匂いにまつわる小話

猫は臭くない。犬は臭い（犬好きな人ごめんなさい）
猫が臭くないのは、全身舐めているからだろうか。とすれば、人も全身舐めれば臭くないのか？

いや、絶対臭い自信あるわ。
授業中に机にうつ伏せで寝てて、ノートによだれの湖を作って、くさっ！ってなって起きたこと何十回もあるもん！！

みんなあるよね？？！！ねっ？！
え、ないの、、、？

さて、匂いには敏感な方です。

特に良い匂いには敏感。街中でよい匂いのする人とすれ違ったらついていきそうになるぐらいには敏感。んで、「なんの香水使ってるんですか？？」って聞きたいぐらい敏感。

20代の始めにめっちゃサラサラロングヘアの年上のお姉さんと知り合いになった時、すごくいい匂いだったので
「何の香水つけてるん？」
って聞いたら、
「そういうのは自分で探すんだよ。人に聞くもんじゃないよ」
と言われて、
カッコいい！！と目がハートになったので、わたしも誰かに聞かれたらそう答えようと思って20年たったのですが、まだ誰にも聞かれたことはありません！！

でも、香水もやっぱりつけすぎはダメよね。

同じ20代の頃、初デートの時に個室の居酒屋で待ち合わせて、部屋に入った途端、その男の人の香水の匂いで溢れかえってむせそうになったことがあります。

どんだけふりかけててん！！
くさいわ！！！
食事の味わからんわ！！
とか思いながらも、初デートで気合い入れてたんかなぁとか思うと可愛いですね。
その男の人と、次のデートはしませんでした。

自分の姿は鏡に写せばわかるし、動きも動画にとれば客観的に見ることができるけれど、匂いばかりは主観でしかわからない。
自分がどんな匂いがして、どれぐらいの範囲にそれが届くかは想像を働かせるしかないのです。
だからこそ、少し距離が近づいたときに良い匂いがする人は、徹底的に自分を客観視できる人か、天性のフェロモンの持ち主であるから、人は惹かれるのでしょうね。

そんな素敵な人になりたいと思っているのですが、超絶汗かきな夏のわたしはただただ汗くさいので、ぜひ距離を置いてつきあっていただきたい。

#コラム #たわごと #匂いフェチ #いい匂いのする人は良い人