強烈なエネルギーを放つ沖縄のパワースポット

沖縄には強烈なエネルギーを放つパワースポットが数多くある。

神事の時以外、何人たりとも立ち入ってはならぬとされる御嶽（うたき）や、琉球の祖アマミキヨの伝説が残るいくつもの拝所（うがんじょ）、森の中に鎮座する神秘的なガジュマルの樹、そして神の島と崇められる久高島。。。などなど、数えきれないほどだ。

人ぞれぞれエネルギーの感じ方は違うので、当然、その人が好むパワースポットも変わってくる。森や木々にパワーを感じる人もいれば、岩や海、神社にパワーを感じる人もいる。

私は、レイキティーチャーをやっていたせいもあり、かなり敏感にエネルギーを感じることができる方ではないかと思う。街角の屋根瓦にのっかっているシーサーや、三叉路にある「石敢當」の文字を見るだけで、エネルギーを受け取ることもあるし、三線の音や波の音、うちなーぐち（沖縄方言）の言霊にエネルギーを感じる時もある。沖縄は、大地や海からのエネルギーがとても強く、この地にいると常に手足がビリビリしてしまい、自分でもびっくりしてしまうことがある。

特に、御嶽前や誰も訪れないようなひっそりとした城（グスク）跡や、ガジュマルの樹の下にたたずんだりすると、体全体がなにかにつつまれたような不思議な感覚におちいる時がある。

若い頃から沖縄の地に魅せられ、毎年のように沖縄の島々を訪れ、県人会で沖縄方言（首里方言）を学んだり、三線を練習したり、いろんな祭りを見に行ったり、久高島のノロに会ったり、あげくの果てには竹富島のお寺で琉装の結婚式をあげたり。。。と、沖縄三昧をしていた身ではあったが、今回初めて念願の沖縄長期滞在をすることとなった。

旅行者で訪れた沖縄と、実際に地元の方々と同じような感覚でこの地に住み、現地目線で見る沖縄はまったく違うものであった。

長期滞在をしてみて、どうしてももう一度行きたくなったパワースポットがある。以下の３箇所である。沖縄に行かれた方は、１ケ所くらいは訪れたことがある場所ではないかと思うが、それぞれ独特で力強いエネルギーを発していたように思う。おそらく、旅行者目線ではない感覚で訪れると、落ち着いた本来の高いエネルギーをいただけるような気がした。

1. 沖縄の聖地「久高島」〜島全体の波動が高く、特に島北端部の琉球の祖アマミキヨが降り立ったとされる「カベール岬」は、自然の美しさと荒々しさが混合する神秘的な場所。

2. 世界遺産の一つで琉球王国の最高の聖地「斎場御嶽」〜観光客が多く訪れる場所ではあるが、一番奥にある拝所「寄満（ユインチ）」は、天から降り注ぐ森のエネルギーを強く感じた。有名な「三庫理（サングーイ）」とともに、青い神秘的な光のエネルギーでつつまれている。

3. 浜比嘉島の「アマミチューの墓」＆「シルミチューの拝所」〜　琉球開闢の伝説にでてくる男女の神々にまつわる場所で、現地の方々の参拝の場ともなっている神聖な場所。特にシルミチューの拝所は、木々を間をぬけて階段を登りつめたところにある洞窟で、少し近寄りがたい威厳に満ちたエネルギーを発していたが、キジムナーや妖精がでてきそうなとても幻想的な場所である。

こういったエネルギーの強い土地だからこそ、昔からノロやユタなどの霊能者が多く存在し、今なお彼女達が神聖視され、神事を司る者としての風習が大切に残されているのだろう。

ここ沖縄での長期滞在を開始して約半年以上経つが、沖縄の酷暑や荒れ狂う台風などの過酷な自然の猛威の洗礼を受けるたびに、日に日に意識が研ぎ澄まされ、尊い自然との共存が喜びとなり、そして、同時に自然に対する畏怖の念と感謝の気持ちが高まっていく今日この頃である。

本日もご訪問ありがとうございました♪

SoulTree/ Sachi