あやころ

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どこかであったような気がするよりもっと運命で 好きだと思ったんだ

それから私は月2〜3回のペースで高速バスに乗り、クリープハイプのライブに行き続けた。 本当は保育の仕事から離れたかったけど大学まで通わせてくれた親に申し訳なくて今度は小さな保育園の仕事に就いた。ライブにたくさん行く為に掛け持ちで旅館のバイトもした。 その頃今の旦那となる人に出会う。 新木場STUDIO COASTでチケットを譲ってライブ後ごはんを食べに行った。たぶん一目惚れに近かった。ライブに行く度会っていたのに最初の武道館で寝癖を一緒に聞いて以来音信不通になった。 も

    • 初めて見た時初めて見たと思えたそれだけで 当たり前だけどなんか嬉しかった

      子どもの頃から首都高が好きだった。 どこに行くにも車だったし、父の実家に行く時に必ず見る景色だった。 あの川も緑もビルも私にとってどこかへ連れて行ってくれる景色だった 夜の首都高はキラキラ光って窓に映る私もキラキラしている。だって大好きな彼らに会えたから。 私は高校になって初めて一人で電車に乗ったし、電車の乗り換えすらしたことがなかった。 友達に聞いた"ピンクのバス"土地勘もないのにネットで調べて席を取った。 高校の時、動物関係の仕事に就きたかったけれど先生に「この辺

      • 夜にしがみついて、朝で溶かして

        歌うことも書くことも作ることも好きなはずなのにいつの間にか学校で点数をつけられて比べられて嫌いになっていった気がする。 中でも文章を書くこと、読むことは今でも苦手意識が強い。 でも私には私の言葉しかないからこれで書くしかないんだ。 そんな私が書く理由はクリープハイプが好きだから。ただそれだけ。 小学生の頃モー娘が流行っても私は聴かなかったし興味がなかった。何がいいのかわからなかったから。子どもの頃からそういうところがあった気がする。 何にもハマらずにいた私が出会ったクリープ

      どこかであったような気がするよりもっと運命で 好きだと思ったんだ