フィリピン旅行記🇵🇭SEVENTEENのコンサートを求めて②

よっ!祝フィリピンの2日目です!!無事やって来ましたね〜この日が遠かったです。詳しくは前のnoteをご覧下さい。この日も大変なことは多かったと思います。なんせ向こうのことは何も分からない!なのでブラカン公演のためのレポといったところでしょうか、引き続きよろしくお願いします🌞

起床

遡ること数時間前、前日(もはや当日)の深夜5時に寝ました。もうこの日の19時には今回のフィリピンに来た目的、SEVENTEENのコンサートです!!絶対に遅刻できないのでカーテンを全開にして日光に起こしてもらう作戦でした。作戦は無事成功。9時半くらいには起きれました( ^∀^)

不安と孤独で駆け回るSM MALL OF ASIA

そして公演に向かう前に必ず、私にはやらないといけないことがありました。それはチケットの交換と換金です。なんせ1日目はこっちに着くということだけに精一杯だったのでやることやれてません!準備を整えてすぐSM MALL OF ASIA(以降MOA)に向かいました。MOAに来た理由としてはチケットの交換とシャトルバスの乗車です。チケットに関しては、海外から買っているので家にご丁寧に送られてきたり、コンビニで発券できる訳ではございません。交換は現地のSM系列店でできるとのこと。そして、バスに関してはマニラから公演会場のブラカンは車で1時間半くらいの場所にあります。のこのこフィリピン2日目の人間が行けるようなところではないのでコンサートの運営会社から出ている往復のシャトルバスに乗るのが安全。ということで2つある乗車地のなかチケットの交換もできるMOA発のバスがあったので私はMOAを選択。そんなこんなで私にとってMOAは行かなければいけない必須ポイントでした💫

MOAに到着!ここでコンサートとシャトルバスのチケットを一緒に発券します。日本で事前に準備したチケット引き換えの為の予約証明のコピーを持っていざ、チケット交換!!
ですが、MOAのチケット引き換え所がどこにあるか分かっていません。MOAは大きなショッピングモールなので、引き換え所の場所をインフォメーションのスタッフやそこら辺にいる警備員に一つの道ごとに聞いて回りました(気分は逃走中のミッション)。必死です。英語もよく分からないので大変大変。20分くらいでやっと辿り着いたのかな?行ってみたらそこではチケットの発券だけではなく他にも色々な手続きもやってるカスタマーセンターのような場所でした。なのでかれこれ15分くらい待ったような気がします。でもコピーとパスポートと決済したクレカを見せて無事にチケットは貰えました!!いぇーーい(๑˃̵ᴗ˂̵)その時、時間は確か11時半くらい。シャトルバスの乗車にあと1時間ありました。

次は換金です。換金の手続きは結構大変でしたね。ここでは換金する前に個人情報からホテルの場所などほぼ入国に必要なetravelと同じようなものをそこにある機械でやる必須がありました。何も分からないのでこれはほぼ警備員ニキがやってくれました。(ありがとう)
そしてここでは日本人の親子CARATを見かけました。その時少し会話しましたが、シャトルバスを取ってないらしくめちゃくちゃ不安そうでした。果たしてここで会った親子は無事行けたのでしょうかね、日本に帰ってきた今でもそこそこに心配です。そしてこの換金もまあまあな時間を使いましたが無事終わりました。

いざ!コンサートへ

ということで、もうそろそろバスの時間です。そして次の私の不安はMOAにあるバスターミナルの場所です。まずは近くにいた警備員にバスターミナルの場所を聞き、その次に見かけた警備員にはどのバスがセブチコンサート行きののシャトルバスか聞きました。こんな風に何も分からない状況だったのでなんだかんだでずっと不安と孤独を感じながら緊張していました。無事乗車し12:20頃出て13時半にブラカンに着きました!いぇい😀

着いてから一つ目の試練は会場の勝手分からなすぎる問題です。会場はアリーナ(体育館)とスタジアムがある施設なので、代々木体育館的な一つのエリアに複数の施設があるというイメージです。そしてここではコンサートが行われるスタジアムに行くまではアリーナからの入場、待機が行われるというシステムでした。何がどこにあるのかはマップが出ていたのである程度は事前に知っていました。ですが、まあ初めての場所です。今降り立った場所がどこなのかさっぱり分かりません。なんせこの時にはもう人がわんさか、私はネットを失っていました\(^o^)/
とりあえず人がいる方に歩いてたら、フロアスタンディングの列が見つかりました。開演は19時、スタンディングの列に並ぶのが15時半まで、ということで2時間あるしまあ余裕だろうと思いました。

