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干しいもを作る エピソード5


昨日、論文を読み解くかのように、geekさん、もといgeek部長の noteを読んでいました。




今日は、その続きです。
(夜は弱いので、すでに眠いです・・・)



しかし・・・
がんばりますっ!




ワタクシ、干し芋部開発担当のさちと申します!今日は、geek宣伝部長の『干しいもを知った エピソード3』について、ワタクシの研究結果とともにご報告いたしますっ!!


では、しばらくお付き合いくださいませ。



ここまで来ると、
わたしがバイクの人なのか、干しいもの人なのか、自分でもわからなくなってくるけれども、そんなものはどっちでもええのである。


激しく同意します!!


ここまで来ると、
ワタシがなぜ、geek部長のnoteを読み解いた《心の叫び》を昨日noteに綴ってしまったのか、自分でもわからなくなってくるけれども、そんなものはどっちでもええの…ですね。部長!!


途中で断念はできないのです。

ツーリングは行きたいところまで、行けるまで行くのです!!!



というわけで、昨日懲りた方は申し訳ありませんが、再度お付き合いくださいまし。




いま、干しいもといえば、
主力品種は、べにはるか(紅はるか)である。


エピソード2でお聞きしました。
今、干しいもの主力…だそうですね。


べにはるか。

作っていましたよ。(オットが)


食べちゃいましたよ。全部・・・

でも、あと2種類残ってますから!


色々作りたくて(オットが)
色んな種類を植えたんですよ。
(家の周りの柵までの隙間に・・・)



わたしは干しいもの文献を漁っているうちに、
いわゆる「安納いも」に関するものにも目を通したのであった。


ん?

安納芋?


ありますよ!安納芋!!



試しに…って、ちょうど作ってました!
(オットが・・・しつこいってか)


「流行ってるみたいだから、作ってみよ」って。


安納芋の干し芋って無いんですか?

ハイ!ハイ!!
部長。作りますっ!!!




そして
干しいも作り 第二弾が始まりました。

今回はふかす=蒸す のです。
(“ふかす”は方言なのか?)


“せいろ”

皆さんはおうちにありますか?

うちには、新婚時にいただいた“せいろ”が
今までに二度しか使われずに
台所の食器棚上段で休んでおられました。


あのせいろを使おう!



せいろの使い方がワカラナイ・・・



ポンッ!!(手を打つ音)


そうだ。
スマホがあるじゃないかー!!!



というわけで、ネットで検索してみました。


フムフム。

水に濡らさないと、せいろが焦げるのね。

二段に重ねても、上下の温度は変わらないんだ。

湯気の温度って何度だろう?

70〜80℃なのかな?


赤外線温度計、欲しいな・・・



以下より、写真でご報告します。


生のサツマイモ
(赤が濃い方がベニアズマ。白っぽい方が安納芋)

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せいろに入る大きさに切りました。
(中の色が違うんですね!)

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鍋に水を入れました。(なるべくたくさん)

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せいろに切ったいもを並べました。
(クッキングシートを敷いて…とネットにあり、敷いてみました)

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せいろを重ねて

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沸騰したら、鍋に乗せてスタート!

12/31
①蒸しました。(大晦日に・・・)
(20分蒸して、20分そのまま置きました)

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蒸し終わりました。(このうちの半分は、栗きんとんになりました・・・)

安納芋

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ベニアズマ

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鍋の中(お湯は半分減りました)

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②皮をむいて繊維に沿って切りました。
(皮は厚めにむきました。外側は黒ずみやすいようです)

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1/1
③干す

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1/2

安納芋

画像12


ベニアズマ

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1/3(夕方まで干しました)
④完成!

安納芋の干しいも

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ベニアズマの干しいも

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《研究結果》

さらに、美味しかったです!!

(今日は眠くてコメントを思いつけません…)



元々、収穫時にベニアズマの出来が良く、安納芋より甘かったので、仕上がりで安納芋の甘さが際立つということはありませんでした。

安納芋の方が、蒸した後ねっとりしていましたが、干してしまうとあまり差は感じませんでした。


ワタシは、geek部長のこの言葉が気になって仕方がありません。

いずみの後継品種が
データのうえでいずみに近づいたとしても、
ここ数年でわたしが食べた「いずみ以外」の品種で
極上のいずみのような
オレンジキャンディのような濃厚な香りを発し、
一口目のアタックで腰が砕ける、
というものに出会ったことがない。
あの、いずみの丸干し、
脳髄を刺激する甘美な香り、
存在感のあるテクスチャー、
そして思わずもれるため息・・・


ワタシも丸干しは大好きです!


でも、いずみの丸干しは
食べたことがありません!!


部長、羨ましいです・・・



geek部長のまとめです。

①干しいもを作る際に、より甘くするコツ
 ・生いもを10℃で貯蔵する
 ・蒸す際には70〜80℃で、デンプンの糖化を促す
②ほくほくとねっとりの違い
 ・アミロースとアミロペクチンの割合に起因する
 ・生いもの貯蔵によるデンプン含有率低下が大きいと
  ほくほく系→ねっとり系への変化がみられる
しかし
ワインにおけるぶどうのような、
いもの品種による詳細な違い(一番気にしたのは、香り成分)
まではわからなかった。



geek部長が調べた資料の何と多いことか・・・


部長。こんなにたくさんの調べものをなさったのですね。

それを惜しげもなく公開していただいて…
おかげで、干しいも作りに専念できます!


geek部長。ありがとうございました!!




そして、研究は続いています。

つい、ポチッとしてしまいました。


そう。
Ama○○○です。


今日、夕方届きましたー!

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赤外線温度計ですっ!!



蒸しの温度を調べたいのです。
甘さを増やしたいのです。



それでは、日付けも変わり
眠さの限界を超えてしまったので寝ます・・・


あっ!タイトルの干しいもは、昨日の完成品。
写真見つかりました!!(昨日は疲れすぎて見つかりませんでした)




おやすみなさいzzz(´-`).。oO






続くっ!!




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