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【トークについて】すみだ街カン2020トークライブ

この記事は2020年8月1日(土)に開催するすみだ街カン2020トークライブのトーク企画と登壇者を紹介しています。

みなさん、こんにちは!幹事&当日のMC努めます、瀧口です。
いよいよ明日に迫る中ですが、トークライブのことをみなさんにお伝えします。ぜひご参加前にご一読いただけると嬉しいです。

メッセージ

まずは、聞き手としてご参加いただく日本仕事百貨 編集長の中川さんからのメッセージを紹介いたします。

自宅で過ごす時間が長くなりました。人との接触や移動に条件がつくようになりました。案外ひとりでもいられるし、オンラインならどこでもつながれる。そうやって、なるべく前向きに捉えてきました。その姿勢は今も変わらないのだけど、この生活を数ヶ月続けてきて、やっぱり温度の感じられる距離感で関わりあいたい、とも思うのです。

実体をもった「まち」に住み、すぐ近くに誰かの暮らしがある。その事実は、コロナ前も今も、変わりません。祭りだ行事だと気軽に集まることは、すぐにはむずかしいけれど、何かもう少し、できることがあるような気がします。それって一体なんだろう?

答えはもちろん、立派な仮説も用意できていませんが、まずはざっくばらんに話してみたい。目の前の応急処置ではなく、かと言って遠い未来への空想でもなく。程よい射程を見据えながら、まずはポイポイと、アイデアを出してみませんか。これからのまちと人、人と人の関わりについて。キーワードは「はみ出しかた」と「交わりかた」です。

今週末、楽しみにしています!

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中川 晃輔 なかがわ こうすけ
千葉県出身の28歳。求人サイト「日本仕事百貨」編集長。給与や福利厚生といった条件だけでなく、その地で働く人のストーリーや想いを聞き、4,000字の文章と写真で伝えている。清澄白河にて、イベントや飲食、オフィスなどさまざまな機能をもった場「リトルトーキョー」を運営中。2017-2019の2年間は墨田に暮らしてました。銭湯とカフェが好き。ひがむこのカウンターは心のオアシス。

イベント開催を決めたあと、どうすれば、この状況の中でも街カンらしい、ゆるやかな接点をつくることができるだろうかと考えてきました。
中川さんと話していく中で、引き出していただいたテーマが、「これからのはみ出しかたと交わりかた」。ブレスト気分で参加してみてください。当日、ゲストや参加の皆さんから出てくるアイデアやことばから、きっとこれからの関わりかたも見えてくるはず。これまでの街カンとは一味違う出会いを、一緒に、楽しみましょう!

当日、ゲストや参加の皆さんにこんなことを聞きたいなと思っています。

✔︎ 困りごと、課題はありますか?
✔︎ こんなことができたらいい、これならできる、ということは?
✔︎ すこし長い目でみて、まちがどうなったらいいと思いますか?

ぜひ一緒にトークライブの場に、それぞれの想いや考え、アイデアを出し合ってみましょう。

そして、一応、当日司会の私の自己紹介も…。

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瀧口 幸恵 たきぐち さちえ
企画と場づくりのひと。プロジェクトファシリテーター。徳島県出身。広告代理店勤務後、東向島珈琲店でアーティスト EAT&ART TARO氏に出会い、アシスタントに(2015)。アートプロジェクトやコミュニティプロジェクトに多数関わる。アーツカウンシル東京(2017)、株式会社Barbara Pool (2018-2020)、取手アートプロジェクト(2019)、一般社団法人Next Commons Lab (2020-)。すみだ川ものコト市 実行委員。隅田川怒涛 リサーチャー。電気湯ラジオ パーソナリティ。

