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#18 わたしの企画は、とことん通らなかった。その理由。 〜拝啓16年前のわたしへ

今日は16年前の大学生のわたしへ

このシリーズは、わたしが過去の自分に対して、手紙を書くように、自分の気づきや大切にしたいことをしたためていく、100日note投稿チャレンジです

わたしの企画はとことん通らなかった。

これは、大学生の時に参加していた活動で、毎期チャンスがあって、出していた企画の話だ。
運営する学生が数百人参加するキャンプの野外活動という外での企画や、ワークショップの企画を自分たちで出して、議論して、煮詰めて実際に運営する機会をいただいていた。

わたしは圧倒的に周りのメンバーに対して、その業界での経験値や年数が少なく、また頭は間違いなく劣っていて、カリスマ性もなかった。なので、当時そのメンバーの中で生き抜くために取った戦略はわかりやすかった。
「圧倒的な活動量」である。
チャンスがあれば100%企画書をだす。そうすれば、やっていない人と比べたらやっている方になる。途中から、企画を実現させることから、目的が”毎回出すこと”にシフトしていたように思う。

昔からこの悪習慣は根深い。
”量をやれば、やっていない人よりマシだ。”
この思考のおかげでいろんな活動ができているが、逆に考え抜くことや、大事なポイントが抜けがちだった。

なので、大学生時代のこの活動において、わたしのイメージは「わたしは企画のセンスがなく、そういった能力がひどく劣っている」ということだった。

これは、今にも通じるところがあって、たとえば集客がうまくいかないときにわたしにはセンスがない、とか、能力がない、とか、求められていない、とすぐに決めつけることが多かった。ただ、いちど客観的に自分を見つめなおしてみると、そりゃ伝わらない。そりゃ買う決め手にはならない。という状況も多かったと思う。

今も企画力に自信があるかと言われたら、自信はない。ただ、一瞬で思いついた、降ってきた企画が、いい形に進化していくことが増えてきたので、企画力がない、という理由では足りないと感じるようになってきた。


今は、少し、足りていなかったポイントについて思い当たるところがある。

それが、

目的意識

である。

誰の何をどうしたいのか。ここがないまま走っても、そもそもどこも狙えていないので、どこにも当たらない、という出来事が起きる。

ある一つのワークショップを通じて何をしたいのか?野外活動で参加者にどんな体験をしてほしいのか?文字では書いてあるが、実際の意識がひどく薄かったのだ。だから、実際に参加するだろう人のことを想像することができていない企画が多くて、だから企画は通らなかった。当たり前ではある。

でも、こういうことは、社会人になっても、フリーランスになっても多く起きた。その会社のために企画を出したとしても、通らない。だから、すぐに諦めてしまう。もう言われた通りにやります、となって、言われたことだけをこなすようになってしまう。そうなると、自分の能力が伸びていくチャンスも無くなってしまう。

「企画を通す」、「集客をする」こういう自分だけに向けたものではないケースは、自分のやり方を変えていったり、お客様への理解を深めて行ったりする必要が絶対にあるんだと思う。
企画が通らない、集客が思ったようにできていない、これは一つのフィードバックだ。フィードバックは試合終了ではないんだよね。
わたしはずっと、試合終了の意味だと思ってたのよ^^;

企画が通らない、集客が思ったようにできない
というのは、
イコールで
自分を否定されたような気持ちになるのよ。

だから、とてもつらかった。


これは、大きな勘違いであって、大きなハードルだったと思う(全然今も他人事ではない!!)。

企画が通らない、集客が思ったようにできない
というのは、
現時点では何かが足りていない、ピタッとあっていない、
というだけなんだ。

ここからどう修正していくかが勝負だったり、理解を深めていくかが勝負な訳で。傷ついている暇はないはずなのよ。

でもさ、傷ついちゃうよね、がんばって考えたもんね。


今日は、フリーランス基礎講座の案内ページを制作していた。
思った以上に気合いが入ったページになった。今まではスルーしていた部分もガツっと力を入れた。
だから、出してみたときに、反応が全然なかったらどうしよう・・・という気持ちもある。

けれど、今回はどちらかというと、こういう分野についても研究段階に入った、という意識にしてみている。

広告を回すとしたら、こんなページがいいかな。試すなら複数パターンを作ってテストできた方がいいかな。これは意図的にこうしてみたらどうなるかな。そんな風に思考し出す日が来るとは思わなかった。

毎度のことながら、わたしのためだけのビジネスだったら大してがんばらないけれど、わたしの周りにいる人は、効果的なホームページを実はとっても求めている。少しずつそこに手が伸ばせれば、力になれる人の数も、度合いも増えるはず。

傷つくかもしれないけれど、それは、今の状態に100点をもらいたいだけなんだよね。今100点もらっても、次に活かせる気がしないのよ。今30点だったら、あと70点積み上げたらいいよ。
「一個一個に傷ついちゃう、ええん」っていうんなら、今の現状に浸っていたいってことかもしれないよね。
そう思ったら、フィードバックもらっていっちゃろ〜〜ぜぇぇぇ!!

・・・とまでハイテンションは無理だな。
けど、そういうことかもしれない。

今回はまず、今回こだわれたことが嬉しいんだ・・・!
それを改善していくなんて、わたしには珍しいことじゃんねぇ。楽しみね^^

ということで、大学生だった16年前のわたし。
ここまで結構引きずるのよ?ちゃんと目的抑えてよね。笑
ただ、わたしがやってきた量は、いろんなポイントでわたしの力になっているよ。いつも果敢に挑戦してくれてありがとう!!おつ!!

同じように、なんとなく、報われないあなたにも、同じエールを送ります。
一緒にやってみよ〜〜!!今日もおつ!!!

フリーランス基礎講座は明日お知らせするぞ・・・!!

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