宜蘭県蘇澳軍港で中華民国🇹🇼軍艦に乗船❗️
ものものしいタイトルですねー。
滅多にない貴重な体験をすることができました❗️ 😅
台湾の軍港の一つ、宜蘭の蘇澳というところで[海軍敦睦支隊蘇澳軍港]という催しがあり、友人の誘いで私もお供させてもらいました。
軍港というところ、以前高雄に行った時に、旗津へ向かう船の中から軍艦らしきものが沢山並んでいるところを見たことがあります。
実際に軍港に行って軍艦を間近に見て、乗船などということは初めての体験です。
蘇澳鎮公所のホームページには
このような案内が載っていました。
台湾海軍の敦武支隊が台湾の7つの軍港を順次回って一般に公開しているという内容です。
盤石軍艦(油弾補給艦)、迪化軍艦(康定級ミサイルフリゲート)、成功軍艦(シェンヘン級ミサイルフリゲート)軍艦の船内の見学、また、訓練の様子などが公開されるというもの。
国を守る軍隊のことなど知る機会もないのですが、台湾の海軍がこれだけオープンに民間との交流を図るという取り組みをしていることにびっくりしました。
両岸問題は
台湾国民にとってもとても複雑な問題だと思います。
今年始めの総統選挙の結果などにもそのことは現れているのではないでしょうか。
台湾で暮らしていても普段そのことを肌で感じることはほとんどありません。
ただし、年に一度の全国で行われる防空演習の時は流石に身近な問題なのだと考えさせられます。
国全体をの4箇所に分けて行われる防空演習は事前に知らされていて、当日の演習開始時間には各自の携帯に「ビー!ビー!」という音が響き渡ります。
演習の時間には家から出ません。学校や会社などではどのようにしているか聞いたことはありませんが、例えばスーパーなどで買い物中などの場合、そこから外へ出ることはできません。
日本人の私たちにも台湾交流協会から「お知らせ」の連絡が届いています。
とても厳しい演習内容です。
演習の時の注意点など書かれていますのでどのようなものかご参照ください。↓
この海軍の民間への公開活動などは国民に国防への理解、協力また意識してもらうなど様々な要素を含んだ取り組みの一環と思います。
台湾の徴兵制も年々変化してきているようです。
また個々の条件により兵役の違いがあるようですがなかなか理解が難しいです。
今年初めのNHKの報道記事を見つけました。↓
この様な難しい問題であることを理解しつつ。
当日は友人の車で軍港に向かいました。(台湾人ではない私も入れるかどうか不安もありながら)
駐車場の入り口には若い隊員さんたちが数名で身分証のチェック!
私も台湾のIDを取得しているのでOKでした😅
手の甲に入場許可のスタンプを押してもらい港の駐車場に車を停めて、
早速一番手前の軍艦に乗船。
船内見学も
普段隊員さんたちが乗降しているであろうまるでハシゴのような急傾斜の階段を手すりをしっかり捕まえて幾つか昇りました(各急傾斜階段の上下では隊員さんたちがしっかりサポート)。
他の見学者の女性に笑顔で声をかけられ“あなたも頑張って登ってきたのねー”と言われたようでした😂
最上階の操舵室まで見学してきました(操舵室だけは撮影禁止🈲)。
急な階段を恐る恐る降りて(体力の怪しい人💦)階下の出口へ辿りつきほっとしました。
それでも途中、こんな写真を撮って面白がったり😅
興味深い見学でした。
船内は全て国防色カラーでまさに軍艦という感じでした。
知識がないので何も説明などできないですが、看板から入ってすぐの所に狭いスペースながら、数種のトレーニングマシーンが並んでいてしっかり使い込まれているのがとても印象的でした。
隊員さんたちが普段、船上でしっかり体力作りをしている様子が想像出来ました。
埠頭にはたくさんのテントが張られてさまざまなサービスがなされています。
多くのグループのボーイスカウト、ガールスカウトの子供たちも団体で見学に訪れ賑わっていました。
防弾ベストや銃砲を担ぐ体験コーナーなどもありました。
この埠頭では、隊員の訓練の様子などの公開もあったようですが、私たちはそれには間に合わず見ることはできませんでしたが、優しい隊員さんたちの要所要所でのサポートを受けてとても気持ちよく見学をすることができました。
幾つかの軍艦が見学できるのでしたが、一つ目の軍艦見学で船内の登り降りを体験してその傾斜に恐れをなし見学は一つだけにとどめておきました💦
興味のある方たちならきっと全ての軍艦を隅々まで見学できたり様々な取り組みなどを知る素晴らしい機会だったことと思います。
私たちはほんの少しだけ軍艦の公開や軍人さんたちの広報活動の取り組みの様子に触れられただけで大満足でした。
貴重な体験をさせていただき感謝❣️
自然豊かで平和な台湾で暮らせていることに感謝❣️
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