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チームメイト募集の裏側告白。フリーランスデザイナーがチームづくりをして得たもの。

教室業のデザイナーをしています「いとうさち」です!

超余談なのですが、最近、肩書を変えようと思っています。「雇われない女性のためのブランディングデザイナー」が第一候補。今の私がブランディングを専門にする技術があるか!という話は置いておいて、自分がどうなっていきたいか、どういう方向性で生きていきたいかを表現するのが大事だって思ってます。

肩書が先。それを背負って自分を成長させる!

そのうち、肩書を更改します!(余談ここまで)

さて、こちらの記事では、以前行った「チームメイト募集」の裏側を告白いたします。

・チームメイトが欲しいと思った真の理由
・何に気をつけて募集をしたか
・募集のときに手伝ってくれた友人
・応募してくださった方とのコミュニケーション
・予想を超えた大きな成果
・今、どんな風にお仕事しているか

この辺りをずばり告白していきます。

今後、フリーランスでチームを組んだり、ツイッターから仲間を募ったりする場合の参考にしていただければ幸いです。

ではレッツスタート!

私がチーム戦したいと思った真の理由

これは、チーム募集のnoteでも書いたことですが、一番大きな理由は、「未来の仕事時間を確保したかったから」です。

どういうことか、もう少し具体的に書きますね。

ありがたいことに、今、紹介だけでたくさんのホームページ制作のお仕事をいただいています。これは、フリーランスデザイナーを目指す人にとって、ものすごくラッキーでありがたい環境であり、感謝しても感謝しきれないほど、大切にしなければならない環境です。

ただ、大きな不安があることも事実でして。私は、私の力で集客しているわけではないということ。私の力で仕事をしてるのではなく、大きな力に頼って仕事している、要は、環境に依存しているという不安です。

この不安を解消するためには、「行動する」しかありません。しかし、行動する時間を確保できないのです。なぜなら、お仕事をとてもたくさんいただいているからです。

この循環を、なんとか脱却しなければいけないと思いました。

さらに、今の仕事量は、私一人で対応しようとすると、かなり納期が先になり、お待たせしてしまう状況にあります。納期は3ヵ月先とかそんなんです。

せっかく私を紹介してくださっているのに、紹介する方、される方、どちらにもスピードを提供することができない状況になっていて、「お待たせしてしまう」ことに、大きなストレスがありました。

この、「不安」と「お待たせしているストレス」で、大きなモヤモヤがあったんですね。

私自身の本音としては、次のステップに進みたい気持ちがありました。自分がクライアントワークに集中すれば、お待たせしてしまう問題は解決する話ではありましたが、私は、未来になりたい姿があり、やはりそこに向かいたい気持ちが大きい。

だから、やはり、時間を作ることが必要で、今はたとえ「お金」がかかったとしても、なりたい自分になるために「時間」を確保しようと考えたのですね。

通常、フリーランスであれば、この時間を確保するために「外注する」というスタイルをとると思います。ですが、なんとなく、「外注」という言葉に、作業の丸投げ的なイメージがあったんですよね。

私にデザイン依頼してくださる方は「さちさんにお願いしたい」と言って、依頼してくださいます。私の考え方、私のデザイン、私の元気印に共感して依頼くださる方たちです。その方の気持ちに応えるためにも、「外注」は違うと思ったのです。

そういう想いをひっくるめて、チームを作ろうと思いました。私の仕事のスタンスに共鳴してくださる方、作りたい世界に共感くださる方と一緒に成果を出す仕事をしたい。

これが、私がチームを作った真の理由です。

イトサチと仕事をするメリットってなぁに?

ですが、いざ、チームメイトを募集しよう!と決めても、色々と考えることがありました。

一番の壁は、そもそも、まだデザイナーを名乗って半年足らずの私と仕事をしたい人なんているのか?という問題です。

実績が欲しいだけ、経験したいだけ、お金が欲しいだけ、そういう人なら探せばいらっしゃると思いました。ですが、それだと、私の想いは実現しません。

今後、将来にわたってクライアントさんの要望に応えてくださる方、私が一緒に仕事をしていて楽しい方、私も学ばせてもらえる方、お互いwinwinな関係を築ける方がいいと考えていました。

色々と思案した結果、友人の「採用や商品PRを専門にやってるsaya」に、相談したんですね。「私のチーム作りにアドバイスください!」と。

これ、saya ↓

ちなみにちなみに超ちなみに、sayaとの出会いは11歳、小6の頃、英会話教室です。

当時は、お互い、英会話教室内でライバル意識を持っていて、嫌いな女子No1(笑)バチバチでした。それが、中学校の入学式で彼女を見つけ「同中だ」というミラクルが起こり(受験で入る学校だったので、まじでミラクル)、そこから急激に仲良くなりました。トイレで恋バナも、数々の青春は全て一緒に経験し、今では数少ない、私の大親友でございます。

お互い、すぐに真似する性格なので、これまで、小さなものから大きなものまで、ひたすら真似し合って生きていきました。「眼鏡」「ピアス」「ダイニングテーブル」「住む町」「フリーランス」「西野サロン」・・・多分まだまだある。男子の趣味だけは違ったので、平和に生きてきました。

週に1回は、西野サロンの記事のことでlineして楽しんでます。

sayaの紹介はここまでにして、とにかく、PRや人事が専門のsayaだから、専門的な意見をくれるだろうと、「これこれこういういきさつでチームを作りたい」と相談したんです。もちろん第一声。

「めっちゃいいやん」

様々なアドバイスをくれました。怒涛のやりとりの一部を公開します。念のために言っておくと、sayaはデザイナーではありませんが、私が言いたい事ややりたいことを的確にとらえてくれたアドバイス。

