電子妖精 安芸羽生華の適正処理(引退処分)詳細説明文の検証と疑問点まとめ

この記事は、11月29日に電子妖精プロジェクト公式よりTwitterにで発表された『電子妖精プロジェクト「安芸羽生華」の適正処理に関して』という、バーチャルキャラクター安芸羽生華のキャスト降板理由を説明した文書を検証し、疑問点をまとめた記事です。

事の経緯については過去記事に時系列の纏めがあるのでそちらもご覧下さい。非常に長い記事になっているので、ともかく結論を教えろという方は最後に貼られているまとめ画像からご覧下さい。

●予備知識●
「電子妖精プロジェクト」はDELTA-V社が運営するバーチャルキャラクター事業。管理人はDELTA-V社長の上杉賢太郎氏。安芸羽生華は2019年11月30日にデビューし、2020年11月25日にキャストの引退処分が発表された。
運営が頑なに「適正処理」という単語を使用しているが、こちらは電子妖精プロジェクトの物語上の言葉であり「キャストの引退処分」という意味で捉えておけばこの声明の範囲に於いては間違いがない。

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運営の経緯説明文は基本的に時系列で書かれているようなのでそれに沿って行きたいのですが、今回の引退処分の理由として運営が挙げている3つの項目

1.他の電子妖精(キャスト)への攻撃的要素を含む情報を発信
2.複数回の情報漏洩
3.業務の放棄

のうち、2と3については外部から詳細が確認不可能なものなので、この記事で検証は行いません。

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2020年7月【他キャストへの批判】

画像14

こちらは「Pixiv FANBOX」に、2020年7月27日 15:56付けで投稿された
最近のあれやこれさん」という記事であろうと思われます。7月中に他のキャストについて言及した記事は他に見られませんでした。

こちらは有料記事ですので、検証に必要な部分引用と、概要の箇条書きで紹介しようと思います。どうしても本文のニュアンスとズレが起きてしまうので、見られる方はFANBOXで直接閲覧をお勧めします。

前提として、この記事は7月10日~7月19日の間にSHOWROOMで行われた「自家製うどん専門店『はなび』東神田店!イメージキャラクター決定戦!!」に挑み、僅差で敗北し大きなショックを受け、今後の活動方針について悩んでいる時に投稿された記事です。イベント終了後の配信で「ガチイベにはもう出ない」と宣言しており、この記事はその流れで投稿されたものです。

記事では最初に、リスナーの皆に「同じプロジェクトとはいえ電子妖精の話を脈略なく出すのは出来る限り控えて頂けるとありがたいです」というお願いが書かれており、それ以下の内容はその理由を説明したものとなります。以下、概要を箇条書きします。(改行で読み辛いので画像にしました)

最近のあれやこれやさん 画像まとめ

以上のような内容です。
この文章は、彼女の中での「電子妖精プロジェクトはこういうもの」という思いと、他キャストの思いに齟齬があったのかもしれない。という事を述べた文であり、少し距離を取って考える時間が欲しいという事だと私は捉えておりました。
今見返しても、「他キャストを批判する内容のテキスト」だとは捉えられません。寧ろ、他のキャストの方向性を尊重しているからこそ、自分はどうすれば良いのか思い悩んでいるという話ではないでしょうか。

※「個々で遊ぶのは推奨しない」という運営方針は下記ツイートのようにファン目線で分かる所でも言われていて、2020年の春頃に上杉氏が何度か発信していた記憶があります。この方針の意図及び、各キャストにどれ程の強制力で指導されていたのかは不明。最近は一部形骸化しているようにも見えますが、生華は性格上かなり律儀に守ろうとしていた事が伺えます。

200529_2329 他の電子妖精と接触点を持ちすぎないように

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■2020年11月【他キャストへの批判】

画像13

こちらはSHOWROOMで行われた「DELTA-V公式枠限定 一攫千金Amazonギフト券争奪」という、電子妖精プロジェクトを含めたDELTA-V公式枠所属のバーチャル配信者限定イベントの初回配信(2020年11月2日18時開始)における発言だと思われます。

