同じ。では何が違うのか。出会うタイミングが一番大きいですね。

序盤どころか中盤で戦ってもまだまだ強いこのボス。固くて高火力という一番つらいボスです。私は中盤くらいで戦って、10分くらいの激闘を繰り広げて何とか勝利しました!コイツに勝った時も嬉しかったですね……。

個人的には斧槍モードの方が対応しやすくて、素早くて連撃の多い剣モードの方がつらかったです。
斧槍モードは火力が高いって感じなんですが、そもそも私が戦った段階だと剣での攻撃でも致命傷でして……いや本当につらかった。
素早いのに一撃貰えば死が見えてきてしまいますから、緊張感がすごかったですね。
でも、対応出来ればテンポよく戦えるボスなのは間違いなくて、事実、巨人の山嶺へ向かう道で出てくる個体とはかなり気持ちよく戦えました。
戦っていて楽しいボスの1体ですね。


黒き刃の長、アレクトー

月光の祭壇、その封牢で出会う黒き刃の刺客と同系列のボスです。
シンプルに強いボスですし、倒した時に貰える遺灰「黒き刃、ティシー」がそれはもう強いので、それで印象に残っている方も多いのではないでしょうか?

で、ですよ。それもあるんですが、私はそれとは別に明確に敵意を持ってこのボスと対峙しました。
それが何故かって言いますと、ラニと敵対している勢力だと思ったからなんですよね。

エルデンリングにはエンディングがいくつかありまして、初見プレイで私は星の世紀エンドを迎えました。
そんなラニの従者2人を、黒き刃達が襲撃しているんですよね。ブライブは退けていますが正気を失い、イジーに至っては相打って死亡しています。
この黒き刃達は、黄金律の終わりの始まりである陰謀の夜とやらに関わる者達で、そこにはラニやライカード、さらにはマリカも1枚噛んでいるとか。ラニが盗み、黒き刃達がその力でゴッドウィンを殺した。協力者だったハズの彼女達ですが、本編ではどうやら敵対している。なぜか?そんなことはわかりません。
ですが、ラニの敵というのならば、倒すしかないでしょう。
そんな感じで、ラニルートでロールプレイする私は、この黒き刃の長を打倒する必要が生まれてしまったわけです(勝手に生んだ)

そんな経緯で勝手に印象深くなったボスなんですが、単純に戦ってて面白いボスでもありました。
強力な技がいくつも持ち、ビュンビュン飛び回ったりで戦ってて非常に楽しい。スピード感があると言いますか。強靭はそれほどありませんが、たまに高強靭を持ったムーブをしてきたり、高火力の掴みやマリケスの斬撃の衝撃波のような技を放ってきたりと油断なりません。

ロールプレイ的にも、ゲーム的にも印象深いボスとなりました。


暗黒の落とし子、アステール

ブラッドボーン!!!!!!!
おいお前、ブラッドボーンだろお前。と、誰もが思ったであろうボス。いや思わん?お前なんか上位者って呼ばれたことない?
と、まぁブラボ信者的にはそう思わざるを得ないこのボスなんですけど、シンプルに見た目のインパクトが凄まじいですよね。こんなん印象に残る要素しか無いでしょ。
高火力、回避困難な掴み攻撃なんかもあって、苦しめられた人もまぁまぁいるんじゃないでしょうか。開幕のビームも結構ビックリしますよね。

で、びっくりなことにここから話をブラボ路線に戻していくんですけど。
どうやらコイツ、永遠の都を滅ぼして地下に追いやった元凶みたいなんですよね。どうしてそんなことになったのかはいつものように明言こそされていませんが、とりあえず宇宙から降ってきたらしいですね。
何のフレーバーテキストか忘れたんですけど、ノクローンがなんかやらかして、それが大いなる意志の逆鱗に触れた結果、コイツがやってきた……みたいな文章を読んだ気がします。解釈違いの可能性もあるんですけど。うろ覚えだし。
でも、大いなる意志とやらの上位者感をすごく感じるフレーバーテキストでしたね。さしずめ、このアステールは上位者の眷属ってところでしょうか。ロマみたいな。隕石降らすし。

宇宙を感じさせる敵はやっぱりブラボを連想してしまうよね、っていうお話でした。
この後も割とこんな感じのノリで書いてる部分があるのでご承知おきください。と言う感じで次にいきます。


忌み王、モーゴッド

めっちゃ好き。何が好きかって、この展開が!

