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ヒプノセラピーで前世を知る

仕事で海外へでる旅に、場所によってはとても懐かしい空気というかエネルギーを感じる時がある。私、絶対昔ここにいたよね。。。と、とても懐かしい気持ちになる時がある。魂を揺さぶるような、潜在意識が確実に覚えているような、そんな根拠のない自信。。。笑

スピリチュアルに興味を持ち始めた頃、ヒプノセラピーの講座で前世へ戻る退行催眠を行なった。2人ペアとなって、お互いにヒプノセラピーのセッションを行う。その時、私が退行催眠中に見た自分の過去世は、ギリシアのミコノス島に住むシャーマンのような女性であった。

私は、それまでミコノス島に一度も行ったことはなかったが、とても海が青く美しい地中海の小さな島のように見えた。だんだんと潜在意識にアプローチしていくうちに、とても恐ろしい光景が目に飛び込んできた。海の彼方から津波が島へ押し寄せてくる光景だ。早く島の人々に伝えなくては。。。そう思ったが、恐怖で足がすくみ、その場所から一歩も動けない。もちろん、本人としてはヒプノセラピーを受けている意識はしっかりとあり、今自分が見ていることは、現実ではないと知ってはいたのだが、恐怖でセッション中にもかかわらず、体が動かなくなった。

パートナーの誘導で、その時の恐怖はすべて取り除いてもらい、過去のトラウマを脱ぎ去り、無事現実の世界に生還できホッとした(笑)。セッションの後、私はたしかにその光景を前世で見ていたのだと実感できた。しかし、まだ半信半疑で、ミコノス島って実際どんなところだろう?と思い、帰りになにげに本屋に立ち寄って、自分が見たものは本当かどうか確認しに行った。

旅行ガイドブックを数ページパラパラとめくって驚いた。なんと!私がセッション中に見た島の光景とぴったりと一致したのであった。海の青さに映える白い風車が印象的だった。こんなことが果たしてあるのだろうか?今まで、一度も見たこともなかった風景に、退行催眠中出会うなんて。。。

不思議でならなかったが、この時初めて前世の存在を確信した。

それ以来、ミコノス島が私の頭から離れず、どうしても行ってみて確かめたいという衝動にかられた。それから十数年後、やっと願いが叶い、ギリシャのミコノス島を訪れることができた。クルーズ船での途中下船してのツアーだったため、短い時間ではあったが、その土地に実際に上陸し、目を瞑り風やエネルギーを肌で感じることができ、魂が喜んでくれていることを実感できた。とても感慨深いものがあった。

ヒプノセラピーは、催眠療法とも言われ、主に退行催眠という種類があり、年齢を退行して行う「インナーチャイルド セラピー」や、さらに時間を遡って過去世(前世)まで遡る「前世療法」がある。

退行療法で、現在抱えている問題の基本的な原因となった過去に戻り、原因そのものを潜在意識で感じ知ることで、癒しや気づきを得ることができる。

また、さらに問題部分をイメージの中で、良い状態に書き換えをし、その問題に対する見方や受け止め方を変えるという手法もある。(人は、催眠状態になった時や、リラックスしている時などは、α波のでている状態となる。そういう状態の脳は、セッション中のイメージを実際に起こったこととして記憶する)。

ヒプノセラピーは、まだまだ一般的でないような気がするが、自分しか知ることのできないような不思議体験ができ、深い部分での気づきや癒しが起こり、子供時代からのトラウマや、過去世からのカルマの解消にもつながる。

この他にも、リラクゼーション効果や若返りの期待(15分間のヒプノで、1時間の休息にあたると言われる)も可能となり、大変興味深いセラピーのひとつである。

混乱が続く世の中の人々にも、このヒプノセラピーの良さを積極的に伝えていくことができればいいな。。。と思う今日この頃だ。

Soul Tree Sachi

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