【開業準備】事業用の銀行口座を作りたい~屋号付き口座について~

これから個人事業を始めようと思っているけれど、

  • 事業用の銀行口座って、どうすればいいんだろう?

  • 個人で使っている普通預金口座が既にあるし、いくつも口座があると面倒だから、わざわざ事業用の口座を新たに作らなくても良いかな?

  • 作るつもりだけど、どこの金融機関で事業用の口座を作ろう?

  • 屋号付き口座って何だ?

と思っている、そこのあなた!

今回の記事では、事業用に使う銀行口座について書かせていただきます。



まず、結論から言います。

『個人用の口座と、事業用の口座は分けたほうが良い』

です!


売上や経費は、会計ソフトなどに入力して管理しますが、
どこかで金額等の入力ミスがあることに後々気づき通帳と照らし合わせて原因を探す際に、個人の入出金と事業用の入出金が同じ口座でごちゃごちゃになっていると非常に分かりづらいです。

さらに言ってしまえば、
お客様から代金が振り込まれてくる『入金用』の口座と、
事業用クレジットカードの支払い(クレジットカードも個人で買い物する用と、事業用で完全に分けたほうが良いです!)や事業用のスマホ代金の引き落としなど引き落とし専用の『出金用』の口座で分けたほうが、管理がしやすくオススメです。


個人名義の口座と屋号付き口座について



では、『入金用』と『出金用』で、事業で使う通帳を2冊発行するとしましょう。

お客様に「代金はこちらへ振り込んでください」と、預金種類・口座番号・口座名義をお伝えする、もしくはホームページなどに記載することもあると思います。

開業届で届け出ている屋号(お店の名前)が『Sachi商店』
あなたの名前が『ゴトウ サチ』だとします。

普通に個人名義の口座を作ったとしたら、口座名義は『ゴトウ サチ』になりますよね。

自分がお客様の立場だった場合、
何か注文した時に「では、代金はこちらに振り込んでください」と伝えられた口座が、個人名義の口座だと「ちょっと怪しいな?」って思いませんか?

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