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サチコのサウナウタ❹「星空の下の露天風呂でもディスタンス」

こんにちは。サウナのサチコです。

珍しく連投(といっても3日ぶり)です。前回は出口湯さんの記事、前々回は初ととのいの記事と、私なりに特別な回でしたのでだいぶ力が入っておりました。インスタでも「このあとnoteを読んでください!」と懇願したりして。その甲斐あって、いつもの倍くらい閲覧数が増え「スキ」の数も二桁を超えました。本当にありがとうございます。インスタのフォロワーさんも、そしてもちろんnoteのいつメンにも心より感謝申し上げます。

で。

今日のnoteの記事は通常営業(短め)なので、いつものゆる〜い感じで進めますよ(笑)。今回の曲は、

「星空のディスタンス」

です。

ご存じの通り、THE ALFEE が歌っています。1984年リリース。作詞は高見沢俊彦 /高橋研。作曲も高見沢俊彦。ちなみに高見沢さんが埼玉県蕨市出身だということはすっかり有名になりましたね。例の映画で。

さて、この曲をサウナでは、

「星空の下の露天風呂でもディスタンス」

と言います。

説明するまでもなく、露天風呂でも密にならないように、距離を置こうね!ということ ↓

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アルフィーも距離を置いて歌っています。

ですから坂崎さんは見切れています。「坂崎は真ん中じゃないのか」とか「どうせ作れなかったんだろう」とか、そういう面倒なことは言わないでください。

最近。

サウナでもあらかじめサウナマットが敷いてあって、隣同士に座らないようにしてある施設が多くなりました。食堂のテーブルもそうですね。一つおきに使用するようになっていたりして。フロントに並ぶ時にも足跡のシールが等間隔に貼ってあったりします。そういうものを目にしているうちに、私も妙に敏感になってきました。洗い場で後ろの人のシャンプーが飛んできたり、水風呂で潜っている人を見たりすると、つい山村紅葉みたいな顔で大げさに振り返って見たりして。寛容さがなくなってきたなぁと反省しています。

他にも

私は電車通勤しているのですが、混み合ってくるとどうしても隣同士の席に座ることになります。中には少し肩が触れただけでも嫌な顔をする女性がいて、いつの間にかみんなその女性の隣に座らなくなりました。これじゃあ彼女の思うツボじゃないかと悔しくなるのですが、不快な思いをしてまで隣に座るよりはマシです。

男性でもフェイスシールドの下にマスクをつけて、白い手袋までしている人を見かけたことがあります。でもその人、タンクトップなんです。何がしたいのかわからない。人によって感覚が違うからややこしいなぁ。

あ、また話がサウナから逸れちゃった。戻します。

少し前。

地元にある温浴施設に参りました。露天風呂の前でととのい椅子に座りながら星空を見上げていたら、つい涙ぐみそうになりました。体がしっかりしてきてようやくサウナに入れるようになった嬉しさが、こみ上げてきたんですね。慌ててタオルで顔を拭いていると、誰もいないと思っていた露天風呂から「ちゃぽん」という音が聞こえてきました。私は驚いて思わずそっちを見ました。するといつのまに入っていたのか女性がたった一人、そっと私に背中を向けて、静かにお風呂の端の方にカニ歩きしていくのが見えます。

もしかして私を一人にするため? 私のためのディスタンスなのかもしれない。そう思いました。すべて想像ではありますが、女性の背中に感謝せずにはいられませんでした。

星空の下の露天風呂でもディスタンス

ウィルスから自分を守るためだけでなく、露天風呂のその女性のように、相手の心との適切なディスタンスも計れる人になりたいと思います。


いやぁ、今日は綺麗に決まったわ(笑)


それではまた。

サウナのサチコより。



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