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虫歯予防と唾液のpH(ペーハー)値の話

昨日に続いて歯の健康について考えていました。

虫歯になりやすい私。なりにくい夫。何が違うのか?

パオさん(夫)は全然虫歯ができません。
息子(6歳)もです。
ウラヤマシイ。同じようなものを食べているのに。
二人とも唾液が多いので、そのおかげじゃないかと思っていました。
唾液の量もさることながら、昨日もお話しした本
「自然治癒力が上がる食事」(小峰一雄著)に以下の説明がありました。

虫歯を予防したり、進行を抑える大きな働きをしているのが唾液です。唾液には抗菌作用があるため、虫歯菌と呼ばれるミュータンス菌、ラクトバチルス菌の活動を抑えてくれるのです。また虫歯は、虫歯菌が発生させる酸が歯を溶かし、中へと侵入していくというメカニズムで進んでいきますが、この酸を中和させるのも唾液の働きです。唾液に含まれるミネラルが、歯の再石灰化を助けてくれるのです。
しかし、これはあくまでも唾液のpHがアルカリ性に偏っている、という前提です。もし何らかの理由で酸性に偏っている場合、虫歯の進行を抑えるどころか、かえって虫歯になりやすくなります。(中略)
PHが7.0以上のアルカリ体質の人は、非常に健康であるのに対し、7.0より下の酸性体質の人は活性酸素を打ち消す力も弱く、自然治癒力も低いため病気の人が多い傾向にあります。

こういうの読んじゃうと、調べたくなるのが私の性分。
さっそく買いました。pH試験紙。
本ではpH7.0前後の話をされているので、その前後の数値がわかる6.2~7.8のもの。ネットで検索したら100円ショップにもあるという意見もあったのですが、うちの近所の100円ショップやドラッグストアに問い合わせても置いてなかったのでamazonで購入。730円なり。

※ リンク貼りましたが、amazonで買ってというわけではありません。
  私に10円とか入ってくれたら嬉しいという下心は隠しませんけども。


pH試験紙が届いて早速実験


タイミングでいろいろ変化があっておもしろい!
食事してすぐは割と3人ともpH値高めです。
緑色が濃いほうがアルカリ性、黄色味が濃いほうが酸性。

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予想した通り、私が1番薄い(それでも7.4-7.6でホッとしたけど)。
息子は7.8かな?パオさんに至っては最高値振り切ってます。
これ8.0くらいあるんじゃないかと言うレベル。

私とパオさんで翌朝起きぬけのpH値も調べてみました。

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二人とも酸性。

コーヒー飲みながらこの記事を書いている今も試してみました。

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がっつり酸性

その流れでキシリトール100%のガムを噛んでみました。
あっスーパーなどで買えるものはキシリトール100%じゃないのでご注意を。
キシリトール100%には「歯科専用」という表示があります。
歯医者さんによっては置いてあったりするので、聞いてみてください。

https://amzn.to/333VIzW


こんなんです。閑話休題。ph値は・・・

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7.0で中性に変化。

このガム、歯医者さんでキシリトールはいいとおすすめされたのですが、確かに唾液が酸性になっているのを中和するのを助けてくれました。
唾液も出るし、口の中が酸性に傾いている時にキシリトールガムを噛むのはアリですね。

ご自分の口腔環境が気になる方、pH値確かめるのおすすめです!


まとめ

唾液のpH値が酸性に傾いていると虫歯になりやすい。

食後すぐは唾液が出て酸性になっている口の中を中和してくれる(唾液が酸性だと逆効果)

キシリトールは唾液を酸性にせずに分泌してくれるので早く中性に戻すのに有効



次の興味津々なことに挑戦するためにありがたくお預かりし、 そしまたここでご報告という形で還元させていただきます(^^)