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今日からスタバは桜です

私と三女は殆ど家に居て、三女は仕事、私は家で文を書いている、出掛けたくても、三女は仕事、私は肌荒れと理由は違うが家から出ない。

今日も出かけるつもりは無かったが、三女が休み時間にスタバ行こうか?と言ってきた。

そうなんですよ、今日はスタバの新作の日。

我々は行かねば為らない、まあ行かんでも良いのですが、行きたいが本音だよね。

猫たちの状況も見て、さて行こうとスタバに行く、私は肌荒れは覚悟の上だ、荒れるからと言っていたら、何処もいけなくなってしまう。

スタバの前では次女がコーヒーを配っている、新しい豆の宣伝なんだな、次女からは貰わずに違う人からコーヒーを頂く。

家族が仕事をしている所に行って話をするのは、他のお客さんに悪い気がするのは私だけなのだろうか?

他人は分からないが、自分は出来るだけ話さないようにしている、「スタバではなんも気にしてないよ。」と聞くが、真剣な仕事場だしと考えたりする。

今日からスタバは桜のシーズンだ、10年くらい前には余り桜味って無かった気がする。

お土産で桜味を見ると、チョット目先が変わってこれ良いかも、と考えていたのが、この時期には何処にでも桜味が占領する様になった。

ええんだけど、商売って凄いんやね。

それでも桜味で美味しい物は多くない、だって桜の味の定義が人によって違うんだから、どう考えても人に依って感覚が違う。

大体の人は桜餅を桜と認識するんだろうけど、桜の塩漬けを桜と考えていたら、まるで違う物になる。

数年前に地元スーパーでレジの仕事をしていた時期があって、最終迄仕事をしていると20時になる。

20時に終わると、帰り支度をしながら話をしたりする、店舗が開いている時には大声で話なんてできないから、その時だけ連帯感を共有したりしてね。

その時に、お店に春向きの商品が入ってきて、抹茶味や桜味が並べてあるのを見て、違和感に気付いた。

桜味が少ない、探さないとない位だ。

不思議で店長に聞くことにする、前の店長は話しにくい人だったけど、その時期の店長は話しやすかったからね。

「抹茶味と桜味が新しいんですよね、桜味が少なくないですか?」

当然の疑問だと思う、明らかに桜味が少ないんだから、桜味を楽しみ三していた人間からすると、少なすぎるんだよね。

それに対して、店長がこう言った。

「桜味って何味よ、俺さ桜味って認めて無いんだよね、桜味って納得いかん、だから本部から言われた桜味の物しか桜味は入れやんのやわ。」

確かに認めて無いのであれば仕方ない、でも本部は要れろと言うんじゃ無いのかな?

そう考えた私の懸念は現実だった様で、その店長は店長降格して、違う店に転勤になった。

可哀そうになー、桜味を認めてなかったばっかりに。

スタバの桜味は毎年美味しく出来上がってくる、どうやったら次の年に違う感じで考えるのか、自分達には解らない努力の結晶があの桜味なのだろうな。


今日のスタバで飲んだもの

「何飲む???」レジでいつも迷う私に、「そりゃあ、フラペチーノでしょ。」と事も無げに三女が言う。

この時期に寒無いかー?

私がそう考えてしまうのは年だからなのか、店に居る殆どの人が飲んでいるみたいだ。

こりゃあ、スタバも儲かるわな。

さっき試飲したスプリングブレンドも好きな味、酸味少なく苦みは一寸したチョコの苦みみたいに感じる。

味音痴でも解かる美味しさ、いつもブレンドの仕方が上手いんだよね、スターバックスって、当たり前ではあるけどね。

「お母さん、桜のシフォンケーキやもっちり餡ボールも有るで、食べる~?」ダイエット中なのに三女が誘ってくる。

「大丈夫なん?」心配で聞く。

「大丈夫、アプリにまだお金ある。」イヤイヤ、あんたのダイエットの事やん。

見ると、自分のスタバのスターがもう直ぐ400だ、これでコーヒー豆が貰える。

勢い込んで「お金出すわ、それで豆貰う。」と三女に宣言した。

「何で???」と聞いたので、もう直ぐスター400やから、豆欲しいんよと言って置く。

「じゃあ、お母さんに出して貰う。」2人でワクワクして、ケーキは持って帰った。

桜味のお菓子と抹茶味のお菓子はコーヒーに合って美味だ、コーヒーを売って居る所だから、それを狙っているのだろうが、コーヒーが離せない。

抹茶のもっちりボールは餡が入って居て、好みの味で思わずにやけて食べる、三女と顔を見合せて、買って良かったと目で合図。

食べていたら、変な匂いがして、アグリが下痢をしていた、それも私の布団で。

どうせ下痢をするなら晴れた日にして欲しいが、大概雨の日にするのは、マーフィーの法則なのか。

猫を飼っていると、下痢もするけど、これまでこんなに下痢する子はいなかったな。

「よく下痢するな~。」と言うと、三女が「今度お医者さんに見せるわ。」と答える。

猫には余り病気になって欲しくないから、『一寸した下痢ですよ。』と言われるのを想像している。

食べていた時に下痢されても、可愛いから許せるのは、飼い主だからか、それとも猫自身の特性なのか。

今日も我が家は平和である。


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