けど、こっち(海外?)の勝手を知らなかったですね。二つ目の試練です。列に並んだ順にスルスル入る感じではなく少しずつ入れるスタイルでした。前の方の人たちが入ったら一時的に堰き止められる、この繰り返し。入り口に入ってセキュリティチェックをするのも、数十分。そこからフロアの待機列に並ぶまでは更に何時間。本当に長すぎました。こちら30℃、みんな眩しい太陽を浴びながら、ずっと待ってる疲れで靴を脱いで素足になっている人もいました。
そのなか私は1人です。心細い気持ちがまあ凄かったです。そして周りには日中韓のCARATがほとんど居ません。こんな居ないもんなんだって衝撃を受けましたね。私が見た限り、会場では中国人2人、日本人2人、韓国人は見ませんでした。進まない列を待っているとき、中国人2人組が、私のことを頭からつま先から見て服装やらメイクやら持ち物を確認してきました。多分、雰囲気近しく感じたのでしょう。Are you Chinese? と聞いてきました。私はNo Japanese. と答えながらああこの人も不安なんだなあ、めっちゃ分かるーーと心の底から感じましたね。そして仲間も出来ずにそろそろ私のしんどさにもキャパオーバー、無の境地です。あの退屈と不安は言葉にできません。

フィリピンの国民性(?)

さっき話したように、堰き止めスタイルで中々列は動きません。そんな時知らないうちに列が壊れていました。私の後ろの方の列が切れていて、堰き止めが開いた時列とは違う方向から入っていくのを見えた時、辺り一帯でブーイングが起きました。人々の大きな声が👎ポーズとともに響き渡りました。日本ではあり得ない光景、凄まじかったです。でも私は無の境地に来てたので苛立ちとかは特に無かったですね。まず日本だったらこんなことが起きた時は、先頭の人が文句言ってブーイングなんてもんは起きないだろうな〜とか、そもそも日本人は列崩さないよな〜なんてことを呑気に考えてました。そして何回か本来後ろにいた人たちが入ることが繰り返され、その度に大きなブーイングは起こります。怖ーい。これが3回くらい起きて列は崩壊しましたね。あの時の空気、やばかったと思います。
そして、このブーイングのせいで、ある1人の小さな女の子は耳を塞ぎ、過呼吸になってその場でうずくまるという場面を目の当たりにしました。これに心配したフィリピン人、大きな声で警備を呼ぶという若干の矛盾を感じました。海外公演はサバイバルですね。こうしてパワフルな現地の方たちの空気に飲まれていきます。

いざ!待機列へ

そして私は崩壊した列の中やっと次の関門に入れました。次はリストバンドを巻いてもらう列です。この列にはフィリピンのクォンウンビが居ました。私より若い女の子でしたが色気ムンムン、顔がめっちゃウンビに似てました(^_^)v
そんなことは置いといて、この時にはもう15時半頃、かれこれ2時間経ってました。そろそろフロアスタンディングの整列の時間です。フロアDまでは先に行かせてくれるとのことで、丁度私はDだったのでそこに待ってる人たちからすり抜けて先にリストバンドを巻いてもらい、やっと整理番号列に合流できました。実際に列が動いたのは16時すぎくらいですかね。自らのチケッティングで得たせっかくの良い番号で入れないかもという不安が凄かったですが、なんとか間に合いました。

そして、待機のアリーナからコンサート会場のスタジアムまで動き出しました!ゆっくり進み無事、番号順に入れました。暑かったので日傘はマストです。日差しさえ避けれれば風もあって暑さはそこまでストレスではありません。待ち時間は写真を撮ったり、ボーッとしたりしていました。ネットは当たり前に失い続けてますが、私は前日成田空港で11時間退屈な時間を過ごしていたのでその時の私にとって退屈は特別なものではなかったです(^^)むしろベストフレンド(^^)!

