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台湾でも[サガリバナ](穗花棋盤腳)が花盛り❣️

先日のラジオのニュースで
沖縄の宮古島では“サガリバナのライトアップ”が始まったと流れていました!

沖縄でサガリバナと呼ばれる花は
台湾の名前は[穗花棋盤腳]です。
何でも、花の後の実の形が古い時代のチェス盤の脚の形に似ているからこの名前だとか。


この花が沖縄ではサガリバナと呼ばれるらしいことは、台湾に来て間もない頃にこの花に出会った時に調べて、沖縄にもあるということ、名前は、サガリバナということなどを知ったのでした。

このニュースを聞いて、“そうだ!台湾でもちょうど今が花盛りとなっているこの花のことをnoteでみなさまにもお伝えしよう!”と思い立ちこの記事を書き始めました。


以前住んでいた所の私の散歩道脇にこの花があったので、この時期の開花を見ることができていたのです。
この花は夜しか咲かないので昼間は咲いているのをみるのは難しいけど、私は夜明け前の早朝に散歩に出ていたので、ちょうど花が散る頃でまだかろうじて花が咲いている時に間に合っていたのですね。

散歩時の写真
この時の帰り道少し明るくなった時に
下の写真の花を見ることができたのでした。
まだ硬い蕾があるようなので
これはまた、夜に咲くのでしょうか
木の下にはたくさんの花が散っています。


花が咲くとむせかえるような芳香を放っています。

この花は水辺に生える花で
水辺の開発などで希少になりつつあるとも聞きました。
以前の私の散歩道は冬山親水公園という所で河口に近い湿地に咲いていました。
この樹は熱帯アジア、アフリカ、オーストラリア、太平洋諸島原産のようで、この果実が波に乗って台湾にも流れ着いたということらしいです。
台湾の南端の懇丁や北東のここ宜蘭辺りに多いようです。
すぐ近くに位置する沖縄にもあるのが頷けますね。

[穗花棋盤腳]という名前の由来は
種子の形が棋盤腳(チェスボードフット)に似ているところからきているということも下の記事に書かれています。

チェスボードフットは一年中開花結実が見られますが、開花期は6月から9月で、10月以降は開花量が大幅に減少します。午後5時頃からつぼみが咲き始め、約2時間後に満開となり、開花のピークは午後9時頃です。午前4時半になると次々におしべが落ち、午前5時半が最盛期となり、6時頃にはすべての花のおしべがほぼ落ち、全体が落ちます。開花時期は一晩だけです。果実は母木に長く留まることができるため、一年中母木に垂れた果実が見られ、果実の成熟期は主に翌年の1月から2月です。


特徴:滑らかな波状の葉と無柄の少ない常緑小高木、枝の上部から長い総状花序が垂れ下がり、花は上から下へ順番に咲き、乳白色の花びら4枚、淡赤色の雄しべが多数あり、核果は長い楕円形で萼が持続する。先端で房状に成長し、暗赤色の外果皮はわずかに四角形で、古代のチェス盤の足に似ていることからこの名前が付けられました;中果皮には繊維が含まれており、熟した後に果実が水に落ちると浮くことがあります。潮の流れ。

https://highscope.ch.ntu.edu.tw/wordpress/?p=648
上記の記事のページを写メ
これが果実
熟すと茶色になるらしい

※Google翻訳したものを抜粋
(文章が途中までになっているようですが、潮の流れに乗って台湾にもたどり着いたということでしょうか)



宮古島では、毎年この時期に合わせて、夜に咲くこの花をライトアップして、観光に一役買っているようですね。

私は今年はまだ実物を見ていないのですが、嬉しいことに台湾の友人たちが今年の美しい映像を送ってきてくれました❣️

台北の台湾大学の広いキャンパスにはいろんな樹木があるようで、近くに住む友人は四季折々の様子を散歩で楽しんでいるようです。

春先には、真っ白に美しく咲いたヒトツバタゴ(ナンジャモンジャノ木)の写真も送ってきてくれました。

そして、つい先日は
大学構内に咲いている[穗花棋盤腳]の様子をカメラに収めて送ってきてくれたのです❣️


夕方6時すぎにはまだ開く途中だったとのこと。下の写真。

咲き始めの様子が美しい😍


そして再び、夜8時過ぎに行ったら見事に咲いていたと、下の写真!

きっとむせかえる程の香りも
放っているでしょう。




この花は、台湾ではいくつかの別名を持って親しまれているようで、[夏夜煙火]とか[無聲煙火]などと歌にも歌われているようです。
煙火とは中国語で花火のことです。


宜蘭の地に咲く穗花棋盤腳を美しい歌声と共にお楽しみください↓


優しい友人のおかげで私も美しい台湾の[サガリバナ](穗花棋盤腳)を楽しむことができました❣️

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