このイベントで同じ電子妖精プロジェクトに所属する配信者の参加がイベント開始2・3時間前に判明し、それに対しての発言がここで問題にされているものです。こちらは該当の配信のアーカイブをGoogleドライブにアップしました。

2020年11月2日18時配信開始 安芸羽生華[google drive]

恣意的な編集の疑いを避けるために無編集でアップしています。該当する発言は以下のとおりです。テキストの書き出しだと強めの言い回しに見えると思うのでなるべくアーカイブを確認して頂けると幸いです。

11月2日の配信の発言まとめ

この配信では彼女としては珍しく相手の行動を「批判」していると思います。
ご注意ですが、この件で相手の配信者に問い合わせるような事は一切しないで下さい。この件で安芸羽生華がこのような発言をしたのには彼女なりの理由がありますし、同じように相手方にもこのような形に至った理由がある筈です。そして、彼女自身が相手の配信者と直接の衝突にならないように気をつけていましたし、この記事を書いている私としてもそういった行為をされる事は意に反します。
どちらが悪いという比較判断はここでは行わず、これが「生華が引退処分に至るに妥当な悪質な発言であるか」という視点で考えて頂きたいです。

前提として、生華は電子妖精内でのイベント被りについて以前よりかなり気にかけていました。それは前項目で取り上げた7月のFANBOXにも表れていますし、直近に行われたアプリゲームの出演権を掛けたイベントで電子妖精プロジェクトから「電子妖精9」と称し9名もの人数が参加した時の、イベント前夜に投稿された10月10日のFANBOXの記事にも詳しく胸の内が記述されています。その記事では、複数の人を推しているリスナーが困っていることへの謝罪や、リスナーも疲弊しているのに次々イベントを重ねてくる管理人の意図が測りかねていてこのまま参加していいのか悩んでいる事などが綴られています。
おそらく、電子妖精9の企画が外部の一部リスナーから顰蹙を買っている事も彼女は気がついていたのではないかと思います。

だから二言目に、こういうやり方はDELTA-Vの他の配信者から見て(電子妖精の)印象が良くないという事を指摘しています。そして終始「生華は駄目だと思う」「生華の中では許せない事」という風に、彼女の中での意見、気持ちとしての言い方に留めています。これをきっかけに彼女が相手の配信者に直接攻撃的な発言を与えたという事実は私が確認している範囲ではありません。
コラボを蹴ってきたという話も当てつけ等ではなく、皆にとっての楽しい配信を守る為であることは、その文脈で自分を卑下している事からも理解出来ると思います。

そして彼女がこれだけ憤っているのは、プロジェクト内でのイベント参加情報の共有が抜け落ちていた事を意味しています。
電子妖精にはプロジェクト内のイベント連絡網(※)があるようなのですが、そこでの共有がされていなかったと想像されます。これについては該当配信者のミスなのか、マネージャー側のミスなのか連絡網のシステム上の欠陥なのかは外部からはわかりません。
恐らく、事前に知らされていたら箱内被りを気にしている彼女はイベント参加を辞めていたと思います。
(※イベント連絡網の存在は先述した10月10日のFANBOXの記事に存在が書かれています)

事情を知らない外のリスナーから見れば単に強者が突然参加した事に文句を言っているように見えるかもしれないし、そういうふうに捉えられかねない言い方をしている彼女の発言に落ち度が無いとは思いません。
ですが、この件で彼女が憤っているのはそこではなくて「プロジェクト内の事前共有が成されなかった事」なんです。

これについて、少なくとも各配信者のイベント管理を行っていたマネージャーはこの時の状況も、生華の箱内被りを避けるスタンスも知っていたはずです。しかし「本人の都合及び思い込み」と一方的に断じられ、引退処分の理由の一つとされている事から、適切なマネジメントが行われていたのか大きな疑問が生じます。

※前項目で挙げたとおり生華はあまり配信内で他の電子妖精の名前を出す事が多くは無かったので、この項目はこの配信の事で間違い無いとは思うのですが、もし他の日にも該当しそうな発言があったよという事がありましたら、この月の配信は全て録画がある筈なので日時や期間の情報を頂ければ探して参ります。