私の大失態

この時は比較的精神が安定していましたね。ですが、一気に焦る出来事が起きました!公演まで残すところ1時間半、時刻は17時半です。そろそろケータイ充電しとこーと思った時です。モバイルバッテリーを出して、コードを出してよーし。あれ、私Type Cのコードしか持ってない。私の充電器の穴はUSB A型です。もう本当に最悪の気分でした。何で今まで気づかなかったんだろうと死ぬほど暇だった成田空港の景色を思い出したり、とにかく自分に失望して若干固まりましたね。その時の残りの充電は40% 帰りはシャトルバスを降りてからホテルまでGrabを使おうとしてたので絶対に充電を切らしてはならぬ。それに加えて公演中は動画も撮りたいし、これでは絶対に足りない。周りもモバイルバッテリーで充電している人が多かったので周りの様子を伺いながらも私はとにかく充電はあるからコードを借りようと思いました。
ネットを失っている以上翻訳アプリも使えないのでCode以外の単語は出てきません。ですが何とか伝わりこんな私にも周りの方は優しく、良いよ貸すよ!という感じでした。ですがそんな簡単にことは進みません。みんな絶妙にコードの形が違いました(T_T)ガビーン。そんな時、1番初めに声をかけた男の子が複数充電器持っていたみたいです。私に一つの充電器を貸してくれました。神です。貴重な電池なのにまじでありがたい、そしてそれ以上に申し訳ない。勿論私はサンキューとソーリーしか言えません。なので借りた時だけでなく、返した時もこの二つの単語でしか私の心からの感謝は伝えられませんでした。(不甲斐ない) でもこんな私に彼はYou're welcome. と言ってくれましたね。優しーー😭

そして、もうそろそろで開演時間です。開演前に何時間も流れていたミュージックビデオも近づけば近づくほど大盛り上がりです。ソノゴンや、ウマゲシンといった最近の曲は大合唱。ですが意外にも1番の盛り上がりはRock with youのクプスのシーン。歓声(叫び)が地鳴りのように凄かったです。
そんで私はですね、前日の多くのハプニングとコンサート当日の不安、泣きたい場面も多く堪えてた気持ちが募りに募り、やっとここに辿り着いたか、やっとコンサートが始まるのかという安心感と謎の切なさで涙が止まりませんでした。(私、遂に泣く)
本人たちが登場して泣くとかではなく開演直前のMVを見て泣く、これは相当精神来てましたね〜笑

コンサート開演!

多分15分は遅れてました。まあいいでしょう無事始まりました。私は日本のツアーに行ってたので12月3日の名古屋公演ぶり、久しぶりのFOLLOWです。今回のブラカンで4回目になります。いつも通り良い公演だったといったところでしょうか。特に公演内容に関する改まった感想はありませんが、とりあえず言いたいのはFOLLOWは最高なツアーです!❤️‍🔥

公演中スングァンの体調不良

ですが一つ言うならばこの日、スングァンが途中で体調が悪くなって居なくなってしまったことですかね。凄く悲しかったです。13人のうちクプスとジョンハンは怪我でそもそもブラカン公演参加できず、そこでその日スングァンが離脱して10人になりました。私は箱推しCARATなのでまあ寂しいこと。でも確かに言えるのは開始からスングァンだけでなく割とみんな辛そうでした。歌って踊る方からしたらめちゃくちゃ暑いし、フィリピンの方の盛り上がりは尋常じゃない。韓国や日本といった慣れてる国とは全く違うその熱気も彼らにはプレッシャーになってたかもしれません。(個人的推測)
そして、メインボーカルであるスングァン、本人も分かっていることを承知で改めて言うのもなんですがスングァンパートは大きな穴が開きました。でもSEVENTEEN、彼らは舞台で輝くスターグループです。ドギョムやホシくんが臨機応変に歌ったりしていましたね。そんな映像を見て沸いてるCARATのツイートを、後から見ました。でも私、家のベッドで呑気に映像を見てる訳ではなく流石にフィリピンまで行ってるのでそこまで心広くありません。カバーするメンバーたちは勿論素晴らしかったけどその場に居たらそんな美談にはできねーよとか思ってしまいましたね。(ごめんなさい)

スタンディング

あとはフロアはスタンディングだったのでそれなりにきつかったです。私は柵のポジションをゲットできたので全然良かったですが、段々と押されたり後ろの人が入ってこようとするので自分のポジションを取られてはいけぬ!と思って常に身体と気は張っていました。終わった頃にはもう千鳥足のようでした \(゚´ω`゚)゚。

そして、あの日Xでも話題に上がっていた体調を悪くしたCARATにメンバーが気づいたシーンについて。メンバーたちの為にステージに用意されているペットボトルを警備通してフロアのファンに渡していたシーンが印象的です。あれに対して日本のCARATが暑い日にコンサートするのはやめようよ的なツイートをチラホラ見かけました。現地にいた私からすると公演時間は夜、あの時は普通にめちゃくちゃ涼しかったです。若干肌寒いくらいですね。それに公演前も公演中も警備の方が水を配っていました。だから多分暑さというよりはスタンディングに潰されて体調悪くしたんじゃないかな〜と個人的には思ったりしました。(真相は分かりません)メンバーたちは何回かスタンディングは押さないで後ろに下がってと言ったりもしてました。

