DIWALI INDIA TRIP WITH SACHIN AND JIN
2023年11月中旬、私たちは日本の優れた経営者やリーダーたちにインドのエネルギーを直接感じてもらうための特別なツアーを企画しました。
このツアーでは、インド経済の現状を視察し、国内の一流ホテルでの滞在体験、成長著しいインドの企業経営者たちとの貴重な面談を行いました。
このツアーを通して、参加者たちはインドのダイナミズムとビジネスの機会を肌で感じることができました。
参加者
ツアーに参加してくださったのは以下の方々です。
上原 仁さん(株式会社マイネット 取締役会長)
成田 修造さん(元株式会社クラウドワークス取締役副社長)
北川 烈さん(株式会社スマートドライブ CEO)
川名 正憲さん(Fanatics Managing Director of East Asia)
浅見 彰子さん(タイガー魔法瓶株式会社 取締役)
前田 一成さん(DXHR株式会社 CEO)
齋藤 太郎さん(dof inc. CEO/Communication Designer)
戸田 宏一郎さん(CC INC. CEO)
朝倉 祐介さん(アニマルスピリッツ合同会社 代表パートナー)
インドの企業
インドで成長中の企業経営者たちとのミーティングや会食も実施。
Vadham Tea https://www.vahdam.com/
Fun n Foods https://www.funnfoodparks.com/
Komon社 https://komon.in/index.html
Paytm bank https://www.paytmbank.com/
Kai India https://www.kaiindia.in/
Raheja Developers https://raheja.com/
インド経済の勢いと未来
ここで一度、私の母国でもあるインドの現状を整理しておきたいと思います。
世界5位のGDP、世界一の人口
インドが世界経済において重要な役割を果たすようになっています。その国内総生産(GDP)は、世界で5番目に大きく、人口では2023年4月に中国を上回り、世界最多となりました。
この成長は、国際的な政治舞台でのインドの地位を高め、G7やG20での発言力も増しています。経済改革の進展、デジタル技術の浸透、そして若くエネルギーに溢れる労働力が、この国の成長を加速させています。これらの要因が相まって、インドはビジネスリーダーや投資家にとって無視できない存在になっています。
また、国際通貨基金(IMF)が発表した実質GDP成長率の予測によると、インドは7.7%の成長が見込まれ、これは主要な先進国や新興国を上回る数字です。(2位の中国は5.9%)
各国の実質GDP成長予測(年平均)2019年〜2023年
これに加えて、2050年には米国を上回り、世界第2位の経済大国に躍り出ると予想されている点も、インドの経済的ポテンシャルの高さを示しています。このような状況から、インドは新興国の中でも特に注目される経済成長の旗手となっています。
世界のGDP(購買力平価ベース)ランキング
インドの人口ピラミッド
1947年の独立当時には既に、約3億4000万人を数える人口大国であったインドは、その後も着実に増加を続け、1997年には10億人の大台を突破しました。
この人口の量に加えて、若年層の割合の高さがインドの人口動態の顕著な特徴です。高齢化と少子化が進む日本や、長年の一人っ子政策の影響が顕在化し始めている中国とは異なり、インドの人口構造は若さに溢れています。2019年の総選挙では、9億人が投票権を持つ有権者でした。これは18歳以上の人口を示しており、それ以下の子どもが4億人以上いることを意味します。
このように、若年層が豊富な「ピラミッド型」の人口構成を持つ国は、今後数十年にわたり生産・消費人口が増え続けると見られ、世界的にも稀有です。
参加した皆さんの投稿
最後に
いかがでしたか?
この記事が、一人でも多くの方にインドやその経済、文化に興味を持つきっかけとなることを願っています。
私たちは今後、以下のような情報を定期的に配信していく予定です。
インドで育ったインド人だけが分かる文化や地政学的な知見
インドの最新スタートアップ情報
日本とインドを繋ぐことで見える未来のマーケット
これらの最新のアップデートを受け取りたい方は、以下のフォームからメールアドレスをご登録ください。優先的に情報をお知らせします。
👇
日本とインド。
豊かな歴史と多様な文化を持つ両国が、経済的な繁栄と文化的な交流を通じて深めた絆が、世界に新しい可能性の光を照らし出すことを心から願います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?