パニック障害インドへ行く③トランジット&ホテル問題

シンガポールでの長いトランジット

インドへ行く際シンガポールでトランジットをしようと決め、あれこれ調べていたわけですが、行きも帰りもシンガポールで14時間ほどの待ち時間が発生します。夕方にシンガポールに到着して、翌朝早くの便に乗る旅程となっています。

私個人の飛行機への対策として、「睡眠不足は避ける」「明るい時間に飛行機に乗る」というのがあります。
「睡眠不足」についてですが、私の場合、体が疲れている状態だとパニックを起こしやすくなります。なので、しっかりと疲れを取っておくことが大切。体調が良ければ機内でも色々と楽しむ気力が湧いてきます。
「明るい時間に飛行機に乗る」についても、要は1日の活動が終わって疲れている状態ではなくて、体力・気力ともに十分な日中に乗るということです。また、何も見えない暗闇よりも明るくて景色が楽しめる方が気が紛れるため。周りの人が寝ていて静かな中だと、ライト一つつけるのにも気を使いそうですもんね。

そんな理由から、日本〜シンガポール、シンガポール〜インドへの便はどちらも朝出発の夕方着という日中の便。時間はかかりますが、途中の空港での滞在時間を長く確保して、飛行機の疲れをしっかり疲れを取っていく作戦です。

トランジットで入国する?問題@シンガポール

さて、シンガポールで一晩過ごすことだし、考えるのは宿泊についてです。方法としては次の3つ。
1)トランジットエリアで宿泊(空港でゴロ寝スタイル)
2)トランジットエリアでホテル泊
3)シンガポールに入国してホテル泊

まず1)から。
シンガポールは「世界で一番寝やすい空港」とも言われているそうで・・・
まずは空港自体がとても広く、あちこちに大きめのソファがあるので空港泊がしやすいそう。空港泊について調査しているブログなどを参考に、果たして空港泊が初めての私でも挑戦できるか、考えてみました。

結果・・・却下。
トランジットの時間が十分あるとはいえ、初めて訪問する(しかもとんでもなく広い!)場所で確実に良いスペースが確保できるとも限らないし、また落ち着いて眠れるかは怪しいため。

旅慣れたお友達にも相談しましたが、やはり旅は「疲れを溜めないこと」「体調を崩さないこと」が大切!と。確かに、異国で体調を崩しては不安も倍増しそう・・・

続いて2)です。
トランジットエリアのホテルに宿泊すれば、移動の手間も無いし楽ちんなのでは!?そう!その通り。
しかし、値段がですね・・・泣)値段が高い・・・!!!
一泊数万円するホテルしかなく、費用の面から断念。
ここでお金をかけず、その分インドであれこれ買い込みたい。

そして残された3)。これしか選択肢はありません。
入国の審査などの手続きがあり、また空港からの移動が必要になりますが、
せっかく来たシンガポールだもの、入国できるのは嬉しい。
あちこち観光できるほどの時間はありませんが、シンガポールに降り立とうじゃないか!とむしろ楽しみです。

空港内のトランジットエリアでは一泊数万円するホテルですが、シンガポール国内だとだいぶ安く済みます。空港が街から離れているためホテルまでの移動時間を考慮する必要がありますが、数千円〜1万円台までホテルはさまざま。
今回は空港からタクシーで10分ほどの海沿いにあるホテルを予約しました。
一泊1万ちょいなので、予算的にもまずまず。

結論から言って、入国の手間をかけてもシンガポール国内に入国して大正解でした。
日本からシンガポールへのフライトの後、入国。特に待つことなどなくスムーズにシンガポールに入れました。空港内であれこれショッピングをしたり、夕食を済ませてからホテルへと移動。
翌朝は7時台の早い便なので早めにベッドに入り、ゆっくりと休むことができました。

一つ注意点としては精神疾患系のお薬を飲んでいる方。
シンガポールでは向精神薬などのお薬の持ち込みが厳しく規制されています。
事前に申請をすることが必要なので、その手続きについても記事を書きたいと思います。


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