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北京冬季五輪も終了!〜柴田的・胸熱競技を振り返ります♡〜

2月も明日で終了。年が明けたと思ったらあっという間に2か月が過ぎようとしています。どんな冬をお過ごしでしょうか。。毎回言ってますけど、、、早い~!笑

個人的なこの冬の楽しみの1つは【北京五輪】でした♪

私が初めて五輪取材に派遣されたのは2006年のトリノ五輪。その後、冬は2014年のソチ五輪にも。3回行った五輪のうち2回は冬季、そして初めての五輪も冬季。なので、実は冬季五輪は夏季よりも思い入れがあったりします。

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↑トリノの開会式かな??多分。笑

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↑トリノのモーグル会場

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↑トリノのフィギュア会場!荒川さんが金メダルを取った舞台になりました。

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↑その荒川さんの金メダル!

取材していて感じるのは、環境面の整備が難しかったり、資金難であったり、、、より厳しい状況を乗り越えて、やっと五輪切符をつかむ選手が多い印象(勿論、夏・冬に限らず、五輪切符を手にするのは難しいですし大変なご苦労があるのは理解してますが、、、)。だからこそ、聴いていて驚いてしまうようなエピソードが本当に多いんですよね。

ちなみに、、、トリノ五輪の時に今でも覚えているのがカーリングの「チーム青森」。当時は小野寺(現在は小笠原)選手がチームをまとめる存在で、今のロコ・ソラーレの代表理事でもある本橋麻里さんが一番末っ子。

順位こそ7位だったものの、カーリング王国のカナダや、ソルトレーク大会で金だったディフェンディングチャンピオンのイギリスを破るなど、大活躍でカーリングブームのきっかけを作りました。

全ての試合を終えて、IBC(国際放送センター)にやってきた5人。取材を終えて帰る時には、もう日付が変わるくらいの時間になっていました。普通だったらこちらが用意した車に乗って選手たちは帰っていくのですが、彼女たちは近いから大丈夫!と5人で肩を組んで帰っていきました。まぁ確かに選手村は近かったし、確か一般の方たちは通れないエリアで繋がっていて警備の方たちも等間隔で立ってらしたから、安全面では問題はなかったのですが、、、ただでさえ疲れている中、歩いて帰ったのは後にも先にも彼女たちしかいなかったと思います(笑)

仲の良さ、素直さ、飾らない性格、、、同性の私から見てもとても魅力的な5人だったのを良く覚えています。

ちなみに五輪前、青森まで取材に行ったのですが、その時、本橋さんに「ネイル可愛いですね~!」と褒められたのも忘れることが出来ません(笑)

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↑トリノのメディアセンター(ここはペン記者さんエリア)

そして、私が唯一行った夏の五輪が2008年の北京大会。

鳥の巣を見ると、今でもあの時の駆けずり回った夏の日々を思い出します(笑)

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↑2008年・北京大会の鳥の巣

ビン・ドゥンドゥンのお土産が人気でなかなか手に入らない、、なんて話題になっていましたが、そもそも北京ではお土産を買うのに一苦労でした。というのも、商品ケースの前で、「これを〇個下さい!」というのにも、次から次へと後ろの方の声にかき消されて(ようは割込み。笑)一切注文できず、、、。店員さんが空いたその瞬間にすぐさまアピールしないと、延々商品は手に入りません。。順番を守る、列を作る、、などの概念はなく、遠慮していては生き残れません。そんな所でした(笑)かなり図太くなっ戻ってきたと思います!

そんな北京で開催される大会とあって、めちゃくちゃ楽しみにしていたわけです!!!

ということで、今日は、今回の北京大会で柴田的盛り上がり競技を2つ、お届けしたいと思います。

まずは、、、、、、【スノーボード・ハーフパイプ!】

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↑トリノ大会かな?ハーフパイプ会場。実際は傾斜がかなり凄いんです!

いやぁ、、どの競技も勿論盛り上がったのですが(笑)泣く泣く2つに絞るとすると、やっぱり1つはこれですかね。

私のスーパースター!ショーン・ホワイト選手!トリノ五輪で初めて金メダルを取った瞬間を目の前で見ていて、その時からもうずっと心をつかまれたままでした。その後、バンクーバー大会、平昌大会でも金メダルを獲得し、X GAMESなど数々の大会でも金メダルを。本当にスーパースターなのです!

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↑トリノ大会でのショーン選手!まだ19歳!

2000年代に入ってすぐに頭角を現し、そこから20年以上に渡って彼の時代が続きました。35歳。まだ行ける、とも思っていました。

その彼をトップの座から引きずり降ろしたのが、、我らが日本の平野歩夢選手だったのです。

平野選手が決勝の舞台の最後の最後で登場し、人類史上最高の構成で全てのトリック・エアを決め、それまで2位だった順位を覆して王者に輝いた時、、真っ先に駆け寄りハグをしたのがショーン選手でした。

【王者継承のハグ】

約四半世紀にわたりトップに君臨してきた王者から、新王者への称賛と任せたぞ!の想い。

ここから、平野選手の新しい時代が(本格的に)始まるんだなぁと。。。

私たちも素晴らしいその瞬間の目撃者になったわけです。この時代を生きていて良かったなぁ、とすら思いました。

平野選手が初めて五輪でメダルを獲得した8年前のソチ大会。メダルを下げてラジオブースにも来てくださいました。同じくメダルを獲得した平岡選手とともに。

普段、なかなか感情を表情に表さない平野選手ですが、テレビ各局のメダリストインタビュー周りでドッと疲れが出たらしく、ラストのラジオ局のインタビューが終わって、初めてホッとした表情を見せてくれたのが印象的で。

ソファーで抜け殻になり、とにかくゆっくりしたい~って言ってたかな。15歳らし感じで(笑)

スノボ競技はイヤホンして競技中に音楽を聴けるのが特徴。スポーツ取材を続けてきた柴田からすると、五輪のあの舞台でイヤホンで音楽聴きながらって、、、すごいなぁと思っちゃいますが(笑)ちゃんと公式ウエアにもイヤホンの線を通す穴が開いていたりするんですよね。

じゃあ、一体どんな曲を聴いていたか、、気になりません!??

そしたらですね、、彼らがポケットに入っていたスマホを取り出し、そこに入っていた音楽のプレイリストをなんとその場で見せてくれました!

そこに入っていたのは、、、

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