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日刊さっちん(ゆるめ)

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さっちんこと入谷佐知が毎日のちょっとしたことや頭の中身を書いていくだけのマガジンです。ゆるめです。
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2020年4月の記事一覧

増える筋肉量と受け取る声の数

怒涛の日々だった。 年度末、代表がこんなツイートをしていた。本当にこんなことがあるんだという出来事が立て続けに起きた。 いくつか大きな寄付が打ち切りになったのはズシンときた。1月からつくっていた次年度の事業計画を、ひっくり返すように何度も何度も修正して、資金繰り表とにらめっこした。日々更新される情報にあわせて意思決定の軸を何度も何度もずらしていった。 一方で、相談量がものすごく増えた。10代に限らず、20、30、40代から。わたしの個人のSNSに、たくさんの相談が届く。

[日常log]ぼろぼろになったお菓子の本

「この本のお菓子をつくりたい!」 9歳の娘がキラキラした眼で一冊の本を取り出した。 もうぼろぼろになってしまった装丁。 そういえばこの本は2011年に元住吉の商店街の一角にあった本屋さんで買ったな、と思い出した。いまや9歳となり、慣れた手つきで小麦粉を軽量する彼女も、当時はまだ0歳だった。 わたしは、当時この本を買って帰るかちょっと迷ったのを、よく覚えている。新生児を抱っこして、他の買い物袋も抱えて、さらに本を買うのは自分の体力を大きく削ぐからだ。たいした厚みもない本