↑作家として参加中の展覧会です@上野藝大美術館 よろしければ。

テンパりながら張り切って進めてまいりたいと思いますので、生暖かく見守り…いや、ドンドンはみ出して、交わって、参加して行ってもらえると嬉しいです。

トーク1 新しく場をひらくひとたち

トークは2本立て!最初のトークには「新しく場をひらくひとたち」をお招きさせていただきました。

まずは東京ミズマチにオープン予定のホテル「WISE OWL HOSTELS RIVER TOKYO」から前川さん。カフェ&バー併設のオープンスペースは、すみだのヒト・モノ・コトの魅力を発信する場所にしていくんだとか。

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 WISE OWL HOSTELS RIVER TOKYO / 株式会社ワイズアウル 執行役員
前川 佳美 まえかわ よしみ
株式会社スペースデザインにて、江副浩正「自らの機会を創りだし、機会によって自らを変えよ」を身近に経験。サービスアパートメント「ビュロー銀座」およびサービスオフィス「BUREX京橋」支配人を経て2012年元同僚武藤弥率いる株式会社シェアカンパニーに転職。シェアハウス・シェアオフィスPM事業部長を経て、ホステル事業立ち上げへ。2016年に1号店WISE OWL HOSTELS TOKYOを、2017年にSHIBUYA店、2020年にKYOTO店を開業。現在は分社化された株式会社ワイズアウル執行役員。

そしてお二人めは、今年3月に本所にオープンしたホテル「KAIKA 東京 by THE SHARE HOSTELS」から宮﨑さん。日本の現代アートシーンを体感できるアートストレージを併設したリノベーションホテルとして話題を集めていますね。私も先日見学させていただきました。物腰柔らかい宮﨑さんの印象と剥き出しのアートワークと倉庫の無骨さを残した落ち着いた空間のバランス感がなんとも印象的でした。

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KAIKA 東京 by THE SHARE HOSTELS 支配人
宮﨑 慎治 みやざき しんじ
千鳥ヶ淵沿いにあった、桜のホテルとしても有名でしたフェヤーモントホテルに新入社員として入社。閉館とともに退職。その後1000室を超えるホテルで勤務するも求めていたサービスではないと感じながら勤務を続ける。次第に海外のホテルで働きたいという気持ちも膨れ上がり、カナダバンフへ。ロッキーマウンテンと自然に囲まれて2年間バンフのホテルでフロントなどの勤務を経て帰国。その後、汐留のパークホテル東京、目黒のクラスカを経て現在に至る。趣味は祭り。KAIKA 東京にいらしていただく国内外のお客様にすみだの街の暮らしを味わっていただければと思います。

そしてもう一人は、同じく今年、区役所のすぐそばに「喫茶野ざらし」をオープンした青木くん。3人のディレクターによるアート、建築、文学、音楽、福祉、農業などさまざまな分野を横断する小さな交流拠点です。クラウドファンディングを通して、各分野から多くの注目を集めていました。青木くんは2016年から曳舟エリアでspiidというアートスペースを運営しながら、ファンタジアファンタジアという街を舞台にしたアートプロジェクトも実施しています。

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インディペンデント・キュレーター / 喫茶野ざらし共同ディレクター
青木 彬 あおき あきら
1989年東京生まれ。首都大学東京インダストリアルアートコース卒業。アートプロジェクトやオルタナティヴ・スペースをつくる実践を通し、日常生活でアートの思考や作品がいかに創造的な場を生み出せるかを模索している。社会的擁護下にある子供たちとアーティストを繋ぐ「dear Me」企画・制作。まちを学びの場に見立てる「ファンタジア!ファンタジア!─生き方がかたちになったまち─」ディレクター。

3者3様に、まちとの関わりを模索しているみなさんに、色々聞いてみたいと思います。個人的にも、それぞれの活動に何か関わりたいなーと思ってます。

トーク2 おもしろおかしく働くひとたち

2本めのトークは、その名の通り!すみだで絶妙な働きかたをしているひとたちをお招きしています。

まず最初にご紹介しますのは、ものづくりの街すみだの未来を背負う、熱いビジネスマン!有薗さんです。クリエイティブに真摯に向き合う、柔軟で誠実なものづくりの姿勢に、お会いする度に、背筋が伸びる思いです。墨田区南部の亀沢で、クリエイター専用シェアオフィスを運営されています。

