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愛を伝えに地球に降りた動物たち⑥

地元で活動している保護団体さんに
レスキューされた元繁殖犬の甲斐犬がおり、
その後、レスキューした仔犬と
離れずにいつも一緒にいるそうです。
仔犬はきょうだいの中でいちばん小さくて
育つか心配したほどで、甲斐犬の母性が
仔犬を育んだようです。
保護団体さんは、出来れば二頭一緒に
迎えてくれる里親さんがいてくれたなら、と。


昨年9月に旅立った、柴犬の幸も元繁殖犬、
酷使され、子宮に炎症が起こり、産めなくなり
保健所に持ち込まれ、保護団体にレスキュー
されました。
幸には深い悲しみがありました。
その悲しみに光を当てるようにして
善き保護団体さんに出会い、そして
私の元へ来てくれました。
その悲しみは酷い扱いや、そして
たくさん産んだ赤ちゃんを取り上げられて
しまうこと。

私は出産経験はありません。
けれどもお産は大変で、体に負担がかかると
いうのはわかります。
人ならば
産んだ後に心身に影響があったり、それが
長引いてしまうこともある。
本当に大変なことです。

お産は楽だとか、産まない女性は人生
経験が足りず、女性として未熟だ、と一部の
古い考えの持ち主にはずいぶんと、私も言われ
ました。今でもそんな古びたことを言う人が
いるのでしょうか?

残念ながらいるでしょうね。
現政権の議員たちのレベルのような
一般の人で、古びたことを言う人が
いますね。


動物、繁殖犬、繁殖猫については
その母性を人間が利用していると
思えてならないです。
そして動物の生態を悪用していると
思います。
動物には感情がない、とか
お産は楽だ、とか等。

幸と暮らす中で
私にはたくさんの夢が生まれました。

いづれ、もっと環境の良いところ
住み、幸と、そして子猫ちゃんを
迎えて。
優しい幸はきっと子猫を大切に育てるだろう、
そして早くに別れてしまった子供たちへの
愛を子猫に注ぐことで幸も癒されるだろう。


幸は空に還って
赤ちゃんをかわいがり
育てているかもしれません。

繁殖犬は
ひとりの女の子。
その生涯をどうぞ
考えてみてください。
愛され、大切にされ、幸せであること。
それは
人も動物も同じであると思うのです。


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