母歴23年
昨日、娘が23歳の誕生日を迎えた。
私は母歴23年ということだ。
娘がこの世に生まれた日については去年綴った。
もちろん23年間、ずっと母として、つまり親として育ててきたのだけれど、娘も23年間、ずっと娘として私を母として、私たちを親として育ててきてくれたわけだ。
子どもを育てるということは、それだけで大きな経験だ。そしてそこに付随してくる『子供がいなかったら関わることのない環境』『子供がいなかったら経験することのない出来事』などが星の数ほどあるわけで、それは本当に稀有な経験なのだ。それがなければいけないということではなく、それを経験できたこと、そしてそれにより自分が成長したり、変わったりできたことに、感謝しなければいけないと思う。
今私は趣味のひとつとして『娘とのハグ』をあげている(笑)
何ともバカっぽい趣味だけれど、本当に、私は娘をハグすることでたくさんの幸せを感じ、何とも言えない温かい気持ちを堪能しているのだ。
今のところ娘が家を出ていく気配はないが、もし出ていくなんてことになったらどれだけ寂しいのだろう…考えただけで心にぽっかり穴が開きそうだ。
こう書くと、まるで母子密着の境界線に問題のある母娘のようだが、そして実際そういう所もあったと思うが、今はとても良い関係だと思う。これも私が成長したというだけでなく、娘が成長して私を育ててくれたからなのだ。
これからどのような関係性、物理的距離感に変わっていくのかはわからないけれど、その時々に最善の距離でいられるようにしたいと思う。
娘へ。
生まれてきてくれてありがとう。
私を母として育ててくれてありがとう。
母が落ち込んだりつかれたりしたとき、頭をナデナデして癒してくれてありがとう(笑)
これからもたくさんハグさせてください♡
新しい1年も、たくさんの幸せと笑顔に満ちたものでありますように。
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