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塔について考えている

ここ数日、いや実は数年がかりで考えていることがある。

それは、

筒状の塔って日本にあったっけ?
ということ。

五重塔とか、物見櫓ってあるじゃん。
って、考えたりもするんだけど、
それって”円”じゃないんだよね。

”円”、もしくは真上から見た時の”丸”さ。

いや、今なら東京駅の八重洲側だったり、
六本木ヒルズだったり、
なんだったら押し上げタワー、
じゃなくてスカイツリーなんかも
筒状の塔だってことは言えるんだけど、
昔からあるもので筒状ってあったかな?
と考えて何も思いつかず……。

ハッ!と思い出したのは

灯台っていつからあるんだろう?

って調べてみたら、どうやら日本最古の灯台が石川県で
福浦港にあるらしいということが分かった。
分かったけれど、画像を見てみたら
木造の灯台ででっかい百葉箱って感じにしか見えず、
やっぱり筒状の塔ではないようだ。

そもそもなんで筒状の塔のことを考えているかといえば
自宅の近所にある家の面が3/4円を描いたものになっていて
あー、城みたいだなぁって思ったのがきっかけだったりして。

現在の日本で円を持つ城というと、
某ねずみ国の夜のパレードみたいな
煌びやかな城しか思いつかないんだけど、
そうではなくて、どこかにあるんだろうか?

ひるがえって西洋では円塔があるのはなぜなのだろうか?
と考えていたところ、
外敵が多いことが一つあげられるのではないか?
と思いついた。
日本だって、江戸時代になって天下泰平になるまでは
ちょいちょい戦禍の炎が上がっていたには違いないけれど
それでも他の国、とくに大陸でどこまでも続いているような
そんな国では常に臨戦状態ということがあって、
ことが始まったらいち早く構えなくてならない
そんなリスクは高かったのではないかしらん。
なんてことを思った。

筒状であることの利点は背にあると個人的には思う。
それと視野の広さ。
私がイメージしているのはこんな感じ。

かなり恣意的であるなとも思うけれど、
イメージなのでそこは目を細めて頂けるとありがたい。

それに円なら横移動で一周しやすいとかありそう。
防御に秀でている感じ。
中国の戦術で円になって密集して移動するものがあったけれど
陣形は城に通じるものがある気がする。
盾を使った時も密集しやすいので
鉄壁に近い守りになるんじゃないかしら。
攻撃に転ずる時も放射状になる分、
全域に攻撃しやすい。
ただ一気に畳み掛けるなどには不向きなのかな。

そんなことをつらつらと考えてたけれど、
だからといって日本に円状の塔がない理由にもならないかな。

古い文献などを読み漁ったわけでもないので、
もう少し調べてみようと思う。

あ、現在の円状の塔といえば、
私はスカイツリーよりも東京タワーの方が好きです。
もしかしたら日本人の好みが円ではないとかあるのかしら。
空間的に。

と、お茶を濁してみるけれど四畳半が至高ですよね。

やっぱ正方形が落ち着くわぁ。

#塔 #城 #古城 #戦 #バカ #ただの戯言 #タワー



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