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バチェロレッテ2を見終えて

まだ見てない人は読まないで、でもね、そのまんまだから、結局。「あー、やっぱそうなんだー美紀さん」ってなるから。

美紀さんのご家族側が、お母さん(綺麗な方!)だけの参加、しかもお母さんの隙のない眼差しは、今まで見てきたよくあるお母さん像(育ちが良いであろう滲みでる上品さと、何不自由なく暮らしているという佇まいを持ちながらも、抜けたところがあるお茶目なお母さん)とは一線を画すものだった。

2人と対面する前に、お母さんの独壇の場面が入る。
「やはり、経済的にも安定を・・・・」
私ですら思った、経済的に非常に不安定な私ですらだ。
(残った2人、ダメじゃない?)

案の定、お母さんは顔をこわばらせながらも笑顔を見せるが、目が怖い。じーっと男性を見つめる。そして、至極真っ当な質問をする。
「選手生命は・・・・・」

ほんとソレ。将来が心配すぎる。最後に残った人が2人ともバスケの選手とか、お母さんも混乱ですよ。しかも美紀さんは体がガッチガチに硬いし、スポーツにも興味無さそう。

なんでこうなった?と思うけど、かといって美紀さんには誰が相応しかったのかは全然思い付かない。そもそも、選りすぐりの参加者が、大体怪しい人ばかりってどうなんだろうか。今どき会社名や役職で人を判断すべきではないとは判っている、しかし、だ。判断材料がない中でも、どうにか私たちを安心させてほしいじゃないの。

そもそも、コロナ禍に恋愛番組に参加するために海外に結構長く滞在していられる身分ってどんな人だよ、ともなる。その結果が、画家とか映画監督とか、スポーツ選手とか、大いに偏っている。

私は瞼を閉じ、自分の娘のことを想像してみる。

娘がそこそこ良い大学を出て、起業し、苦労しながらもなんとか自立した。しかし経営は波があるものだ。これから長い人生、荒波に揉まれることもあるだろう。そんな時に娘を支えてくれる人、娘よりも経済的にゆとりがあり、判断力があって頼れる人、そんな人と結婚してくれたら。
母はそう願う。

目を開けたらマクファーがいるわけだ。

美紀さんは既に美辞麗句に弱いことが視聴者にバレバレなのである。
そして、マクファーの口の巧さに結局心を掴まれた。
なんてこった。私は美紀さんが心配だ。

バチェロレッテは、参加者の男性の質を上げるために、もう国内で撮ったらいいのでは、と思う。飛んだ変人と結婚していて、普段からFACEBOOKで「私なら離婚するわ」と頻繁にコメントを頂く私ですら、特に結婚したい男性がいなかった(中道くんはかっこいいですけど)。

スパリゾートハワイアンズなんかで撮れば、それなりに海外の開放感を漂わせながらも仕事をしながら参加ができ、もっとさまざまな職種の男性が集まれるのでは? 

わたしゃー、もっと普通っぽい、しかしエリートの会社員が参加し、(むむー、これは羨しいぞ)と私を妄想旅に連れて行ってくれるバチェロレッテを望みます。


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