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理科でパン生地を作ってきてくれた日のこと。


#料理はたのしい

銀色に光る何かを手に、長男が校門から出てきました。何を持っているのだろう。背中には学校のリュック、水泳カバン、そして、手には銀色の光るもの。

車に乗り込むなり、「ママにお土産があります」と。
なんでしょうか?
答えは、「ピザ生地です」。
銀色に光るものは、アルミホイルでした。

今日のクラブ活動はクリケットだったはず。家庭科や料理クラスもない。どうやってピザ生地を作ったの?

「理科です」と自慢げに言う息子(中1)。

理科で、ピザ生地って?
なんて楽しそうな授業でしょうか。

ただ、今日は夏日。ここはアラブ首長国連邦。午後3時半、車の温度計で43℃を指していました。

クラブ活動の間、どこに置いておいたのか、だけが気になります。
発酵が進み過ぎていないだろうか。

家について、はやる気持ちでアルミホイルの包み紙を開けますと、
フワフワの生地がでてきました。
ちょうどいい感じです。

私の息子は、小さいころから料理が好きです。
ピザの生地も一人で作れます。
お寿司も、ご飯が少しでも残ったら、キュウリとツナとマヨネーズとトビッコで海苔巻きをつくったり。
ポテトチップスなど、油を使うものは、切ったり準備は自分がして、お手伝いさんに揚げてもらったり。

毎日自分でメニューを考えては、レシピを検索。
PS4か、料理か、サッカーか。
そのくらい料理が好きです。

今日は学校の皆と、ワイワイ作って本当に面白かったそう。

「あーあ、毎回理科の授業が、今日みたいに料理の時間だったらいいのに。そしたら、僕は、宿題も何でも頑張れるんだけどなぁ。」


生地が上手く発酵していたので、すぐに作れました。焼きあがる間のキッチンのいい香り。

やっぱり、料理って楽しい。