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■2020年11月【他キャスト及び運営への批判】

画像12

こちらは11月20日19:55に安芸羽生華のアカウントから投稿されたツイートの事で間違いないでしょう。

201120_1955_届かないさんです…

このツイートの翌11月21日2:28に管理人の上杉氏が個人のTwitterで引用RTを行い、朝方の6時過ぎに安芸羽生華から謝罪のツイートがあって以降、彼女の活動は途絶え、11月25日に公式から引退処分の発表が行われています。

それは君の勘違い~謝罪までまとめ

新衣装のインナーイベントとは、11月23日より開催予定だった電子妖精内のインナーイベントの事です。アマギフイベントのアマギフとは前項目で言っていたDELTA-V主催イベントの3位報酬のアマゾンギフト券の事です。どちらもDELTA-V主催のイベント関連の情報伝達が無い事への不安・不満をぼやいたツイートです。
ファンが運営への不信感を増す要因になるツイートである。という意味であまりよろしくないというのは分かります。ですが、根本的には管理人側の伝達の遅れという不手際が引き起こした物である事は明らかです。

これに対しての管理者の取る対応として一般的に想定されるのは、内部伝達手段を用いて、情報伝達が遅れた事の謝罪と状況の説明、以後はSNS等でぼやく前に直接聞いて欲しいと伝えた上で必要によっては該当ツイートを削除してもらうというのが普通の対応だと思います。

ですがこれに対しての上杉氏の対応は真逆の物でした。

201121_0228_それは君の勘違い

このツイートは非常に多くの問題を孕んでいると思います。
まず、管理人側の伝達のミスに対応するのではなく、生華のツイートの罪を強調している事。
文脈から察するに、イベントの情報が開始直前に発表されると配信スケジュールを組まないといけない配信者もそれを応援するリスナーも大変迷惑するという事を、驚く事にイベンターである上杉氏が全く理解していない事。
そしてこの高圧的な態度。

このツイートについて、内部でパワーハラスメントがあるのではないか?といった疑問が一部で囁かれていますが、その指摘は控えめな表現だと思います。
現代社会人であれば、人前で上司が部下を一方的に叱責する事がパワハラに該当するという理解は多くの人が持たれている事でしょう。
ましてキャラクターのロールプレイを行っているキャストに対して、「それは君の勘違い」というキャラロールの外側から叱責する行為。キャストはキャラロールを外さない限り反論すら出来ない、極めて一方的な叱責。その後の安芸羽生華のあからさまに書かされた謝罪ツイートまで含めて考えれば、上杉氏のこのツイートが客観的に見てパワハラに該当するという印象を持たれるのは極めて自然な事です。

故に、安芸羽生華の引退処分理由の詳細説明に於いて、上杉氏のこの引用RTが"パワハラではなく正当性のある行為であったという説明"は絶対に必要です。何故一般的な対応を取らずにパワハラと見なされるような対応を取ったのか。その説明が成されなければ引退処分自体の正当性を保つ事はできません。

尚、電子妖精公式の詳細説明文ツイートに引用RTでこの点について疑問を投げかけた所、私は上杉氏からTwitterでブロックを受けました。何人か同様に引用RTを行ったファンをブロックしているそうです。私はこの行為を、彼が自身のツイートの正当性を説明出来ずに逃避したという事だと解釈しています。

前後しましたが詳細説明文への指摘。
「イベント情報に関して、本人の思い込みによりTwitterにて運営と他キャストを貶める発言を行ったことを確認。」
上杉氏のツイートでも「勘違い」と書かれていますが、彼女に何も情報が降りてこなかったのは事実であり、「思い込み」「勘違い」という書き方はあたかも彼女に認識のミスがあるかのように印象付ける為の中傷的表現だと感じられます。
(※説き伏せたい相手に対して、何も説明せずに「勘違い」という中傷から入ってマウントを取る手法は上杉氏の常套手段)

