見出し画像

NPO財団法人Peace! do it! ジェーニャ紹介

私をボランティア活動に引き込んだ一人であるNPO財団法人Peace! do it!の
ジェーニャ。
彼は昨年一人でNPO法人を立ち上げ、毎日休みなく人脈を広げつつ、最善の方法での自国民に対する支援の仕方を模索しています。

Благодійній фонд Мир! Зроби це!              今回はNPO財団法人Peace! do it!のことをご紹介しようと思います。


ジェーニャ本人

写真の撮影技術を学び、過去の仕事の経験を活かしたSNSの動画投稿など、普段からカメラやスマホでの撮影が趣味で、気づくと何かを撮っています。私にそれらを見せては自慢げに自分の写真を自画自賛する、憎めない存在です。

行動力と持ち前の前向きさと(ちょっとドライな一面もあり)いい意味での自信を持ち、ウクライナ戦争に対しては真の愛国者と言えます。

この戦争で心を傷めていない国民など誰もいません。

俺は本物のフォトグラファーだな。と写真を眺めてつぶやく。
何気ない日常の切り取り。負傷して戦場から離れた若者たちも。
街角で花を売る婦人。表情は険しく切ない。


活動拠点をスームィ州内に置く

Благодійній фонд Мир! Зроби це! 【NPO財団法人Peace! do it!】

NPO財団法人Peace! do it!
サイトURL:https://peacedoit.org

Peace! do it!の活動は大きな規模での支援活動を模索している段階ですが、理念は最も弱い立場に置かれている人たちへの支援、軍人や民間人の心のケアの一助になることを想定したプロジェクトの創設に力を注いでいて、今、最も進めていきたいのが下記に少し紹介する「アートセラピー」です。




NPOとして最も大切なのは、人脈。そして運営していくための資金力です。


この人脈づくりに関してジェーニャにはいうことがありません。

会った瞬間に好きか興味がないかをジャッジして、好きになる人はほんの少し。とそんな私とは正反対。
町を一緒に歩くと短時間で毎回必ず数名の知り合いと出会い、言葉を交わすというのを繰り返す高いコミュ力の持ち主。さすが一人でNPOを立ち上げるだけのことはあります。

この国で確実にクリーンな運営をするという決意が、私との会話の中でもヒシヒシと伝わってきます。日本ウクライナ友好協会KRAIANYの皆様からの支援金で行った際の運営や金銭に対しての姿勢を間近で見たものとして、とても信頼していますし、実際に信用のできる人物です。
今後も日本人としての立場を持ちつつ、協力していくつもりです。

支援先での状況。小児科と負傷兵を受け入れている病院へお届け物。


この悲惨な戦争の中でも、弱い立場にある人の側に立つことはとても大切。


そんなジェーニャが運営するNPO法人ですが、セラピーを行うための資金が足りていないのが実際の状況です。ウクライナには現在も軍事支援を中心にたくさんの支援金が世界中から集まっていますが、地元に根付いた一般市民のための支援プロジェクトは、命を守るための活動とは異なり、戦地で暮らす人々、主に子供をターゲットとしているため、認知されにくいことは事実です。

現地で過ごし日常の町の様子を見ている私ですが、日用品も服も食料品もある程度のお金があれば問題なく生活できます。私自身の生活は大きなトラブルもなく今まで過ごすことができていた。このことは幸運だったというだけで、今後のことは分かりません。
本当の命の危機が来た場合、私のように避難できる母国があるのとは反対に、彼らには 逃げ帰るホームタウンはないのです。


「アートセラピー」


ジェーニャと共に「アニメトリア」という、クレイアニメーションの教室を以前から開いていたアンドレイは、現在実施中の「アートセラピー」に注力しています。

ストップモーションスタジオというアプリを使って、子供たちが制作した粘土を
専用のフレームに乗せて撮影・制作していくワークショップ。

子供たちの自由な発想で制作でき、運営サイドからの提案・課題はありません。

こちらのプロジェクトに関しては、後日詳細をお伝えしたいと思います。

スームィ市内のギャラリーでのワークショップ風景。このフレーム上部にスマホを乗せて撮影する。


今後の予定


後日詳細を公表いたしますが、東京本郷にてウクライナで現在販売されている食料・日用品のパッケージデザイン展が開催される予定となっております。ここで展示されるものは私が購入したものです。
また、1970年代に制作されたスームィ地方の写真集を私がアレンジし直して制作した小さなフォトブックや、ウクライナ関連の物販も販売予定となります。また、こちらの売上はジェーニャのNPO法人に寄付され、私たちのセラピープロジェクトに活かされます。

ご支援、お受けいたします。

ずっと、自ら支援金をお願いすることを躊躇していました。
私の元へ皆様からいただいた支援金をどのように扱えば最善なのか分からなかったから。でも今は、その目的をはっきりと明示できます。
スームィ州内の困窮者の心のケアの一助になるプロジェクトを企画実行すること。

私の個人Paypalアカウントですが、いただいたご支援は何らかの形で明示して、活動内容はSNSで随時発信する予定です!



送金先:
Paypal 秋山小夜香 宛 / 円での送金が可能です。※ドル送金も可

上記送金先のURL:
https://paypal.me/SACHIALEdesignUA?country.x=JP&locale.x=ja_JP



上記のPaypalアカウントへ直接繋がります。


現在プロジェクト実行中のアートセラピーに加えて、
フードセラピーも実施計画中です。
このプロジェクトでは日本で馴染み深いコロッケサンドを現地の方々と作り、作って楽しいひとときを過ごすことをテーマとしています。
私はキッチンでの業務経験がないので、不安しかないのですが、、イベントとして皆に楽しんでもらえるよう頑張ります!

私が持っている個人屋号は「SACHIALEdesign
関わったすべての人に日常の小さな幸せを感じてほしい。と願っていました。

究極に辛いことが進行中の国の中でも、小さなサチアレ!を色々な形で感じてもらえるよう
ここスームィから行動していきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました!










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?