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トレハルロース・針なしミツバチのはちみつに含まれている特殊な糖類

トレハロースじゃなくて、トレハ「ル」ロースという、珍しい糖類が針なしミツバチのはちみつ(スティングレスビーハニー、Stingless bee honey)に含まれている事が分かったそうです。

針なしミツバチのハチミツについて言われていたあれこれ


「針なしミツバチのはちみつ」というはちみつ自体、まだまだ、日本ではなじみの薄いはちみつですよね。

このはちみつ、発酵しているわけではないのに、甘酸っぱいのです。(自然に発酵している、とおっしゃる方もいます)

そして、現地でいただく針なしミツバチのはちみつは、水のようにサラサラしていて、ストローでチューッと吸えちゃうくらい水分量が多いのです。

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↑片手に持っている棒のようなものがストロー。
現地のJoeさんに、色々教えてもらいました。
クアラルンプールから、飛行機で2時間、到着後空港から車で2時間。
ジャングルを切り開いた、養蜂場です。


そして、日本の冬でも、結晶化しない。
ふつう、はちみつって、冬になると、がちがちに結晶化するじゃないですか。

それがなくて、「不思議な食べ物だなぁ」とずっと思っていたんです。

しかも、ある結果によると、糖尿病の人が食べて、良くなったとか、そんな論文がでてきまして、「えーーー、そんなことあるわけないだろうに!」と、眉唾だったんです。

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全ては「トレハルロース」のせいかもしれない。

トレハルロースとは。。。私にはまだ簡単に説明できない糖類なんですけど、こちらに載っているのがシンプルで分かりやすいかな。。。

ttps://www.oralstudio.net/dictionary/detail/4578
出典:OralStudio歯科辞書

その中に

・結晶化しない
・非う蝕誘発性
・小腸での吸収性は、パラチノースとほぼ同等

とあります。
結晶化しないから、冬でもいつでもサラサラ
そして、虫歯にはならない!(う歯って、虫歯のことですよね)

小腸での吸収性は、パラチノースとほぼ同等って、どういうことか調べていたらたどり着いたのが、平塚共済病院NST部さんのPDF。
https://www.kkr.hiratsuka.kanagawa.jp/content/files/bumon/nst/NSTnews15.pdf

パラチノースは、

✔ 吸収速度がゆっくり
✔ 血糖やインスリンの急激な変化が起きにくい
✔ 糖尿病の薬剤との関係で、下痢をする場合もある



らしいです。

トレハルロースも、それに似たものと考えられます。
が、トレハルロースについては、まだ工業的に大量生産することが難しいらしく(生産もされてい入るようですが)、あまり情報を見つけられていません。

自然の食品の中で、針なしミツバチのはちみつほど、トレハルロースが豊富に含まれているものは、珍しいらしいですよ。

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