ムーワンのクリスマスデートの行方はいかに?

タイは仏教国ですが、クリスマスは思い切り盛り上がります(笑)。

イルミネーションのド派手さは世界屈指だと思います。

パリのシャンゼリゼ通りが地味で元気なく見えるくらいに(いえいえ、シックで素敵なのですよ?)バンコクの街並みは今、クリスマスイルミネーションが佳境に入りました。この時期のバンコクの美しさは、私をウキウキさせてくれます。

子供が小さかった時のクリスマスは、当たり前ですが、全ては子供のための時間でした。パーティーも飾り付けも全てはちびっこ仕様。


ところがどうです?ムーワンも大きくなっちゃった今や、街の輝きは私の為ね?と思えるほどに、見える世界は大人のクリスマス。


ムーワンも忙しそう(笑)

浮き足立っておるわけですよ。

キャンプにビーチにカウントダウンに、、、と予定ぎっしり。

毎朝、ヘアスタイルはワックスでキメキメです。


辛口姉ちゃんとさっちい母さんからの「モテたきゃ、髪型は最重要」だの

「服装は爽やかであれ」「SNSは女子目線で。」だの

売り出しブランティングと言う名のムーワンへのお節介が過ぎるのですが、

あっさりと「うん、分かったーー!」と言いなりのムーワン。

「うるせ〜〜!!」とは絶対にならないのが、メイドインタイランドです。


オカンの言いなり、姉ちゃんの言いなり、、、なのはムーワンのみならず、タイの男の子を代表する性格の一つだと思うわけです。

あと、スーパーマイペース。これもタイの風土で育つと加速して身につく性格です。


ムーワンの親友は、学校辞めてホームスクールに切り替えてる子も

多く、不登校で悩む日本の親御さんお子さんに見せてあげたくて仕方ない!


学校を辞めたとて、IGもAレベルもSATも個人で取得してしまえるので大学進学に支障がない。さっさと取得して、趣味のスポーツや音楽に打ち込みつつ、留学先も決まっているタイ人のお友達の話を聞くと、システムのおおらかさにはいつも感心します。

あるいは、学年を4つも落っことして学校に入ってくる子もいて、ムーワンのいた中学部に大学生くらいのお兄さんが迫力満点で座ってたりします。

中学部やり直すの4回目とか言ってるらしく、ユルイ!ゆる過ぎるわ!


私がとりわけ良いなあと思うのは、あの子が辞めた、この子が落ちた、あいつは転校、、、、などなどが、一切事件扱いにならないとこ。

ふ〜んってアッサリ変化を受け入れて、でも一緒に遊び続けてるおおらかさ。


話をムーワンのクリスマスに戻すと、、、

前回「hang out」デートに大失敗して以来、それっきりになっていた女の子が食堂で話しかけてきたらしい。「元気?冬休みはどうするの?」って。


「クリスマスに出かけようか?」

って、ムーワンが彼女を誘ったらしい。


はい、これは事件です。


「良いよ、でも貴方が計画してね。」がお返事でした。




しかし!!


「お母さん、僕が計画すんのって、めんどくさいから、やっぱこのデートはキャンセルで良いよね?」


ムーワンがそう言い終わる前に、さっちい母さんからの跳び蹴りが入りました。


ムーワン、改善の余地があり過ぎます。


次回へ続きます。












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