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勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求む(戦略の失敗は戦術では補えない)|4月18日

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勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求む(戦略の失敗は戦術では補えない)

本項の「勝兵先勝而後求戦」は、戦略、戦術の原則としてきわめて重要な言葉である。この意味は、勝つ軍は、まず勝つ見通しをつけておいて戦いを始める、ということだ。孫子は計篇において「勝つ軍は算を得ること多く、勝たざる者は算を得ること少なし。算多きは勝ち、算少なきは勝たず」といっているので、このやき直しの印象のような感じをもつ人もいるかもしれない。
たしかに、計篇の考え方を、作戦にあたって適用するものであることは間違いない。だがそれとともに、これには重要な意味が含まれていることに注意したい。この形篇は、攻、守という言葉がでたり、一に曰わく度、二に曰わく量などという指揮手順がでたり、積水を千仭(せんじん)の谿(たに)に決するなど戦術的な集中の原則がでるので、頭から戦術ときめてかかりたくなるが、だが、攻守にも攻勢と防勢の戦略機動があり、指揮手順にしても、たとえば太平洋戦争の開戦当初南方作戦を展開する場合、この手順で使用兵力や重点方面を決めているので、この形篇は作戦戦略と、作戦術のいずれにも使用できると考えてよいように思う。孫子十三篇の構成からいえば、この形篇が戦略、戦術の境界線上に位置していると思われる。
さて、軍事界には「作戦の失敗は戦闘では補えない」という鉄則がある。作戦を理念づけるのは戦略、戦闘のそれは戦術だから「戦略の失敗は戦術では補えない」ともいわれる。その意味は、大局で間違えば、いくら細かい事で努力しても取り返しがつかないということだ。大局とは考え方では戦略であり、戦略計画として具体化する。この計画に従って実行するときの細部着眼が戦術である。着眼大局、着手小局はこれをいったものだ。したがって孫子の「先ず勝ちて」は戦略的に勝つ見通しをたてて戦うという意味である。つまり本項は、裏をかえせば「戦略の失敗は戦術では補えない」というこをいっているのである。ビジネスでもこれは忘れてはならないことだ。

4月18日、孫子一日一言の言葉です。

おはようございます。

本日なかなかの長編でございました(疲)

話は変わりますが学ぶという面ではこのキーボードをたたくということは実際には覚えていないものです。

昨日の孫子の言葉をどこまで覚えているかというととっても微妙です。

でもやらないよりはましということもあるのでもっと記憶に残る学習方法に替える必要があると思うのです。

そういう意味では今日の言葉は勉強にもあてはまるものかもしれません。

読書も戦略的に行うことが必要。

記憶に残して実際の生活に役立てるとかビジネスに役立てることが目的。

多読をしながら大事な本を読んでいきたいと思います。

今日も一日がんばります。

旭橋を愛する旭川市民です。名入れ印刷ばっかりする贈答品屋の(株)クボタ贈商とWEB販売の(株)ニムリスにて人生修行中です。旭川地域ポータルサイト「いいあさひかわ」もどうにかしたいっす。武士道の言葉「義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義」 が好きです。