「運営と他キャストを貶める発言」について。まずこの件で「他キャストを貶める」発言は確認出来ません。リプライで他キャストが自分が確認した情報を教えていますが、そちらはキャスト同士の普通のやりとり。またその件に関連して生華がリスナーに対して「次どうなるか知っている妖精さんがいるようなので情報に差があるのにしょんもりしてました」という旨のリプライがありましたが、これはキャストが不安に思っている事を知りながら全体告知を行っていない運営対応への疑問を書いたものであり、他キャストを貶めているとは思えません。

201120_04_届かないさんです… 白乃リプ含_マスクあり_トリミング

そして、事前の説明でも一切出てこなかった「運営を」貶めたという説明。
最初の説明が「他キャストへの攻撃的要素を含む発言」だったのが詳細説明文から「他キャストへの批判」に置き換わり、ここに来て「運営を貶める発言」に内容が様変わりしています。この一貫性の無さはどういう事なのでしょう。
「攻撃」と「批判」は全く意味が異なります。これを意図せず混同しているなら公式の文章力を疑うし、意図的に混同して記述しているのだとしたら読み手の読解力を馬鹿にし過ぎています。
ぽっと出てきた「貶める」という表現が正確なのかは此処まで読んで下さった方が各々判断されるかと思いまが、個人的には、運営の不手際にストレスが溜まってツイートでぼやいた事を「貶める」とは言わないと思うし、上杉氏のツイートやこの説明文のほうがよっぽど人を貶める事を目的としていると思います。

余談ですが、このイベントは結局開催当日の11月23日になってもイベントページが開かず、開催予定時間直前になってやっと上杉氏は焦り始め、結局イベントページは立たずにイベント自体が中止になりました。この件で上杉氏は一方的にSHOWROOMの不手際だと発言していましたが、複数のキャストに質問された時点で確認に動いていれば違った結果になっていた(仮に中止になる結果は変わらないにしてもこのようなドタキャンにはならなかった)筈で、イベントページが開かない事への危機意識が極めて低い事が露呈しました。

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検証は以上です。
簡単に纏めると、

・今後の活動方針について悩みをFANBOXに書いた
・他キャストが社内の情報共有も無しにイベントに突然参加したのでそういうのは良くないと思うと発言した
・運営の情報伝達不足に不満が溜まってその不満をツイートした

となります。これが引退処分されるのに妥当だと思いますか?

…いやいや、他に情報漏洩とか業務放棄とかやってるじゃん。と思われる方が居るかもしれません。ですがそれは違います。「これだけ」なんです。
これについては次項目以降で触れます。

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他の項目について検証は行いません。とは言ったけど話に触れないとは言ってない。
なんせ運営が詳細情報を全く発表していないので検証が出来ません。なのでこれ以下は「文章の読み解き」だと思って下さい。今発表されている文章を読み解くにこうであろう。という話なので、未だ隠されている情報があったとしたら話は違う事になるかもしれません。でも、じゃあなぜ隠したのですか?という話です。

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■2020年11月【業務の放棄】

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これはそもそも序文で引退処分の大きな要因から外されているので重要ではないのですが、加えて考えなくてはならないのがこれがいつの話かという事です。

この文章、日付を省略しているのが非常に狡いなと思うのですが、少なくとも■付きの項目は時系列順に並べられているようなので、11月21日以降の話だと思われます。
そもそも20日の時点で彼女は「運営から連絡が無い」事を問題にしていたわけなので、この時点で彼女が音信不通なわけはありませんよね。
そして下の文章で、「引退処分」の協議を開始し、該当キャストからの連絡が途絶えるという状況となった。と書いてあります。整理すると、

20日に情報不足への不満のツイート
21日に上杉氏による生華を叱責する引用ツイート
以降に引退処分の協議を開始
キャストからの連絡が途絶える

つまり、これは「引退処分」の話が出た後に起きた事であり、引退処分の理由ではありません。

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■2020年4月【情報漏洩の発端】

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通常、情報漏洩と言われて多くの人が想起する重度の情報漏洩とは、機密保持契約を結んだ情報の漏洩を指します。これは契約書で縛っている事の違反なのでそもそも不問にはならない物です。VTuberで情報漏洩と言えば、未公開のビジュアルを漏洩させたとか、デビュー前に未公開のLive2Dを公開したとか、そういった違反行為のために休止や引退処分になったケースが過去にあった事を知っている方も多いかと思います。しかし4月の件は「不問」とされている事から、これはそういった契約違反行為ではないという事が予想されます。