多くの人が序盤に出会うであろうボス「忌み鬼、マルギット」。それが王都ローデイルを統べる祝福王「モーゴッド」であるというこのアツい展開ですよ。
マルギットを倒した際のセリフ的に「あれ?また出てくるのかなコイツ……」という予感はしていましたが、案の定、王都外郭で登場し、さらには玉座にも現れます。
この展開めちゃくちゃ好きなんですよね。
ゲーム的には中盤の大ボスと言ったところでしょうか。いや、こんなんラスボスでもおかしくないくらいの敵なんですよ本来!全然納得出来ますよ!
それが中盤のボスだなんて。いやぁ……やってくれますよね、フロム。


血の君主、モーグ

私がエルデンリングで苦労したボスの中でも五指のうちに入るボスの1体です。
凄まじいディレイ!連続攻撃!広範囲の出血攻撃!数え上げる呪い!すごいボスですよね。
坩堝以来の超絶対応ボスでした。見切れるようになると戦うのがもう楽しいのなんの。だが数え上げる呪い、テメーはダメだ。
私は月隠と炎の打刀の二刀流で倒しました!やっぱり月隠がナンバーワン!

ゲーム的にも展開的にもかなり印象的なボスで、それは忌み捨ての地下のボス「忌み子、モーグ」と戦っているとより一層そう感じるんじゃないかと思います。マルギットとモーゴッドと同じで、「え!?またお前!?」みたいな気にさせられると言いますか。
あと、血の君主というワードはここまで多くのフレーバーテキストに登場して存在を匂わせてきているので、とうとう辿り着いた!という感情もあるんじゃないかなぁ。

さらに、考えさせられる要素として、登場からの第一声が「私のミケラ」っていうのがね!「え!?ミケラ!?」ってなりませんか?私はなりました。
マレニア倒した後とか絶対ミケラのとこに何かあると思ったんですけど現状何も無さそうなんですよね……。アレあのままなのかフロムよ……。


ミケラの刃、マレニア/腐敗の女神、マレニア

みんな大好きマレニアさん。私は嫌いです。
大抵の人が一番苦労するボスなんじゃないでしょうか。
私は倒すのに毎日2~3時間ほどプレイして10日以上かかりました。えーっ、10日!?
10日も戦ってれば嫌でも印象には残ります。ただ思い返すと、戦っててすごく楽しいボスだったと思いますね。プレイ中は自分のプレイスキルの低さにブチギレたり辟易したりしながら戦っていましたが。

なんと言ってもマレニアを語る上で外せないのは「リゲイン」ではないでしょうか。まさかのリゲイン。ああ、狩人様……。
火力の高さや動きの速さもさることながら、盾受けを許さないその性質は特筆に値します。というか攻撃当てて回復してくるのマレニアだけなんで、やっぱりコレは外せないですよね。一番印象に残ると思います。
何度「なんでコイツ回復するん……」と嘆いたことか!
いやだって速くて、火力も高くて、ガードしても回復されるって、クソゲー!!!とか言われても文句言えないと思うんですよ。いや、ちゃんと対応すれば問題無いのでクソゲーではないんですけど。
ただ、キャラクター的にこの仕様はすごくマッチしていて、回復するのが自然とすら思えます。
そのあたりの話は、なんか別記事でエルデンリングについて断片的に思ったことを記していく時にでも一緒に載せようかなと思います。やるかわからないですけど。やるとしたら。

他の点としては、水鳥乱舞!私は未だに全回避は出来ません。
リゲイン持ちという特性がある上に、回避不能……なわけないよな!?と思い、“絶対に避けられるように出来ているハズ”という前提の元にこの技を研究しました(攻略は見ず)。
結論として、初撃は戦技「鉄壁の盾」でガード。回復されるのは必要経費と割り切ります。そして、2撃目は前ロリ、3撃目は横歩きで回避。最終撃は後ろロリで回避という風に落ち着きました。
とりあえず、回復量を最小限にして自分が死なないよう立ち回ることを意識しましたね。倒した後に攻略で回避方法を確認しましたけど、無理だろ!!!!出来る気せんわ!!!!
多分フロムとしては、猟犬ステップを使うなりしてね☆ってことなのかなと理解はしていますが……。私は初見プレイの時に猟犬ステップの戦灰を持っていなかったので、鉄壁の盾チャートになりました。

極めつけとして、第2形態がやはり印象的ですね。
第1形態倒した後のムービーで「動くな動くな動くな動くな……」って祈ってたのは私だけではないハズ。
でも正直、第1形態で腐敗を全く使ってこなかったので、「絶対第2形態あるよな……」というのは察していました。
なんなら、第1形態のみなら方々で”最強ボス”などと呼ばれるほどの強さはないとも感じていたので、第2形態が来た時も「ですよねー……」という感じではありました。
第2形態で満を持して腐敗を開放してきますが、それより追加される分身攻撃とか、隙消しのように放ってくる跳躍→剣叩きつけ→腐敗爆破の攻撃、飛び上がって突進横薙ぎ→突きなどの技がかなりしんどかったですね。
特に分身攻撃、突進横薙ぎ、水鳥乱舞は発生は遅いのですが、第2形態で生えてきたでかい羽のせいで溜めのモーションが判別しづらいんですよね。
慣れると見えるんですけど……慣れない内はどの技が来るのか分からずに対処をミスって喰らってしまうということがかなりの頻度で発生します。そしてまた第1形態からやり直し……。心折れるでほんま!

