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ピアサポートのこれからについて考えてみた // キセキ27

こんにちは。
幸紗チサ(さちさちさ)です。ご訪問ありがとうございます!

この記事は、こちらのマガジンの記事です。

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爽やかな晴天が続き、都市部の紅葉も見ごろを迎えていますね🍁🍂朝晩で気温差の激しい日々が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

さて、前回の記事ではピアサポートのこれからについて語りましたが、「あなたが考えるピアサポートのこれからに必要と思うことを、もっと具体的に教えてください!😊」というご意見をいただきました。そこで、今回はこの部分をもっと深堀りしてみたいと思います。素晴らしいご意見をありがとうございました😆✨

この記事は私個人の意見であり、特定の団体や組織を代表するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

また、今回はピアサポートのなかでも、がん患者のピアサポートに焦点を当てた記事となります。

では、どうぞ!!


ピアサポートとは?

まず、ピアサポートとは何でしょうか?

ピアサポートとは、同じ経験をした人同士で支え合う活動のことです。さまざまなジャンルがあり、がん患者同士で行うピアサポート活動もそのうちのひとつです。

おもな活動内容としては、がん患者さん本人やご家族のお話を伺い、心の整理などをお手伝いする対面相談や、がん患者サロンの運営などがあります。

さて、そんなピアサポート活動。これまでは対面での活動が中心でした。が、コロナ禍を境にそのあり方は一変!殆どの活動拠点は長い間休止となり、年単位でのブランクが空きました。さらに、AYA世代のがん患者さんは時間が取りづらく、いつでも対面というわけにはいきません。このような時代背景もあり、今後のピアサポートのあり方を改めて考え直す時を迎えています。

そんなこれからの時代に向けて、どのようにピアサポートを展開していけば良いのか?私の目線で切り込んでみたいと思います😆


ITの積極的な活用

私はこれからのピアサポートには、ITの活用は不可欠だと考えています。皆さまもご存じの通り、昨今の時代の流れは、インターネットやAIなどの発展なしでは語れないからです。

AYA世代は仕事や学業に忙しい年代でもあります。そのため、支援の場へ足を運ぶにも、その敷居はなかなか高いものなのです。さらにAYA世代のがん患者自体が決して多くなく、同年代を探すのにも苦労することでしょう。

そんなAYA世代に必要なことは、手の届く場所にさまざまな支援の手が存在することです。これを実現するには、ITは重要なカギとなります。

私の場合、X(旧Twitter)で支援団体や医療機関をフォローすることから始まりました。すると、さまざまな関連情報が流れてきます。ここから、私はさまざまなピアサポートを知ることができました。


手を伸ばせばピアサポート!

さて、実際にITを活用してみると、直接誰かとつながる以外にも、さまざまなピアサポート活動があることがわかりました。それは、支援を行う側が動画やSNSなどを活用し、経験談や活動内容などを展開することです。そうすると、支援の手を必要としている人が、支援の場に出向いたり、サロンなどに参加しなくてもピアサポートにつながることができるのです。

たとえば、がん経験者の経験談をSNSで発信すること。がん経験談は人の分だけストーリーがあると思いますので、あなたの経験談も誰かの生きる勇気になるかもしれません。さまざまながん患者さんのインタビュー動画をまとめ、定期的に発信しているサービスもあります。

そして、ピアサポートに関する活動を知ってもらうための情報を発信していくことも重要だと思います。どんな良い活動でも、まずは知ってもらうことが大切!自身の活動内容や、おすすめの情報などを発信していくことも、ピアサポートとして大事だと私は思います。

私のこのnote執筆や、Xでの関連情報の発信(私のアカウントはこちら)もそのような思いを込めて行っています。素朴かもしれませんが、いろいろあって良いと思うのです。こじんまりとした雰囲気が落ち着くことだって、あるかもしれません😊

このように、支援が必要にもかかわらず、なかなか一歩踏み出せない人(私も含め)でも、ちょっと手を伸ばせばすぐつながることができるようにすること……ITを活用して支援を広げていくことが、これからのピアサポートに必要だと私は考えています。


多様なお話の場

さて、さまざまな経験談や活動内容に触れ続けるうち、直接がん経験者の人とお話してみたい、と思うこともあるかもしれません。そんなとき、ITを活用すれば、多様なお話の場を作ることができます。やり方次第では、場所と時間を選ばずお話に参加することも可能になるのです。

たとえば、コロナ禍を境に一気に普及したZOOMなどのオンラインミーティング。患者サロンも今はオンライン開催がとても多いです。現場に出向く必要がないので、よりフレキシブルに開催できるのが最大のメリットだといえます。

他にも、ITを活用した様々なピアサポート活動があります。例えば、Xのスペースや、Lineチャットを活用したサロンなど。顔出し不要なので、非常に参加しやすいです。聴くだけ参加OKのイベントや、音声なしのチャットでは、お風呂でリラックスしながら参加することも🤭

このようにさまざまなピアサポートの中から、自分の居心地よい場所が見つかったら、いよいよ中の人と実際にお会いしてみる良い機会かもしれません。

たとえ初対面でも、オンラインで面識があれば、その敷居はぐっと下がるのではないでしょうか。きっと、素敵な出逢いになると思います。

こんな風に、ITを活用したピアサポートが対面でのピアサポートへと展開していくこと機会が増えれば、今後のピアサポートはより充実していくと私は思います🥰


継続しやすい活動を

AYAがん経験者の方には、「自らの経験を誰かの役に立てたい」と思っている方も多くいらっしゃいます。そのような志をもつ方の活躍の場や活動モデルを作り上げていくことも、今後のピアサポートのあり方ではないかと思います。

そのためにも、私自身もピアサポートを継続しやすいよう、細く長く活動を続けていきたいと考えています。これを実現するためにも、上記に書いたようにITをうまく活用しながらやってみるのもひとつの方法だと思います。

誰かに興味をもってもらうこと、そして実際につながるまでは、多くの時間がかかるものです。でも、思いが誰かに通じ「私もやってみようかな!」と思っていただけたら、これほど嬉しいことはないのです。

私たちの思いは、また新しい誰かへつながることを願っています。


この記事に関連する支援活動など

最後に、実際に筆者が参加・利用してみた支援活動などを、一部ですがご紹介させていただきます。もし、ご興味があればぜひフォローやご参加してみてはいかがでしょうか!

支援団体


経験談


オンラインサロン(Xアカウント)

オンラインAYA喫茶『Baobabの樹の下で』
Xスペースにて開催のサロン。顔出しなし、お耳で聴くだけの参加もOK!

【アグタス】AYA GENERATION + group
AYA世代、罹患後40歳を越えた"プラス世代"向けのサロンも開催。


いかがだったでしょうか。私も自分自身の活躍の場として、そしてそれが誰かの勇気になることを願いつつ、これからも活動を続けていきたいと思います😄💕

もし、何かご意見やリクエストなどがございましたら、XのDMにてお待ちしています😃キセキでもAnotherKisekiでも歓迎です✨



今日の音楽

Mayer Hawthorne - On The Floor
最近のお気に入りの一曲を🎵90’sを感じる新作がとても私好みです😆


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