いざ!ホテルへ

はい、こんな感じでコンサートも終わり、最後の不安、シャトルバスはどこだ!問題です。行きは何とか乗れましたが帰りもどこか分かりません。着いた時と同じ場所かすらも分からなかったので道行くスタッフに聞いて回りました。ありがたいことにお助けスタッフ的な人は沢山居たので今回もひと道ずつ聞いて、辿り着けました!結構長い道のりで着けるまではずっと不安でした。
無事バスにも乗れて、やっとですね、フィリピンに向かう旅路から私の心で何かしらとずっと付き纏っていた不安、孤独、緊張、絶望などのマイナスな感情が消えました(^∇^)!

そして時刻は22時半、バスは出発です。出発といっても出口渋滞です。全然動きませんでした。30分くらい経ってやっと駐車場から出れました!(遅)ここでもまだ私のネットは繋がりません。そしてブラカンはマニラまで離れているのでここから高速に乗りますが、こちらも混んでました。全然動かないじゃんかって感じです。遅くなることは別に良かったんですけど何が1番辛いかってエアコンです。バスのエアコンめちゃくちゃ寒かったです。行きも帰りもまじでしんどかった……。日本でも観光バスの上にちょこっと着いてるエアコンって向きが調整できたり、閉じれたりしますよね。本当に辛かったので周りの人にも協力してもらって自分の周りはちゃっかり全部閉じました。ですがそれでも寒すぎて寝ようにも寝れません。ただただエアコンで凍え死んでました。なので渋滞してエアコンの風を浴びる時間が長くなることがとにかくストレスでした。
それでも耐えてやっとバスはMOAに着きました!時刻なんと0時55分!行きは1時間ちょいでしたが帰りは2時間半掛かりました。そして、バスから降りてやっと、私はネットを手に入れました。歓喜🥳(流石にバスの途中で繋がってたとは思うけど、ケータイを開いてなかったため)ネットを失ってから約11時間半、異国の地でほぼ半日Googleや X、翻訳アプリなど使えず。でも乗り切れました!私偉い!(褒めて)

ミゲル

ホテルに着いたのは深夜1時半。バス以外ほとんど立っていた私、お疲れすぎますね。でも前日は3時半に到着したのでまあいいでしょう。あとは明日日本に帰るだけ!そんな気持ちでした。そして、久しぶりにネットを手に入れた女です。私の恩人、ミゲルからチェックアウトについて連絡が来ていました。ミゲルは本当に親切です。メールのやり取りは常に英語でしたが、昨晩チェックインで会えた時、ミゲルが私に英語できるの?と聞いて、できないよ!と言った後からミゲルのメールは日本語になりました涙 ミゲルやばすぎ好きすぎる🫶 でもそんなミゲルの真心を感じるのももう最後です。私はミゲルに感謝を伝えないと思いました。心からの感謝をメールに綴って送りました。そしたら私、号泣です。めちゃくちゃ泣きました。大泣きです。ずっとずっとずっとしんどかった、緊張状態で苦しかった、そんな思いも全部解けました。深夜フィリピンのホテルで1人、久々に、こんな泣くかってくらい泣きました。ミゲルの優しさと明るさに救われたし、ミゲルを思い出しながらこのnoteを書いてる今でも涙が出てきます。

ありがとう!ミゲル!

フィリピン2日目 まとめ

この後私は、心とキャリーケースを軽く整理して、フィリピン2日目が無事終わりました。まあまあ大変でしたね。でもなんとかやり遂げました。こんな私ですがお疲れ様と褒めてあげたい、そんな日でした。

そして日中韓のCARATが少なかったことがかなり疲弊した要因でもありました。私は中国語はほとんど聞けませんが、中国語や中国人には親しみがあります。ここでは意思疎通が難しいだけではなく、周りが何を話しているのかが聞こえないことへの不安やストレスもありました。韓国人を初めて見たのは、コンサートを回す役割のスタッフですし、メンバーの話す韓国語は本当に尊かったですね。やっと心が通うような安心感が凄かったです。私の知ってる言語や、私の日常としていつも存在してくれるSEVENTEEN。推しは当たり前じゃない、特別な存在。そんなことは分かっています。ですが
ある意味この日は推しに会える特別な日ではなく、SEVENTEENが私の日常で、支えになってくれたことを改めて強く感じました。

こんなところで今回は終わりましょうか、あとは3日間のまとめでお会いしましょう٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

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