というか、「近しい(多分"親しい"の誤用)人間には話した」「プライベートな状況までは運営は関知しない」と書かれてる事から、これって「親族もしくは仲の良い友人に仕事の悩みを相談した」という事ではないでしょうか。であればこの文章は一通り辻褄が合います。
その内容を公式インフォメーションに送った相談相手は迂闊だったと思いますけれども、それでも不問に出来る程度の情報しか話していないという事のはずです。

この項目が詳細説明文に表記してある意味って何だと思いますか?
具体的な被害を一切説明せずに、「情報漏洩」という強い言葉だけ強調してこの人物はこういう悪い事をする人物なんだと印象を貶める。その為だけの文章。
同じ出来事でも、「4月頃に親しい人間に仕事のお悩みを相談していました」だと全然印象違いますよね。
この公式の文書は全体的にこういった「詳細を一切具体的に書かずに印象だけを落とすような書き方」に満ちています。

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明らかな情報漏洩の痕跡と本人の素行不良と判断に至る内容

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これも何一つ具体性の無い文章です。先述したとおり、契約解除に至る程の重大な情報漏洩とは通常、機密保持契約違反の事です。機密情報の内容の全て公開しろと言うのは非現実的な話ですが、「こういった情報に機密保持契約がかけられていてそれがこういう状況で破られました」という事は具体的に説明出来る筈ですし、企業の信用を得る為にもそういった説明は不可欠のはずです。ですがそのような詳細説明は全く成されませんでした。

この書き方だと「4月にお悩み相談していた相手とまた連絡を取っている痕跡があったからまた情報漏洩だ!」という馬鹿げた指摘も成立してしまいます。

そして時系列。「上記、経緯と並行して運営の方で情報漏洩に関して調査と監視を行った」と書かれていますが、この並行してというのは具体的に何時頃からの事を指しているのでしょう。一見して「他キャストへの批判」と「情報漏洩」は関連性が無い筈なのに、どうして以前「不問にした」程度の事をこのタイミングで再調査しているのでしょう。そして、以前は「不問にした」のに再調査した結果、警告どころか一発で法的処置を検討しなければならない程の重要な機密保持契約違反が発見されたのですか?このタイミングで。この経緯の流れは非常に不自然だと思います。
一体、「他キャストへの批判」と「情報漏洩」のどちらが処分理由の本命なのでしょうか?これを「どちらも」本命と答えるなら、それは明確な基準が無く気分で首を切っていますと言っているのと同義です。

何故このタイミングで情報漏洩の調査を行ったのか。そして以前不問としたのと違って一気に契約解除まで持っていく理由となる程の重度の情報漏洩とは何なのか。素行不良とは何なのか。セキュリティ上の問題から詳細はアナウンス出来ないと逃げの口上が書かれていますが、それは最低限の説明さえ行わない理由にはなりません。詳細説明と銘打っておきながら全く説明をしてない事が、この文章の信頼度を極めて低くしています。

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以上、非常に長くなったので公式声明に突っ込み入れる形で画像一枚に纏めました。

02まとめ加筆

『電子妖精プロジェクト「安芸羽生華」の適正処理に関して』についての検証と読み解き、疑問点の纏めは以上です。

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※記事中に何度か出てきた「10月10日のFANBOXの記事」には、彼女がどのような想いで電子妖精プロジェクトに参加し、どのような事で悩み、その悩みにどのように向かい合おうとしていたか、その誠実さが分かる記事になっています。彼女を信じている方は勿論、彼女を疑っている方も、この引退処理の問題を考えたい方全員に読んで頂きたいです。
安芸羽生華のFANBOXは年末で閉じられるそうです。それまでに是非。500円かかってしまいますが、その価値はあると思います。


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