実際、私は最初に第2形態まで行った段階で3日くらい戦っていたのですが、ここで1度心が折れました。「もぅマヂ無理……ファルム・アズラぃこ……」となったのをよく覚えてます。
ただ、坩堝の時と同じでず―――――っと心に引っかかるんですよね。マレニアを倒せていないことが。ファルム・アズラに行きはしたものの、攻略に集中出来ない!となって聖樹最下層へと舞い戻りました。

最終的に暗月の大剣と炎のクレイモアの二刀流で戦い、第2形態は何もさせないまま致命を2回入れて倒しました。
マレニアが腐敗の花を咲かせる攻撃を2回もやってくれるというかなりデレデレなムーブをしてくれたのもありますが、かなりサクッと倒せたこともあって本当に嬉しかった!!倒して一番気持ちよかったボスは間違いなくマレニアですね!


最初の王、ゴッドフレイ/戦士、ホーラ・ルー

もうこいつらほぼ別のボスなんですけど、一応まとめて書きます。
同一人物なのに別のボスってなんだよ。ということで、まずはゴッドフレイから。

ここへ至るまでにいる霊体が「最初の王の帰還」と、親切にもゴッドフレイがいるよと教えてくれるので、「あ、ゴッドフレイ来るのか」とプレイヤーも察することが出来るんですよね。構えられるというか。

で、何が印象的かって、ムービーが作中で2番目にカッコイイ!(私調べ)
斧を構え、大地を踏み締め、「我が名はゴッドフレイ!」と名乗ると同時にBGMがかかるのが本当にカッコイイ!
それまで影が薄かったゴッドフレイですが、最初の王の面目躍如といったところでしょうか。

ムーブ自体はディレイがありつつ、連続攻撃を避けてこちらの攻撃を1撃入れるというエルデンリングの基本を忠実に抑えたボスでしたね。いやあ、楽しかった。
私があまり生命力に振ってなかったのもあるとは思うのですが、火力もなかなかのもの。月隠の戦技でゴリ押したとは言え、なかなか苦戦しました。

やっぱり印象的な技としては、斧叩きつけ→踏み締め衝撃波→大爆発という連続範囲攻撃と、第2段階の超広範囲の衝撃波でしょう!
大爆発は範囲が分かりにくいのと、回避も結構シビアで避けにくいという厄介な技で、第2段階で追加される超広範囲衝撃波は第1形態でも使ってくる踏み締めに追加される技。
これがかなりの頻度で撃って来る上に素早いので、回復やちょっと離れて仕切り直すのが難しくなるという精神的にこちらを追い詰めてくる技ですね。
勿論喰らったらまぁまぁの火力なので、物理的にも追い詰めてくるんですが。

そしてHPを半分ほど減らすと形態変化!初見時は誰もが「セローシュは来ないで!?」と思ったのでは?
「戦士、ホーラ・ルー」へと名前が変わり、斧も鎧も、背負っていたセローシュも捨てて、身ひとつで襲い掛かってきます。こわ!そう、怖いんですよ。多分エルデンリングのボスの中で、私が一番怖いと思ったボスは間違いなくこの、ホーラ・ルーです。
なぜかって詰め方が尋常じゃない!
ブラボの狩人顔負けの高速ステップで接近してきて、素早い連続攻撃や掴みを休む間もなくバンバンやって来るので、落ち着く暇が無いんです!
やっぱり死にかけた時って、「ヤバイ!」と焦ってしまうもので、でもこのゲームって焦りが死に直結するんですよね。なので、落ち着かないといけないんですが、距離をとってちょっと落ち着くということがなかなか出来ないボスなんです。このホーラ・ルーとかいうおじさん。

初見時はこれまた月隠の戦技でゴリ押しせざるを得ませんでした。
対応は全く出来ず、どうにか何とか攻撃を搔い潜りながらちまちまと削っていく……そんな戦い方しか出来ませんでしたね。
幸い、HPは半分くらいしかありませんから、ゴリ押しが効く範囲ではあるんですよね。それだけが唯一の救いですかね……。
マレニアみたいにコイツがHPバー2本ボスだったらなかなか心折れそうだなという気がします。