私、デザインのこと分からんし・・・とは、一言も言いません、それがプロだし、すごすぎます。

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このやりとりのお陰で、私が一緒に働きたい人が明確になったし、想像以上に素晴らしい人たちからメッセージいただけたので、本当にsayaに相談してよかったです。

とても信頼できる友人なので、PRとか人事系で問題抱えている人は、相談してみるといいですよ。素晴らしい友人を持ったもんだ、ほんとほんと。

このやりとりのお陰で、

・チームメイトが私と仕事して得られるメリットって何だろう

を突き詰めて考える事ができました。

自分の仕事のスタンスを言語化するいいきっかけになり、今、いい方と一緒にお仕事できているのは、これがあったお陰だって思うんですよね。

チームメイト募集も、基本導線や考えることはビジネスと同じで、自分の売りをしっかり言語化して、一緒に働くことで提供できる価値を伝える必要があるんだなーってこと、すごく勉強になりました。

最近では、ツイッターで仲間募集する呟きをするのが私の中で流行ってますが、いつでも、sayaにアドバイスしてもらったことを、念頭に置いてやってます。ほんとに、お願いしてよかった!!

いざ募集!私が一番びっくりしたこと・・・

そして、決意してから3日後には、募集noteを書き終わってました。決断したら行動までのスピードは、けっこう速い方なんです。

で、募集してみて、本当にびっくりしたのですが、とてもたくさんの応募があったということ!!!!!とにかくびっくりで、通知がいっぱいくる!!!

仕事の単価はお安いです。しかも、私はデザイナーになってまだ半年の人間。応募はあるのか?ここまで時間かけて情熱かけて動画撮影までして、滑ったらけっこう痛いな・・・なんて思ってました。

嬉しい悲鳴でした。

しかも、予想に反して、経験者の方の応募が多かったんです。なんだか、私とやるのが面白そうだな~という理由で応募くださった方もいらっしゃいました。自分に少し、自信が持てた瞬間でした。

ですが、多くの応募をいただくことを想定していなかった私は、ある壁にぶち当たります。

そう・・・応募があれば、お断りをしなければいけない人がいる、という現実。選ぶという行為をしなければいけないという現実。正直ね、これが毎回、本当にきついです。(自分でやっておいて、ね)

私は、多分「八方美人」な性格です。私を求めてくださっている方にNOをつきつけるのが、すごく苦しいんです。出来れば、応募くださった方全員とお仕事したかった。仲よくしたかったです。ですが、そんなことは叶うはずもなく。

いただいたコメントとポートフォリオを拝見しながら、観点を決めて、選ばせていただきました。そして、お断りする方へは、お一人ずつ、動画でお返事をさせていただきました。

私は、普段の仕事で、動画をたくさん使います。youtubeで公開している量よりも、非公開で動画を撮影している量の方が多いですね。質問やコメントをいただいたら、感謝を込めて動画でお返しするようにしているのです。

特に、ネガティブな内容のお返事をする場合には、自分の表情と感情が伝わるように、動画を使うようにしていて、今回も、そのようにさせていただきました。お返事を待たせてしまった方もいましたので、その点は申し訳ないと思いつつ、簡単にお返事することが出来なかったので、じっくりと取り組ませていただきました<(_ _)>

予想を超えた大きな成果

今回、チームメイトを募集して、予想していなかった大きな成果を得ることができました。

もちろん、チームメイトはとても素晴らしい方たちで(結局、チームメイトになってくださった方はお2人でして、現在、イトサチ―ムは3人体制。ただいま仕事を分担中!!!待たせてる!!!ごめんなさい!!!)

私のクライアントさんが求めるデザイン、苦労しながら、一緒に頑張っています。

これは、「そのようにしたくて行動したので、そのとおりの結果を得られた」というもの。予想を超える成果、というものではありません。

では何が予想を超えたか?というと、ツイッターのフォロアさんが、これをきっかけに100人以上増えたということです。チームメンバー募集の呟きをしただけで、フォロアさんが増えたのですよ。

これには、非常にびっくりしました。

どういうカラクリなのかな~~と考えていたんですが、なんだか勢いがあるように見えたってことだったのですかね?多分、リツイートもたくさんしてくださったので、単純に露出も増えたのだと思いますが。

チームメイトを迎えて、今

私は企業で働いてきたので、チームを作ることの楽しさを知っていますが、一方で、チームの大変さも知っています。エンジニア時代は、プロマネもやっていたので(デザイン業界でいうところの「ディレクション業」)そこの苦労は、理解しているつもりです。

ですが、やっぱり、いつでも頼れる仲間がいて、「いつでも助けますよ!」って言ってもらえるのは、本当に心強くて、心理的にとても助けてもらっています。

チームメイトを募集して、本当に良かったし、出会えた奇跡みたいなのを感じています。

今は、私が仕事を受けて、それをチームメンバに手伝ってもらうというやり方で進めているので、私の仕事を捌くスピードによっては、とてもお待たせしてしまっている!!!!なんとも申し訳ない感じになってます。きゃーーー。

が、生まれたばかりのチーム、もうちょっとチームっぽく活動していけるように、私も頑張っていくので(きっとこのnote見てくださってると思うから)是非、一緒に、教室業界を盛り上げて欲しいです~~!!!

まとめ:デザイナーになって半年でチームメイトを作った私の真実

♥チーム作りも、ビジネス、マーケティングと同じ。自分の売りや、応募のメリットを整理して伝えれば、応募してもらえる!

♥自分が「選ぶ」立場になるということへの覚悟を事前に持つこと。私はちょっと出来てなかった。

♥まだまだ始まったばかりのチームの未来が楽しみ。

今がスタート地点。3人で一緒に頑張っていきたいし、頑張っていけると感じています!

以上、ここまで読んでくださって、ありがとうございました!

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