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『1分で話せ』で学んだこと

こんにちは、さちまる、です。

今回は、45万部を突破したベストセラー『1分で話せ』のまとめをしたいと思います。

この本では「1分で話す」すなわち、簡潔に相手に物事を伝えるための秘訣が書かれています。プレゼンテーション能力をあげたい!誰かを説得する能力をあげたい!という人に新たな視点をもたらしてくれる本です。

1.なぜ「1分で話す」ことが大切か

「スッキリ・カンタン」に話すことで得られる利点。
それは、「相手に簡潔に要点を伝えられる→説得力が増す」ことです。
そもそも、人は自分の話の80%も話を聞いていません。
グダグダ話をしていても、結局、聞き手は要点を読み込めないまま、あなたの話から意識が遠のいていきます。限られた時間の中で、いかに相手の心を揺さぶる話しができるか、それは1分で要点を簡潔に伝えられるかどうかによるでしょう。

また、仕事の効率化を図るにはチームプレーが必要です。1人でなんでもやろうとするよりも、5人集まれば6人分の作業が可能になります。ここで、
チームのメンバーを納得させて行動させる力=プレゼンテーション能力
が必要になるでしょう。

2.プレゼンをする上での基本事項

▪️プレゼンをする相手を定めるべし
▪️プレゼンのゴールを定めるべし

まず、プレゼンをする相手は誰なのか?を強く意識する必要があります。
・どういう立場にあるのか
・どんなことに興味があるのか
・このプレゼンに何を求めているのか
など、相手のニーズは何かを知ってプレゼンを構築しなければ、相手の心に響くプレゼンはできません。

次に、そのプレゼンのゴールを決める必要があります。その時に注意すべきは、相手に理解してもらうことをゴールとせず、理解してもらいどうして欲しいか、を含めることが理想的なゴールです。話の対象・ゴールを先に決めておくことで、何を伝えればいいか(内容)はゴールから逆算して決めることが可能です。

3.結論-根拠-具体例 のピラミッドを作れ

主張ー根拠①ー具体
  ー根拠②ー具体
  ー根拠③ー具体


【POINT】
▪️主張と根拠がつながっているか?を考える:ロジカル
▪️具体例で感情・イメージを沸かせる

ただ、事実や見解だけを並べても、聞き手は「だから何?」で終わってしまう危険性があります。

根拠は最低3つ。そして、「主張と根拠につながりはあるか?」を考える必要があります。主張と根拠がつながっているれば、ロジカルに考えられていることになります。確認方法は、「〜だから、〜だ」と言って音読をする、他人に聞いてもらう、という方法があります。

さらに、具体化させて聞き手にイメージを与え共感を感じてもらうことで、説得力はグンっと上がります。プレゼンの感情、イメージがわくことで、聞き手は「買いたい、欲しい!」といった次のアクションに移すことが可能になります。

4.右脳(感情・感覚)に訴えるテクニック

ロジカルに言葉を組み立て、相手の左脳を刺激したら、次は、聞き手の感情・感覚に訴えて右脳を刺激しましょう。

短調で、抑揚のない言葉で、淡々と話されても、聞き手の「聴きたい!」という姿勢に影響を与えるこおができません。

▪️感情に訴える
▪️「超一語」を含める
▪️中学生でもわかる簡単な言葉を使う

▪️視線:相手をみる
▪️手振り:多少の動きをつける
▪️声:状況に合わせて
▪️間合い:話の区切りで間を取る

▪️話している自分と相手を俯瞰してみる

感情に訴えるということは、具体例の中で存分に発揮できます。画像や音を使い、五感を刺激する方法、「想像して見てください、」と相手の想像力を高める方法、、etc。

「超一語」を含めるというのは、記憶に残るインのパクトの強い言葉を含める、ということです。相手に、プレゼンの内容を全て覚えてもらうことは不可能です。プレゼンの間に、集中力も切れていくでしょう。インパクトのある「超一語」をドカンと投入することで、相手の聞く姿勢を引き付け、かつ記憶に残るプレゼンが可能になります。

最後に、プレゼンの骨組みが完成したら、相手の立場になって、自分のプレゼンしている姿を見て見ましょう。自分のプレゼンに対し、相手はどう感じているか?いつ共感を得ているか?相手に自分がどううつって見えているのか?ということを考えて見てください。「伝えたい」という思いだけでは伝わらない、ということを念頭において、相手の心に届くより良いプレゼンに改良していきましょう。

まとめ

1分で話すということは、カンケツ・スッキリに話すこと。そして、プレゼンの内容は、ロジカルに構築し、伝達手段は感情に訴えるようにする必要がある、ということを学びました。

私の1番の反省点は、ロジカルなピラミッドが作れていなかったことです。プレゼン以外の場面でも、結論を考えずに具体例、事実を述べて終わり、、「で、何?」が繰り返されるのが、私の話し方の反省点です。全てを一気に直すこおは難しいので、まずは、ここに書いたことから改善できるように「1分で話す」スキルのアウトプットを続けていきたいと思います。


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