黄金律、ラダゴン

エルデンリングで2番目にカッコイイと思ったムービーがゴッドフレイ戦というのは前述した通り。じゃあ1番目は?はい、コレです。ラダゴン戦の開戦ムービー。

マリカからラダゴンへと変化し、エルデンリングを砕いた槌を振り上げたラダゴンの後姿を映しながらのかかる親の声より聴いたメインテーマ!!こんな王道な展開燃えないワケがないじゃあないですか。
私はここに辿り着くまでに270時間くらいかかっていたのもあって、感慨深さがもうスゴかったです。そこへこのBGMってもうそんなん激アツすぎるじゃないですか!
デモンズソウルから隻狼までの全ボス中でも、最も演出のアツいボスだったと個人的には言いたいですね。槌振り上げからのメインテーマ本当に好き。

あと、ここで戦うのがマリカではなくてラダゴンなのも良いんですよね。
エルデンリングを砕いたのはマリカで、修復しようとしたのがラダゴンだということは名言されていますから、マリカとあそこで戦う展開だと違和感しかないので、ラダゴンと戦闘になるというのは必然だと思います。
ただ、プレイヤーからするとそういう背景とか抜きにしても、王になる為に、神人たる女王マリカではなく、あくまで前王であるラダゴンと戦い、これを打ち倒して王を目指すという展開が好きなんですよね。

さて、ボスとしてのラダゴンはゴッドフレイと同じようにエルデンリングの基本に忠実なボスでした。どんどん対応出来るようになっていくのが気持ちいいタイプですよね。
高速で放つ黄金のつぶてや超ディレイから放たれる雷の槍、第2段階で見せる衝撃波を伴うワープ、地面に光波を発生させる攻撃など盾受けが結構厳しいボスだなとも思います。いかにタイミングを見極めて回避出来るか。
本当こういうボスは戦っていて楽しい!

ラダゴン、燃える展開の良いボスでした。


エルデの獣

激アツ演出からの第2形態。これまた、タイトル画面で親の声より聴いたピアノと共に登場するエルデの獣も印象深いボスだったと思います。ボスとして良いかどうかは置いといて、演出はめちゃくちゃ好きです。

初めてその姿を見た時、やはりどうしても思ってしまったのが「上位者だ!!!!!」ということ。コイツいつもブラボの話してんな。
まず、見た目がもう完全に上位者じみてるんですよ。ブラボにコイツ出てきても違和感無くないですか。何となくメルゴーの乳母にフォルムが似てるなとかも思ったりしてました。
そして、見た目もさることながら、周囲に黄金樹空間を形成する際の星空を広げるような演出がもう完全に上位者でしょ……。宇宙広げてるもん……。
この宇宙的演出と異物感がとんでもなく上位者を想起させてしまいます。
アステールのところでも触れましたが、私は大いなる意志が上位者だと思っているので、それもそういう風に思うひとつの原因なのだと思います。

あ!あと獣と言えばやっぱりデモンズソウルですよね。古き獣。
ソウルという力をもたらした古き獣と、エルデンリングとなり黄金律をもたらしたエルデの獣。並べるとなんだかグッときてしまいますね。

さて、じゃあいざ戦闘はというと、超密度ホーミングレーザーやら隻狼の桜竜が放ってくる下段衝撃波みたいなのやら掴みからの磔レーザーやらギャラクティカドーナツみたいな攻撃とかエルデの流星とかまぁまぁ様々な印象深い技を放ってきます。
ただ、コイツの場合あんまり戦っていて良い印象を抱いたかと言われると、ニッコリしながら無言になる感じなので、それはまた別の記事にて語ろうかなと思います。予定は未定。


以上、私が印象深いと思った狭間の地の強者達でした。

プレイヤーの数だけ印象深かったボスというのはいると思うので、あいつがいない!こいつがいない!みたいなのはあるんじゃないかなと思います。
あくまでこれは私個人の印象なので、そういうのがあればコメントとかに書いて頂ければ「へー!!!」となります。
私は割と「へー!!!!」ってなりたい人なので、コメントに書いてくれたら嬉しいですね。

エルデンリングについては、クソボスとかマップについてとかも書きたいですね。
あとは考察というほどでもありませんが、なんか気になったこととかも。いつになるかはわかりませんが、今のところ書きたい気持ちはあるので書くんじゃないかなと思います。

またお付き合い頂ければ幸い!それでは!

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