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co-lab墨田亀沢オーナー / 株式会社サンコー取締役社長
有薗 悦克 ありぞの よしかつ
2013年に家業である印刷会社の株式会社サンコーに入社。事業ドメインを「おもいをカタチにする仕事」と定義し、事業領域を拡大。ものづくりの「職人」と「クリエイター」が出会い、化学反応が起きる場。をコンセプトに、クリエイター専用のシェアオフィス”co-lab墨田亀沢:re-printing”を2015年にオープン。トレードマークはスーツとゼロハリ。毎週の加圧トレーニングが生きがい。最近の興味は、クリエイターと経営者の出会いをつくり、小さな奇跡をビジネスにどう起こすか。

つづきまして、墨田区内外で様々なシェアスペースを運営している不動産系起業家の齊藤さん。(私もシェアハウス物件の仲介をしていただいたことがあります)シェアオフィス「シナプス」や滞在方POP UPストア「テンポラリ」を運営をされています。DJやサウナなどディープ趣味を事業と結び付けながらマイクロビジネス回してるやり手です。

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シェアスペース オーナー / 株式会社キュピ 代表取締役  
齊藤 浩一郎 さいとう こういちろう
1984年生まれ、千葉県市川市出身。2010年に株式会社キュピを創業し、主に賃貸管理、リノベーション、シェアをテーマにした場の運営を行う。最近は、特定の場を持たない活動にも興味があり、「リノベ界隈サウナ部」や「○○とクラフトジン」など、立ち上げてから6ヶ月間で廃部させることを唯一のルールにした期間限定のコミュニティ運営にチャレンジしている。

みなさんは、向島百花園をご存知でしょうか。江戸の中期に生まれた文人・佐原鞠塢さんによる市民の庭園。文化人のサロンでもありました。
最後にご紹介するのは、向島百花園8代目、のらりくらりと色っぽく生きる佐原さんです。プロフィールは適当にと言われましたので、私の解釈で書きました。(若干緊張)佐原さんの姿からすみだの暮らしと文化の源泉が見えてくるかもしれません。当日なんとzoom参加です。

プロフィール原版

向島百花園 茶亭さはら 亭主
佐原 滋元 さはら しげもと
生まれも育ちも向島。鞠塢から数えて佐原家8代目。一級建築士。建築まちづくり分野での起業などを経て、稼業である向島百花園 茶亭さはら就業。江戸から続く町民文化への造詣が深く、防災まちづくり分野でも活躍するすみだに欠かせないプレイヤー。NPO法人向島学会理事長。墨田区観光協会理事。「一寺言問を防災のまちにする会」 副会長・事務局長。NPO法人雨水市民の会副理事長。すみだNPO協議会代表幹事。

特別中継 黄金湯リニューアル プレオープン

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そして最後のお楽しみです。8/22にグランドオープンする錦糸町・黄金湯から潜入レポートをお届けします。すみだに本社をおく世界でアーティスト高橋理子さんとスキーマ建築計画の長坂常さんのディレクションで生まれ変わります。ロウリュサウナと水風呂、炭酸泉なども新しく完成、ビアバーとDJブースも登場するとのこと!東京銭湯の新聖地との声もすでに上がっています。どんなところなのでしょうか…。そして、現地レポートは、風呂サウナ好きのすみだの珈琲屋 muumuu coffeeの灰谷歩さんがお届けします。珈琲も空間もとても良いカフェです。私も入り浸ってます。

PRタイムがあります

ぜひご参加の皆さんからいろんな繋がるご発声をいただければと思っています。初めてきた方の自己紹介!まちで活動しているプロジェクトの紹介!こんな人と繋がりたい!などなど、zoomや隅田公園で参加しているみなさんに振らせていただきますので、お話聞かせてくださいませ。

キーワードは「はみ出しかた」と「交わりかた」

みなさんとお会いできますことを楽しみにしております。

参加方法・楽しみ方はこちらの記事をお読みください。


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