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春節を迎える台湾  縁起物の飾りもいろいろ

[繍球鳳梨]という福を呼ぶ特別なパイナップル❣️


春節は一大イベント❗️
今日はその春節の4日目、初四と言う日です。
台湾は春節の前々日から初五までの1週間が祝日㊗️。

春節を迎える大分前から街々はイルミネーションで飾られて雰囲気を盛り上げています。


上の写真は隣町の橋の両サイドを飾るイルミネーション✨✨
この橋だけではなく各集落の主だった橋、学校や公園、役所、主だった並木まで様々なイルミネーションで彩られ春節到来を祝う雰囲気を盛り上げています。

春節前には家々に福を呼ぶ様々な縁起物もたくさん出回ります。


トップの写真は
今年初めて目にした[繍球鳳梨]と言うもの。パイナップルは普通頭の方にトゲトゲの葉がで出ている🍍こんな形ですよね。
ところがこの繍球鳳梨は胴体の粒々の一つ一つの部分からも葉が出ているのです!
繍球とは中国語ではアジサイのことなのですね。
アジサイのように丸く花をつけるので繍球鳳梨という名称。
これが近くのスーパーの棚に並んでいました!
パイナップルは福を呼ぶ縁起物のようで、これまでも春節前には綺麗にリボンを付けた飾り用のパイナップルが売られているのは目にしていました。
ところが、この突然変異のような形の[繍球鳳梨]は初めて見たのでびっくりして少し触ってみたり、しげしげと観察してしまいました😳

初めて目にしたので
いったいどのように育てられた物なのか調べてみました。

上記の記事をGoogle翻訳

旧正月には、幸運と繁栄を象徴するパイナップルを家の飾りとして購入する人が多く、屏東市内埔の農家、頼希仙さんは7年前からアジサイパイナップルの栽培を始めました。パイナップルでありながらアジサイに似ています。ひとつひとつの実はアジサイのような姿をしています。
花は発芽を続けても果肉は出ないので食べることはできません 。
成長した花房はアジサイのようになり、数百の花芽がつきます 見た目も美しく、花言葉は「大金を稼ぐこと」。
生産期に入り、頼西賢さんは新年を迎える前に収穫してかごに鉢植えを作り始めましたが、今年はさらに色とりどりのパイナップルが増えています。 250元で大人気です。

これは食べるわけではなく春節の飾りのために特別に育てられているパイナップルだということが分かりました。
飾り用の生花なのです。


正月の生け花は日本でも特別な花材でおめでたい雰囲気で生けられますが、台湾でも春節にはやはり春節を迎える雰囲気の花が生けられたりしていることを今年初めて知りました。

いつもの絵を描くグルーブのお仲間が、春節の生け花を指導してくれる機会があり、春節の雰囲気満載の生け花が出来上がりました!

生花を教えてくださる老師の作品
みんなで春節の生花作り。
こちらは生花というより盛り籠という感じです。




春節の縁起物の花としては宜蘭県特産の銀柳もとてもよく飾られます。

以前、我が家にもこの立派な長い包みが届いてびっくりしたものです。
この長い柳の束を挿し込む器も持ち合わせていなかったので、あわてて長いガラスベースを買い求め、玄関を春節🧧らしくかざり楽しませてもらいました。
この銀柳は、飾っている間にたくさんの銀の芽が出て華やかになり、やがて柔らかい新芽が出てとても長く楽しめる素晴らしいものです。

宜蘭県のホームページより
三星郷で育てられている銀柳
春節前の贈答品が作られている長さ1m程もある立派な銀柳


春節といえば、縁起の良い文字を書いた赤い紙[春聯]はお決まりです。
各家々の玄関などにはその年にちなんだ文字やそれぞれの家の願いのこもった春聯🧧が華やかに飾られます。↓
(財を呼び込む飾り物が多いですね😁)



大晦日には年越行事の[過年]を家族揃って[年菜]という言わば日本の年越しそばやお節などと同じ意味合いの料理をいただきます。

今年も台湾の友人のお宅の過年に招かれて、たくさんのご馳走をいただきました!

今年も素晴らしい年菜をいただきました!
台湾名物のカラスミや豚の角煮、鶏の丸焼き、香腸などなど。
たっぷりのマグロの刺身と北海道産の特大帆立。それはそれはすごいご馳走でした😍


今年も穏やかな新年を台湾の方たちに囲まれながら迎えられる幸せに感謝しています。

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